「没後1周年 Remember Dr.中村哲」講演会

支援総額

491,000

目標金額 300,000円

支援者
65人
募集終了日
2020年11月17日

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プロジェクト本文

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ネクストゴール 『目標50万円』 への挑戦‼

 

 

皆さまからの温かいご支援により、
目標金額である

30万円を達成することが出来ました‼

 

心より感謝申し上げます。

 

 

 第1目標の30万円とした今回のプロジェクトですが、ここから11月17日の募集終了までネクストゴールの50万円を目指して、ご支援を募りたいと思います。

 ネクストゴールは、今後も活動を継続して行うことが出来るように、『ペシャワール会・PMSへの活動支援金の増額』、『北海道パレスチナ医療奉仕団の活動費』に充てさせて頂きます。

 

 


引き続き、皆様からの温かい

ご支援ご協力をお待ちしております。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

北海道パレスチナ医療奉仕団

 

 

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。北海道パレスチナ医療奉仕団(HMS4P)です。

医療奉仕団の活動と中村医師の偉業・志を伝え続ける

 

 2019年12月4日、アフガニスタンで凶弾に倒れたペシャワール会の中村哲医師の追悼集会を今年、2020年1月25日に第13次医療子供支援活動帰国後報告会と共に札幌にて行いました。約500名の参加があり、多くの方に関心を寄せていただきました。中村哲医師は2011年5月に札幌で開催した講演会にお招きした際にパレスチナでの「難民支援」活動に関して、大きな関心を抱き、温かい連帯を示してくれました。

 私たちは、難民・貧困問題に取り組む多くの団体と連帯を示し、継続した活動を目指しています。中村医師の意志を決して忘れることなく引き継ぎ、多くの方と共有する場を作っていきたいと考え、一周忌を迎えます12月に「没後1周年 Remember Dr.中村哲」講演会の開催を決めました。

 今回は、現地アフガニスタンで中村医師と一緒に活動を行っていた藤田千代子看護師をお招きし、中村先生やアフガニスタンでの活動についてお話をしていただきます。同時に、パレスチナの現状と共通性についても報告させていただく予定です。

 

 私たちは非営利団体・非政府組織です。メンバーそれぞれに本職があり、完全ボランティアとして活動をしています。また、活動費に関しては、自己負担をすることもあります。私たちの活動は支援者様からの寄付やイベント・講演会で集められる募金で支えられています。しかし、新型コロナウイルスの影響によりイベントの開催の自粛や講演会を積極的に行うことが出来ず、財政はさらに厳しいものとなっています。

 今回、「没後1周年 Remember Dr.中村哲」の準備として登壇者への交通費、会場準備費、ペシャワール会への謝礼金などをクラウドファンディングを通し、皆様に応援していただきながら、一緒に開催していくことが出来たらと思っています。

 

中村医師追悼集会・第13次現地活動報告会の様子(2020年1月25日:札幌)

 

 

 

『ペシャワール会』

 

 中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で1983年10月、福岡で結成され1984年より現地活動を開始。1984年5月中村医師がパキスタンのペシャワール・ミッション病院に赴任し、まともな医療器具のそろわない環境のもとで医療活動を始める。1986年にはパキスタンにおけるアフガニスタン難民への国内診療にも着手し、さらに活動範囲をアフガニスタンまで広げ医療支援を続けている。1998年には恒久的な基地病院として、PMS(ペシャワール会医療サービス)病院をペシャワールに建設。

 2000年には、大干ばつに見舞われた村々で水源確保事業を開始し、井戸の掘削を中心に現地の伝統的な横井戸であるカレーズの修復作業を行い、38か所を再生した。

 2001年10月には「アフガンいのちの基金」を設立し、空爆下において、アフガニスタン国内避難民への緊急食糧配給を実施。2002年2月までに27万人に配給した。その基金をもとに、総合的農村復興事業「緑の大地計画」(※)を開始し、現在に至る。ペシャワール会が支援する現地事業体PMSは医療団体ですが、病気の背景に食糧不足と栄養失調があることから、干ばつにより沙漠化した農地の回復が必要と考え、灌漑水利事業にも力を入れて活動を続けてる。

 

(※)「緑の大地計画」

医療活動と併行し、灌漑用水の確保を拡充し、自給自足の可能な農村を回復することによってアフガニスタンの復興を目指す、長期的かつ大規模な事業。

 

ペシャワール会 公式HPhttp://www.peshawar-pms.com/index.html

 

現地のアフガン人スタッフが井戸を掘り始めた様子(写真提供:PMS)

 

 

奉仕団の活動に大きな影響を与えてくださった『中村哲医師』

 

ペシャワール会現地代表/PMS(平和医療団・日本)総院長 

 

 福岡生まれ。九州大学医学部卒業。日本国内での診療経験ののち、1984年、パキスタン北西部ペシャワールの病院のハンセン病棟に赴任。一方、戦乱に追われたアフガニスタン難民の苦境を知り、1986年にアフガニスタン人の医療チームを設立し、難民診療及びアフガニスタン国内の無医地区での診療活動を開始。診療を行う中、2000年大干ばつに襲われたアフガニスタンで、「もはや病の治療どころではない」と灌漑事業を決意し、土木の勉強を一から始め井戸を掘り始める。「背景にある貧困解決が不可欠だ」と医療支援から干ばつ対策のための用水路事業へと幅を広げる。

 

 

■中村医師は多くの著書を残されています。

『アフガン・緑の大地計画【改訂版】』(PMS (Peace Japan Medical Services)&ペシャワール会)

『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る』(岩波書店)

『アフガニスタンで考える~国際貢献憲法九条~』(岩波書店)

『医者井戸を掘る』(石風社)

『辺境で診る、辺境から見る』(石風社)

                     など他多数。

 

「100の診療所より、一本の用水路を」取水堰を造る中村哲医師 2011年1月22日 (写真提供:PMS)

 

 

『中村医師没後1周年 Remember Dr.中村哲』講演会

 

■日時:2020年12月19日(土)開場13:00 開会13:30
■会場名:札幌エルプラザ 3階ホール
■住所:札幌市北区北8条西3丁目(札幌駅北口)  札幌エルプラザ Tel.011-728-1222

■内容:①中村哲医師とともに活動されていた藤田千代子看護師の講演

    ②「医療奉仕団」によるパレスチナの現状について報告

■資料代:500円(学生無料)

■連絡先:猫塚義夫(団長)Tel.090-8274-3163

 

※当日は、ZOOM併用講演会(無料)として開催いたします。参加希望の方は、下記メールアドレスへご一報ください。追ってZOOM招待メールをお送りいたします。

 

Mail :  hokkaido.palestine@gmail.com

 

 

【登壇者紹介:藤田千代子様】

◇看護師。1999年9月、中村哲医師の赴任先であったパキスタン・ペシャワールのミッション病院へ看護師として赴任。以降一貫して医療を中心に中村医師の現地活動を支え、20年近く現地で活動。1998年4月、日本の寄付でペシャワールに建てられた『PMS基地病院』(総院長は中村医師)では『院長代理』の責務を果たした。ハンセン病やアフガニスタン難民診療、現地スタッフの養成、アフガニスタンやパキスタン山岳地域の診療に携わる。特に、イスラム教圏では数少ない女性医療従事者として、女性患者への看護や女性スタッフの養成などに力を注ぐ。一時的に用水路事業の植樹を手掛ける。

 現地の治安悪化の為、2009年帰国以来、ペシャワール会事務局でPMS支援室長及びPMS総院長補佐として現地活動を支えている。

 

 

 

資金使途詳細

今回、募集する30万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

・講演者への交通費及び宿泊費:50,400円

・ペシャワール会への謝礼金(現地活動支援金):130,000円

・ポストカード制作への謝礼金:50,000円

・会場設備費:30,000円

・クラウドファンディングの手数料:39,600円(集まった金額の12%をREADY FORへ支払います)

 

リターンのポストカードは『From GAZA』

 

 今回、支援いただいた皆様へのリターンとして、オリジナルのポストカードの作成を行っています。デザインは、「世界最大の天井のない監獄」と呼ばれ過酷な状況下にあるパレスチナ・ガザ地区に住んでいるカリマンさんと共同で手掛けています。彼女はガザ地区のイスラミック大学建築工学科を卒業し、現在は自身の店舗を持ち、アクセサリー、バックなどのハンドメイド品の販売やウェブデザイン、ポストカードのデザインなども手掛けています。とても親切で信頼のできる素敵な女性です。

 今回集まった資金の一部を謝礼金としてこの才能ある若者に送り、支援の一つとさせていただきます。現在制作中であるため、リターンの画像は奉仕団の現地活動の様子を(仮)として掲載しております。完成を楽しみにしていてください!きっと素敵なポストカードが皆様のお手元に届くことと思います!!

カリマン・マシャラウィさん(24)

 

カリマンさんの作品

 

講演会開催に向け、支援者様へのメッセージ

北海道パレスチナ医療奉仕団 猫塚義夫団長

中村先生・猫塚先生
左:中村哲医師 右:猫塚義夫団長

 去る2019年12月4日午前8:00頃(現地時間)、中村哲先生は、アフガニスタン東部ジャララバード近郊で武装集団に急襲され、死亡されました。

 36年間にわたる、ペシャワール会支援による中村先生率いる現地事業団体PMSのハンセン病や難民、貧困層の診療活動は、当初の医療活動から「命の水」を求めて1600ケ所の井戸を掘削し、更に灌漑用水路の建設へと活動を展開させました。その結果、戦乱・貧困と干ばつで荒れ果て砂漠と化していた農地に緑が回復し、多くの住民が農村に帰ることができました。

 こうした活動中に受けたのが今回の凶行でした。断じて許すことのできない蛮行です。同じ難民支援を志している私達にとって慙愧に耐えませんでした。

 2011年5月札幌の講演会にお招きした際、結成まもない私たちのパレスチナ難民支援活動について大きな関心を示し「小さな希望でも実現するために力を尽くしなさい」「ケガや病気の背景にある戦争や貧困をなくすることも大切な仕事」と語られました。また「武器ではなく命の水を」「100万発の銃弾より、1本の用水路」の信条は、非武装・非武力を掲げる私達の難民支援活動に大きな力をもたらしてくれました。

 このように人々の平和な暮らしを求めて、アフガニスタンや日本国内で行われてきた中村先生の思想とそれに基づく実践は、これからも多くの人々により引き継がれ、発展させられてゆくものと確信しています。

 今年1月25日に中村哲先生の急逝を悼んで追悼集会を開催し、500名もの参加者にお集まりいただきました。この度、没後1周年を追悼して12月19日(土)に『Remember Dr.中村哲』の集会を開催いたします。当日は、ぺシャワー会から中村哲先生と共に現地で活動した藤田千代子看護師さんが出席し、中村先生を語ります。そして、皆様にはクラウドファインディングを通してもご支援、ご参加を心からお願いする次第です。

猫塚医師 銃創患者回診(ガザ地区)

 

 

北海道パレスチナ医療奉仕団(HMS4P)

 

奉仕団ロゴ

 

 2008年12月のイスラエルによる「ガザ侵攻」により、1400名以上のパレスチナ人が命を落としました。これをきっかけに、2010年7月12日に日本国憲法前文に述べられている「平和的生存権」を活動の理念とし、非営利・任意団体として結成。2011年から現地での医療活動を開始。以降2019年までに13回の現地活動を行ってきました。結成当初は医療支援活動がメインでしたが、2015年からは子ども支援として教育・スポーツ支援と活動の幅を広げてきました。「物より人を」を活動の基本として①医療活動(診療活動・現地医療従事者へ向けてリハビリ勉強会・外傷患者への手術治療)②子ども支援(平和の壁画交流・折り紙アート・絵画・遊戯)③スポーツ支援(バレーボール交流・現地教員へのスポーツ指導)を行っています。

 国内では、現地支援活動の報告会、講演会や、アラブ文化に親しんでもらいパレスチナの現状を伝えることを目的としたアラビアンパーティなどを行ってきました。

また、現地から医師や看護師、薬剤師な、理学療法士、教員を招待し、技術研修も行っています。

 新型コロナウイル感染症の影響により現地での活動が困難な今、国内での活動に力を入れています。

 

公式ホームページhttp://www.hms4p.com/p/blog-page.html

 

 

「世界最大の天井のない監獄」 ガザ地区とは

 

 パレスチナ・ガザ地区は、長さ40㎞、幅8㎞ほどの面積に200万人を超える人々が暮らす、世界でもっとも人口密度の高い場所の一つで、人口の約45%が14歳以下の子供です。

 イスラエルにより13年間完全封鎖され、周囲を壁で囲まれ、上空、海もイスラエルが支配し、食料や医薬品、燃料も慢性的に不足しています。そのため、一日に4時間ほどしか通電がなく、浄水場・下水処理場が機能せず、安全な水の確保が困難です。封鎖では、物流だけでなく人の出入りも制限され、通常ガザ地区の中の人々が外へ出ることは簡単にはできず、経済が麻痺しています。もちろん、疾患により大きな病院での治療が必要になったとしても、外へ出て必要な医療を受けることも容易ではありません。占領下にあるパレスチナの人々は制限される生活を長年強いられ続けています。これは、ガザ地区に住むパレスチナ人だけでなく、ヨルダン川西岸地区に住むパレスチナ人も同じです。軍事攻撃・日々の暴力・財産の搾取・故郷の略奪など数えきれないほど弾圧が現在も行われています。

 

 

下校途中の子供たち(ガザ地区)

 

馬車やロバも現役。人々の生活に欠かせない。(ガザ地区)

 

 

 

東エルサレム・ヨルダン川西岸地区・ガザ地区

で活動を行っています

 

現地活動の様子

 

女性患者さん・子どもの診察では女性看護師が活躍します。

 

 

医療支援
子ども支援 育さん

子ども支援

 

 

スポーツ支援:バレーボール(ガザ地区・国連パレスチナ難民救済事業機関運営の学校にて)

 

 

スポーツ支援:バレーボール指導の様子 細川教諭

 

 

メンバー
ガザ地区:祖国への帰還を求めるデモ(Great March of Return) イスラエル軍が銃で攻撃するのに対し、パレスチナ人は石で抵抗する。

 

 

 

診察風景  左:井上看護師 中央:サリム医師 右:猫塚医師​​​


 私たちは、今回の講演会を通し、中村医師の偉業を忘れず、その意志を受け継ぎ、伝え続けていくことの大切さを示すことが出来たらと思います。同時にパレスチナ難民との連帯を示し、継続的に難民支援活動を幅広く行っていくこと。そして、パレスチナの現状を多くの方に知ってもらうことを願っています。現在、新型コロナウイルスの影響で世界中が困難な状況にあります。これまで届いていた支援が途切れてしまい、さらなる苦境に立たされている人々が多くいます。

 一人でも多くの方が、このクラウトファンディングを通し中村医師について語ると共に、アフガニスタン、そしてパレスチナへ関心を寄せていただけたらと思います。

 

 

 私たちの活動はすべて皆様のご協力・ご支援で成り立っています。皆様と一緒にこのプロジェクトを成立できるよう、全力を尽くして頑張りますので、ご支援よろしくお願い致します!!

 

※コロナウイルスの影響により、プロジェクトもしくはリターンに延期や遅延が発生する可能性がある場合は、ご連絡させていただきます。

 

 

 

 ---------------------------------------------

 

 

 

プロジェクトの終了要項

開催日時   
2020年12月19日

開催場所   
札幌エルプラザ
https://www.sl-plaza.jp/

主催者   
北海道パレスチナ医療奉仕団

イベント内容   
「没後1周年 Remember Dr.中村哲」
2019年12月に凶弾に倒れた中村哲医師の没後一周年を迎えての集会。
現地で、中村先生と共に一緒に活動をしていた看護師さんを招いての講演会と、北海道パレスチナ医療奉仕団による現地・国内活動の報告会の実施。
URLなし

天災等やむを得ない事情によりイベントが開催できなかった場合:返金する

 

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リターン

1,000


もっと、たくさんの人と繋がりたい!

もっと、たくさんの人と繋がりたい!

・講演会の実施報告とサンクスメール
・2019年に行った第13次現地活動の報告集(PDF)

※報告集はデータ(PDF)をメールに添付してお送りいたします。


 このプロジェクトを通して「活動を知ってもらう」を目標に、こちらのリターンンを追加いたしました。一人でも多くの方にご参加いただき、「繋がり」と「支援の輪」を広げていきたいと思っております。よろしくお願い致します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


心のこもったサンクスメール(リターンなし)

心のこもったサンクスメール(リターンなし)

・講演会の実施報告とサンクスメール

※全額活動費に充てさせていただきます。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

1,000


もっと、たくさんの人と繋がりたい!

もっと、たくさんの人と繋がりたい!

・講演会の実施報告とサンクスメール
・2019年に行った第13次現地活動の報告集(PDF)

※報告集はデータ(PDF)をメールに添付してお送りいたします。


 このプロジェクトを通して「活動を知ってもらう」を目標に、こちらのリターンンを追加いたしました。一人でも多くの方にご参加いただき、「繋がり」と「支援の輪」を広げていきたいと思っております。よろしくお願い致します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


心のこもったサンクスメール(リターンなし)

心のこもったサンクスメール(リターンなし)

・講演会の実施報告とサンクスメール

※全額活動費に充てさせていただきます。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 7

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