コロナ禍頑張る学生たち｜どうか夢を諦めないで

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

私の夢は、様々な理由で学校に通えない子供達に勉強を教え、精神面のサポートをすることでした。そして、２０１９年に小児精神科医を目指し、アメリカのワシントン州に渡りました。しかし、留学１年目にしてコロナの影響により、周りにいた多くの学生が様々な理由で学業に取り組むことが困難になりました。アメリカだけでなく、授業のオンライン化やコロナの影響によるリストラから経済的、精神的問題は日本の学生にもあったと思います。しかし、日本とは異なり、文化や学生支援金のシステムなど、アメリカ特有の問題がある事に気づきました。

 

　　　　　　　　　　

 

 

アメリカ学生の特有な問題

 

アメリカは個人がインディペンデンス、独立しているという考得る風潮があります。その影響か、アメリカの学生は大学に入学したと同時に自分で学費を払い出します。奨学金や支援金をもらいながら学校に通う学生、働きながら学校に通う学生や、ローンを組んで学校に通う学生など様々ですが、アメリカは貧富の差が激しい国でもあります。このような理由から、多くのアメリカの学生はお金の支援や働きながらでなければ学費を払うことが難しい状況にあります。

 

 

 

コロナで明らかになった更なる問題

 

コロナの影響で働かざる終えなくなったアメリカの学生たちの多くが、経済的、体力的、精神的な理由で、大学で受ける授業数を減らさなければいけませんでした。しかし、ある一定の授業数を受けていなければ、もしくは一定の成績がなければ、アメリカの学生は学生支援金、奨学金を得ることが出来ません。そんな経済的な問題を抱えながら、勉強、仕事をしている学生がいます。 

 

 

已む無く夢を諦める学生

 

私が留学中に知り合ったクラスメイトは、先生になることが夢でした。彼女の家庭は裕福な方ではなく、学校に通う前から働いていました。大学に入ってからは、働きながら、学生支援金を受け学校に通っていました。ところが、コロナの影響でさらに経済面が厳しくなり、ストレスから授業数を減らすことになりました。その結果、学生支援金を受けることができなくなった彼女はある日突然、「先生になるのはもう無理かもしれないい。このまま、主婦になって行くのかな。」と言いました。 私が住んでいた学生寮にはもう一人学生支援金で働きながら大学に通う学生がいました。彼女はとても優秀な学生であるのにも関わらず、働きながら大学に通ううちに、時間の都合で成績を維持することができなくなりました。その影響で、彼女は援助金をもらうことができなくなり、生活費を払うのも厳しくなり、已む無くその寮を出て行きました。こんなにも頑張る学生たちがどうして夢を諦めなければいけないのかと、悲しい気持ちでいっぱいになりました。どのようにしたら彼らが夢を追い続けられるかと考えたときに、このサイトにたどり着きました。

 

 

ご支援のお願い

 

みなさんからいただいた資金は、アメリカにいる学生たちの学費として寄付させていただこうと考えています。各寄贈先、寄贈金額は、過去に所属していた短期大学、そしてこれから所属する四年生大学とその学生寮の関係者と話し合いの上、生徒と面接をし、その生徒の必要に応じて決定して行く予定です。寄贈先が決まり次第、寄付していただいた皆様にクラウドファンディングのページにてご報告させていただきます。コロナ禍で、将来活躍して行く学生が、夢を追い続けられるように、一日でも安心して勉強ができるように、どうか皆様の優しさで助けて下さい。

 

ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。