障がい者アートを日常に。誰もが活躍する場をつくるアートプロジェクト

 

 

 

アーティストのご家族からのメッセージ

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。「ハートフォーアートプロジェクト」発起人の平野幸司と申します。

 

「ハートフォーアートプロジェクト」では、誰もが感動する色使いや力強さなど感性の豊かなアーティストによって生み出される作品を、日常の中で消費されていくお菓子やジャムなどのパッケージに使うことでアーティストを広く世の中に紹介したいと考えています。

 

まずは、昨年11月に撮影したアート作品の作成の様子を動画でご覧ください。

 

 

いかがでしょうか？
 

この動画をご覧いただいてわかる通り、 この作品は様々な障がいを持ったアーティストが自分たちの得意なアートでお客様も、 みんなが思わず笑顔になってしまう作品なのです。

 

「ハートフォーアートプロジェクト」のロゴマークは、「凸凹があってもいいじゃない」をテーマに作成しています。

 

 

きっかけは岡山県備前県民局と取り組んだKIBI-LAB事業

 

なぜ、このようなプロジェクトをしようと思ったのか？まずはそこからお話ししたいと思います。

 

私、平野幸司が代表を務める、果実工房ではこれまで「農業の活性化・産業化」に取り組む中で
収穫後に行き場のない未利用資源の活用など「フードロス」に取り組んで参りました。
そんな中、2019年に行政との協働事業で障がい者アートを商品パッケージに活用する取り組みを通じ
障がい者アートの魅力と可能性を感じたことがきっかけです。

 

 

10か月に及ぶ取り組みの中で彼らアーティストのとんでもない能力を垣間見ることができ、その作品を単なるパッケージに乗せるだけではなく、商品を活かすためのデザインにしていきたいと思いました。

 

「障がい」はある日突然自分の身や家族に降りかかることもあるのです。

脳梗塞や交通事故、ALSもそうです。

 

もし家族がそのような事故になった場合に私はどのようにサポートしていけばいいのだろうか。

その問いの答えを考える中で「アート」によって社会と結びつくことを考えたのです。

2018年に東京でALSに悩む方とお会いする機会がありました。

 

彼は「ありがとうという言葉を使うことはあってもありがとうと言われることが無くなったことがとても悲しい」とおっしゃいました。

「ありがとう」という言葉は社会の中での繋がりを意味するものであり社会で役立っているという確認にもなるのでしょう。

彼はその言葉が欲しくて欲しくてたまらないけれど体が動かないがために実現できないとお話されていました。

 

 

「ハートフォープロジェクト」では指先1本でも、唇だけでも「線」や「点」が描ければ私たちが商品の中でうまく生かすことができます。

そうして生まれたチョコレートやゼリーがたくさんの子供さんたちに手に取ってもらい、おいしく食べてもらうことが出来ればきっと生きがいにつながるのだと信じています。

 

 

初回の商品制作に関しては2020年岡山SDGsアワードを受賞された「ありがとうファーム」さんの全面協力のもとで進めています。

 

商品パッケージの裏にはアーティストの紹介の中にどのような障がいをもっているのかが書かれています。

なぜそこまでの情報を？と私も確認したのですがその際に帰ってきた言葉が

「私たちと同じような障がいをもって悩んでいる全国の仲間たちに勇気を与えたいのです」

 

自分の経歴を伝えることで「私でも頑張れる」「私にもチャンスがある」ということと伝えたい。

その言葉に感動しましたし、彼らの本気度を感じたのは言うまでもありません。

アーティストのご家族からもたくさんの感謝の言葉を頂くことができました。

大切に育ててきた子供たちが一生懸命に制作した「作品」をたくさんの人に見ていただき、手に取っていただき、そして楽しんでいただけるお菓子のパッケージに大きな夢を感じてくださっています。

 

それでもスーパーさんで販売するのであればお客様の手に取っていただけなければなりません。私たちは障がい者が書いたパッケージとしてよりも、アーティストの作品として販売していきます。

そのためには、1,000品もあるお菓子売り場の中で目立つ、選ばれるデザインに仕上げていく必要があります。

社内デザイナーと毎日毎晩、休日もディスカッションを重ねながら、アートの良さを生かすデザインを考えています。

1,000品もある商品の中で生き残るためにはまだまだ勉強が必要ですが、私たちの商品に夢を見てくださっている多くの方たちのためにも、歩みを止めるつもりはありません。

 

 

今回は「株式会社ありがとうファーム」所属のアーティストさんの絵を起用し商品パッケージへと落とし込みました。質・内容・デザインまでこだわった、とっておきの品々です。

素敵なアート達が皆さまの日常を彩ります。

 

 

 

アートは心で感じるものであり生み出す側と受け取る側の心次第でいかようにも見ることができます。
アートは世界共通の言葉でありそこには説明はいりません。

そんなアートにより社会との繋がりを生み出すことができる「商品パッケージ」はこれからの社会に「あったらいいな」という新たな取り組みの一つになると信じています。

 
この商品開発を皮切りに、世界中の障がいを持った子供や高齢者などからアートだけではなく「文字（フォント）」を集め、様々な用途で手軽に活用できる「プラットフォーム」を開発します。

多くの人が手軽にアート作品に触れられ、使用できる環境を整備することでより多くの障がい者、高齢者に生きる喜び、社会にかかわる幸せを提供します。

 

夢で終わらせないためにも何卒ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ハートフォープロジェクトでは一人でも多くのアーティストに参加していただけるように多くの商品やシステムを開発しています。

そのために必要な印刷物の版代や資材代にあてさせていただきます。

●１品あたり

版代：１０万円

型代：５万円

印刷費用（小ロットで作成するため）：３０万円 

 

プロジェクトメンバー

1）どこで販売されていますか？

岡山県内のスーパーさんを皮切りに現在徐々に全国で販売できるよう、パートナーたちと営業活動を進めているところです。

お取り扱い店舗はこちら

 

2）障がい者への支払いはどのようになっているのですか？

障がい者就労支援施設へ売上に応じてお支払いします。採用されたアーティスト、頑張ったけど採用されなかったアーティストさんにちゃんと配分していただけるようコミュニケーションを図っています。

 

3）どのようにすればアートを採用していただけますか？

徐々に全国の施設に案内を広げてまいります。

また、Heart for Art のHPよりアート募集フォームを設けており、募集内容は随時更新いたします。

以下のフォームより募集しております。

アート募集フォーム

 

4）商品のお値段はいくらですか。

日常のお買い物でお買い求めいただけやすいように120円～用意しております。

 

5）ECサイトで買い物はできますか？

楽天市場より、Heart for Art商品を取扱いしております。

Heart for Art -ハートフォーアート- オンラインストア 

 

 

【プロジェクト終了要項】

●運営期間    
2021年9月8日～2021年11月30日

2021年10月4日追記：運営期間が2021年9月22日～2021年11月20日に変更になりました。

●運営場所    
岡山県岡山市南区古新田1153-6 株式会社果実工房

●運営主体    
株式会社果実工房 代表取締役社長 平野幸司

●運営内容詳細    
果実工房の商品の提供を行う/実行者が商品を購入する
障害のあるアーティストさんの絵を起用し、果実工房の商品パッケージ開発や、多くの商品を開発しています。