FIP (猫伝染性腹膜炎) 治療継続のため、力をお貸しください!

FIP (猫伝染性腹膜炎) 治療継続のため、力をお貸しください!

支援総額

773,000

目標金額 700,000円

支援者
123人
募集終了日
2020年12月17日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

おかげさまで目標を達成させていただけました!

 

皆様の温かな応援のおかげで、プロジェクトの目標を達成させて頂けました。

 

心から感謝しております!

 

今までのように、保護猫活動を自分で出来る範囲で行っていましたら、こうして皆様の温かい気持ちに触れる機会を持つことは出来なかったと思います。

 

コロナ禍の中、他の保護猫もいる中、さんざん迷いがありながら助けを求めさせていただきましたが、本当に大きな機会だったと心から感謝しています。

 

 

目標達成のお礼、そしてネクストゴールにつきまして

 

おかげさまで目標金額700,000円を達成いたしました。

 

心から感謝申し上げます。

 

プロジェクト終了までの残り24時間、恐縮ながら順調に回復中のユキミくんの体重増加に伴うお薬増量の費用にさせていただければと、NEXTゴールを850,000円に設定させていただきました。

 

投薬開始時の体重3.58kgから、本日投薬58日目(12月15日)で5.16kg・・・一日あたりのお薬代を12,000円と計算しプロジェクトを開始させていただいたのですが、もうすぐ一日分が18,000円に届きそうな勢いです。

 

これまで徐々に増えてきたお薬増加分を除き、明日から残り26日間の増加分だけでも4,000円×26日間=156,000円となります。

 

重ね重ね勝手なお願いですが、ご協力いただけましたら幸いです。

 

回復の目安となる体重増加が、絵に描いたように右肩上がりで順調なのは、皆様の温かい祈りのおかげです。

 

皆様のコメントから、私達やユキミもたくさんのパワーをいただいている証拠だと思います。

 

プロジェクト終了まで残り24時間、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

自己紹介

 

はじめまして。

 

私は奈良県五條市で「もへのプロジェクト」という名前で野良猫の保護・譲渡活動をしています前岡智子と申します。

この度の、新型コロナウイルス感染症に罹患された方および関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

コロナ禍による皆様の生活も大変な時期に、わがままなお願いだということは重々承知しているのですが、それでも猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症した保護猫ユキミの治療を最後まで続けたいために、どうかご協力をお願いいたします。

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

保護猫のユキミは、2019年の春に生まれて間もないところを、母猫と仔猫4匹を同時に保護をした中の1匹です。

 

 

いつも私の頬に顔を擦り付けたり、膝に乗ってくる人懐っこい性格の男の子で、何度も里親さんへ譲渡直前までお話しが進んだこともありました。

 

 

 

同時に保護をした他の仔猫たちはみな良い里親さんに恵まれたのですが、そんな話しが持ち上がるとユキミは体調を崩し、今に至るまでお話しがまとまることはありませんでした。

 

お腹が空いたりさみしくなると「ナァーー!!」と大きな声で催促する元気な子だったのですが、2020年9月半ば辺りから元気がなくなり食欲もなくなってきたのです。

 

その体調悪化のスピードがとても早く、かかりつけの獣医さんにすぐ連れていきました。

 

 

エコーやレントゲン、血液検査などの結果

 

(FIP)猫伝染性腹膜炎の疑いがありますので、検体を検査に出してみます。」

 

と言われました。

 

私は、FIPがすぐにでも亡くなる可能性が十分ある病気だと知っていましたので、なんとも言えない悲痛な感覚が襲ってきました。

 

そしてこの日から、一日置きのステロイド注射と点滴が始まりました。

 

 

 

 

 

一週間後の9月30日、FIP陽性という検査結果の書類をいただき、わかってはいたものの「どうしようもありません」をダメ押しをされた気持ちになりました。

 

 

※FIP(猫伝染性腹膜炎)という病気の治療法はまだ確立されておらず、一度発症してしまうとほぼ回復の見込みのない死を待つだけの病気です。

 

 

新薬について

 

一日置きにステロイドの注射と点滴を半月ほど続けていましたが、ユキミは日に日に弱っていきました。

 

4kg以上はあったはずの体重も、10月12日に測ると3.85kgまで減少していました。

(それから10月18日までの6日間で、3.58kgまで急激に減りました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだんと目の力もなくなり、座る体力もなくなったユキミを見ているのはつらく、何かいい方法がないか毎日ネットで調べていると、海外で開発されたFIP治療薬が気になりました。

 

調べていくと次のことがわかりました。

 

・FIPの新薬は日本では動物用医薬品として未承認。
・投薬治療を試ている動物病院が現在8ヶ所存在する。
・体重と症状で適切な容量を、84日間連続投与が必要。
・FIPを発症した猫すべてに有効に作用するかはわからない。
・副作用もまだわからないところがある。
・薬の価格が高額。
・発症した猫にすべて有効とは言えない。
・現状は、この新薬がFIP回復の唯一の希望となっている。 
 
 

治療費での迷い

 

必死になって調べて、治療にはいくら必要なのか計算をしてみると、希望が見えた喜びと、ものすごくお金が必要になる……という諦めにも似た気持ちが同時にやって来ました。

 

個人輸入で取り寄せると仮定すると、100mgが2,400円(為替レートで変動)と書いてありましたので、体重1kgにつき100mgという必要最低限の量で計算をしてみたのです。

 

ユキミは約4kgありますので、1日に400mgとして
1日分2,400円×400mg=9,600円

 

それが84日間で
9,600円×84日分=806,400円
の薬代です。

 

とても高いです。

 

今すぐに用意できるような金額ではないことに、ため息をつくしかありませんでした。

 

(実際は、まとめて購入する資金がないため現在1週間分ずつ100mg3,000円で購入していますので、100万円を超えてしまいます。)

 

状態や症状によって容量も変わり、体重の増加が回復の目安になるとのことで、回復していけば薬もまた増量されていきます。

 

 

治療費は半年分の保護猫活動費

 

回復する方法があるなら、ユキミが楽になるなら何でもしてあげたい……。

 

でもこの治療費の合計約100万円は、約半年分の保護猫活動費にもなります。

 

私は、飼い猫よりも寿命が極端に短く、虐待や殺処分される不幸な野良猫が減る助けに少しでもなればと、常時30~40匹の保護猫の世話・譲渡活動をしています。

 

ごはんやトイレ砂などの諸経費だけでもひと月最低10万円以上はかかり、それ以上に大きな出費となるのこともあるのが医療費です。

 

まったく医療費がかからない月はありません。

 

避妊去勢・ウイルス検査費用だけでなく喘息の子や保護をしたときに病気を患っている子など医療費を合わせると、医療費だけで月に10万円を超えることもあります。

 

保護猫活動費の8割ほどは、自分の蓄えを崩しながら仕事による収入を充てて何とか継続してきましたが、コロナウイルスの影響により一気に運営が厳しくなってきました。

 

命はお金には変えられないということと、保護猫たち全員の命を預かっているということを考えると、ユキミの治療費を無理に捻出することで他の子の生活を脅かすことにもなりかねないと、とても悩みました。

 

そして、猫の世話などを協力してくれている方にも相談してみました。すると

 

「発症したら、悩んでるうちに亡くなるぐらい進行が早いのがFIPだから、協力病院で診察だけでもしていただいたらどう? 考えるのはそれからでも。」

 

と言ってもらえたのもあり、一番近いところで車で1時間半ほどのところに協力病院がありましたので、受診してみることにしたのです。

 

 

新薬で治療をされている協力病院へ

 

検査結果など必要な書類を持参し、足りないものはかかりつけの獣医さんに無理をお願いして協力病院の方へファックスで送っていただき、10月18日に向かいました。

 

○診断結果
 ・FIPのウェットタイプ
 ・状態は 初期から中期
 ・投薬の始めると、良い結果につながる可能性が高い状態
 

先生から、ユキミの現状と新薬の投与をした場合回復する可能性が高いと聞き、治療費の迷いよりも「回復する見込みがある」という希望が持てたことで嬉しくなり、投薬治療することをその場で決めてしまいました。

 

かかりつけの病院の先生に、新薬について相談した時も

 

「ユキミくんはウェットタイプのFIPですが、これまでの例ではドライタイプよりもウェットタイプの方が、新薬の効果が現れやすい傾向にあるみたいですね。」

との言葉も思い出して、余計に決断を後押しされました。

 

と、決めたのはいいのですが、まとめて薬を購入するお金もなく、その日は1週間分だけ薬をいただいて帰宅しました。

 

個人輸入で購入するよりも高くなりますが、1週間分という少ない買い方が出来るのはありがたいことでした。

 

 

 

下の領収書は、投薬2週間目分のお薬を郵送で送っていただいたものです。

 

 

 

治療費についてのお願い

 

保護猫といえど我が子ですので、病気の治療費は本来すべて自己資金で賄うのが当然のことだと思います。

 

しかしながら、今年に入ってからコロナウイルスの影響で、私自身の収入も、これまで保護猫活動を支援していただいていた方々からの力添えも激減してしまいました。

 

そんな状況でも投薬を始めようと決め、お金に変わるものは変えながら周りの方にも助けを求めました。すると

 

「他の保護猫が同じようになったらどうするの?」

 

「他の保護猫の世話代や医療費でも大変なのに、大丈夫なの?」

 

などご指摘を受け、確かにその通りなことは自分でも痛いほど感じています。

 

ですが、ユキミも他の保護猫たちも、里親さんを見つけてあげるまでは私の家族ですので、助かる見込みのある方法が存在するなら、出来るところまでしてあげたいのです。

 

 

必要な治療費

 

・レントゲン・血液検査・超音波検査 30,140円(済)
・協力病院での診察代・一週間分薬処方代 96,800円(済)
・二週間目薬処方代(一週間分)     95,975円(済)
・残りの薬処方代(12,000円×70日分)  840,000円(進行中)
・投薬中、終了後検査代(3回分) 約30,000円(予定)

合計 1,092,915円

 

本来、残りのお薬も個人輸入にて購入すると100mgあたり2,400円と安くなるのですが、今のところまとまった金額を用意できないために1週間分ずつ病院の方で処方していただいています。

 

上記の「必要な治療費」の薬代は、現在の処方費用(100mg : 3,000円)で計算されています。

 

 

クラウドファンディング資金の使い道

 

皆様からいただきましたご支援は、手数料等を差し引いた金額すべてをユキミの治療費に充てさせていただきます。(早期入金オプションの利用は、時間的な余裕がないためにお許し下さい。)

 

現在、身の回りのものなどを売るなどで必死で資金をかき集め、知人の方々からクレジットカードの枠をお貸しいただけることにもなったこともあり、どうにか50万円は都合がつくことになりました。

 

そして、どうしても捻出できない金額を、皆様のお力で助けていただければと、図々しいお願いですが、どうかご支援ご協力をお願いいたします。

 

○目標金額700,000円の使い道

 

 ・治療費へ      569,100円
 ・早期入金オプション(達成金額×5%+税)38,500円
 ・手数料(達成金額×12%+税) 92,400円

合計 700,000円

 

 

今後の予定

 

2020年

10月19日 投薬開始

11月中旬 投薬1ヶ月目の血液検査

12月中旬 投薬2ヶ月目の血液検査

1月10日 投薬終了

終了後、血液検査

後、経過観察

 

 

リターンの送付について

クラウドファンディング終了後にオリジナルグッズの発注を行いますので、その時の発注先在庫状況や発注予定商品の取り扱いを中止などの理由により、色の変更、またはやむを得ず他グッズ(同等の商品)に差し替えさせていただくこと、ご了承いただけましたら幸いです。

 

・パステルマスク

 写真にありますように、黒色に白のロゴ入りを予定しています。

 

・トートバッグ

  素材:綿100% 12oz キャンバス
 サイズ:横幅42cm×高さ32cm
 (横42cm 縦32cm マチ14cm 持ち手30cm ショルダー95cm 容量12L)

 

・Tシャツ

 色:白

 素材:綿100%

 サイズ:S~XXXL

 

こちらのURL https://moheno.thebase.in/ の該当グッズをご覧いただければ、さらにイメージを掴んでいただけるかと思います。

 

※メッセージカード、パステルマスク、Tシャツ・トートバッグの送付につきましては、コロナウイルスの影響により、発送に延期や遅延が発生する可能性がありますのでご了承下さい。

 

※クラウドファンディング終了後に発注いたしますので、お届けは2021年2月以降になります。

 

 

 

最後に

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

コロナ禍で皆様の生活も大変になっている時に、私が保護をしている猫の治療費のご支援をお願いするのはとても心苦しいのですが、私自身の力だけではどうにもならなくなり、ご協力を募らせていただくことにしました。

 

FIPを発症したユキミに最後まで投薬を続けてあげたいために、そして他の保護猫たちの世話と譲渡活動も継続していきたいために、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 


今回、FIP(猫伝染性腹膜炎)について調べた情報をまとめたものを、「もへのプロジェクト」公式サイトに掲載してあります。

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)のまとめ
https://moheno.net/sick/fip/

 

初期症状からタイプ別分類、対症療法から新薬の情報・入手方法までまとめてありますので、同じ病気でお悩みの方がおられましたら参考にしていただければ幸いです。


 

クラウドファンディングでご支援いただいた後も、ユキミの経過と他の保護猫活動も発信していますので、あたたかく見守っていただければ嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします。

 

「もへのプロジェクト」
ホームページ https://moheno.net/
インスタグラム https://www.instagram.com/moheno_project/
グッズ販売 https://moheno.thebase.in/

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

治療・手術対象    
ユキミ(猫、雑種、1歳4ヶ月、オス)

 

治療・手術内容    
FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し、国内未承認の新薬を投与中

 

治療・手術完了予定日    
2021年1月10日

 

治療中に万が一、ユキミにもしものことがあった場合でも、皆様からのご支援を返金致しかねます事をご了承いただきたく存じます。


その場合は、これまでユキミの治療費として用立ててきたお金の返済、そして保護当初から病気治療のための保護猫達の医療費に充てさせていただきます。


(現在もホームページに投稿している子のように、腎臓疾患、や喘息、アレルギーなどによって中々里親さんが見つからず継続的な医療費が必要となっております。)

 

 

プロジェクトページ表記における法令遵守の観点から、「薬品名」「薬が獣医による診療の中で処方される場合、事実と異なる購入等の表記」を削除、修正させていただきました。
2021年3月9日 READYFOR事務局
 

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プロフィール

奈良県五條市で、野良猫の保護・譲渡活動をしています「もへのプロジェクト」の前岡智子です。常時30~40匹の保護猫の世話をしながら、里親探しをしています。 彼らが幸せに生きていくための道を作ることに、右往左往しながら活動しています。

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リターン

1,000


ユキミくんがんばれ!

ユキミくんがんばれ!

・心からの感謝のメール
・ユキミの写真をメールに3枚添付

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


がんばれユキミ!

がんばれユキミ!

・心からの感謝のメール
・ユキミの写真を3枚添付
・ユキミの動画3つ(iphoneで撮影した動画)
 (※写真と動画は、メールに添付して送信いたします。)

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


パステルマスクで応援ユキミくん!

パステルマスクで応援ユキミくん!

【もへのプロジェクト販売グッズから】
・ユキミの写真入りメッセージカード1枚
・パステルマスク3枚

 ※リターン詳細は、本文中「リターン送付について」を御覧ください。

支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


オリジナルトートバッグで応援ユキミくん!

オリジナルトートバッグで応援ユキミくん!

【もへのプロジェクト販売グッズから】
・ユキミの写真入りメッセージカード1枚
・オジリナルロゴ入りトートバッグ1つ

 ※リターン詳細は、本文中「リターン送付について」を御覧ください。

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

30,000


Tシャツとトートバッグで応援ユキミくん!

Tシャツとトートバッグで応援ユキミくん!

【もへのプロジェクト販売グッズから】
・ユキミの写真入りメッセージカード1枚
・オリジナルキャラクターロゴ入りTシャツ1枚(白)
・トートバッグ1つ

 ※リターン詳細は、本文中「リターン送付について」を御覧ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

50,000


全部まとめて応援ユキミくん!

全部まとめて応援ユキミくん!

【もへのプロジェクト販売グッズから】
・ユキミの写真入りメッセージカード1枚
・パステルマスク3枚
・オリジナルキャラクターロゴ入りTシャツ1枚(白)
・トートバッグ1つ

 ※リターン詳細は、本文中「リターン送付について」を御覧ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

プロフィール

奈良県五條市で、野良猫の保護・譲渡活動をしています「もへのプロジェクト」の前岡智子です。常時30~40匹の保護猫の世話をしながら、里親探しをしています。 彼らが幸せに生きていくための道を作ることに、右往左往しながら活動しています。

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