【第2弾始動】3.11で被災した宮城県の海浜植物を再生させたい!

【第2弾始動】3.11で被災した宮城県の海浜植物を再生させたい!

支援総額

152,000

目標金額 150,000円

支援者
30人
募集終了日
2015年8月3日

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プロジェクト本文

津波被害を受けた宮城県閖上地区の海岸の植生回復に向け、現地産の苗を、育成から手伝ってくれた地元北海道の子どもたちとこの夏、植えに行きたい!


はじめまして、鈴木玲です。札幌で自然植生の復元などの技術者として働きながら、地元で環境保全や防災等の意識向上に向け、地域の親子と自然体験を行なう「手稲さと川探検隊」の代表をしています。東日本大震災後、「復興に向けた手助けを!」と現地へ足を運んだことを機に、津波ですべてが流された海岸に海浜植物を植え、その再生を図るプロジェクトを立ち上げました。

これまで、3年間に渡り、現地とさまざまな取り組みを行うなかで、以前もREADYFORでプロジェクトを立ち上げ、みなさまからの応援で実施をすることができ、「北の里浜 花のかけはしネットワーク」を立ち上げることができました。今回は、この取り組みをさらに発展させようというものです。

 

しかし、生徒とともに現地に行く費用の一部が不足しています。そこで、みなさまのお力をお借りできないでしょうか?

 

(2014年9月 仙台海岸で岡田新浜町内会の方々らと植栽)

 

 

沿岸沿いに住む方々は、海岸の自然とともに暮らし、それらを大切に想い、失われたその海浜にまた、元の自然が戻ることを望んでいます。


震災から1年程して被災地を訪れた際、現地で復興を目指す「わたりグリーンベルトプロジェクト」の松島さん加藤さん、「荒浜再生を願う会」の貴田さん、「三陸ひとつなぎ自然学校」の伊藤さんや宝来館の岩崎女将、「海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト」「名取ハマボウフウの会」など多くの方々と出会い、彼らが抱える深い悲しみと、それにも勝る剛さを感じました。

 

(防災工事で多くの生息地が失われました)

 

そこで、彼らとともに復興に向け力になりたいと、まずは、私がもっている知識と経験を活かし、津波によって流されてしまった海浜植物のタネを集めてレスキューし、苗を皆で育てて海辺の植生を復活させようと考えました。現地では、その土地の植物の遺伝子攪乱の危険を避けるため、東北学院大学の平吹喜彦教授や現地の団体の方々の協力も得て、2013年秋には、現地数ヶ所で自生するハマヒルガオやその他の海浜植物から多くのタネを取ることに成功しました。

 

そしてこのタネは北海道の市民団体が、石狩市海浜植物保護センターや雪印種苗株式会社の協力を得て育苗しています。そして2014年秋、2015年春と育った苗を仙台海岸へ持って行き、北海道からのメンバーと現地の町内会などの方々とともに植え、交流しました。

 

(海岸沿いに咲くハマヒルガオ)

 

 

昨年春から地元の中学生らとタネ播きをして、1年間被災地の人々を想いながらともに大切に苗を育てています。


この大切に育てた苗400株を、苗の育成に携わってくれた中学校の生徒とともに、この夏、被災地宮城県名取市閖上地区に植えにいきたいと考えています。本来であれば、関わってくれた生徒のみなさんと行きたいのですが、今回は予算の関係もあり、代表者4名と引率の先生の5名と向かうことになります。

あの震災で、いまもなお津波被害の爪痕が残る海浜を、もう一度たくさんのハマボウフウなどの海浜植物が覆い尽くし、現地の人々に希望の笑顔を届けたいと、想いを一つに大切に世話してきました。種蒔きの段階から苗を育てるまでの活動は、被災地の海浜植生のみならず、子どもたちへの大切な環境教育であり、またそのことが継続的な防災教育へと繋がり、いつ起こるか予測不能な災害への備えとなると思います。

 

(2014年5月 石狩中学校の2年生の皆さんが想いを込めてタネ播き)

 

 

まだまだ復興途上の海浜で、1日でも早く、海浜植物が力強く咲き誇る日を私たちは実現させたいと思います!

 

震災直後、すべてが流された海岸で、ハマヒルガオがひっそりと、しかし力強く咲いている姿に大きな勇気をもらいました。あの日生き残った植物たちを守り、被災地の復興への希望の光を絶やさないようにしていきたいと思います。東北と北海道のネットワークで育てた苗を、戻せるところから植えていき、だんだんと蜂やバッタそして蜘蛛などの虫も少しづつ殖え、元の生態系を回復させ、その恵みを受けていた文化も残していけると思います。まだまだ、長い戦いになると思いますが、現地のみなさんと一緒に一歩ずつ着実に歩んで行きたいと思います。

 

想いを共有して下さるみなさま、ご支援どうぞよろしくお願いします!

 

(2014年8月 東北の人も招いて一緒に苗のポット上げ)

 

 

★引換券のご紹介★


1)サンクスカード


2)進捗レポート
プロジェクトの進捗状況を4回/年程度発行するレポートをお届けします。


3)木製アクセサリー
蘇る海浜植生をイメージしたアクセサリーです。


4)現地宿泊券
釜石根浜海岸の宝来館(http://houraikan.jp/)に1泊できる宿泊券です。

 

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プロフィール

1964年北海道出身。植生復元等の技術者として会社勤務の傍ら、2004年から地域の親子と自然体験活動を行なう「手稲さと川探検隊」を始め、川に

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リターン

3,000


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1)サンクスカード

支援者
22人
在庫数
制限なし

10,000


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1)サンクスカード

2)進捗レポート
プロジェクトの進捗状況を4回/年程度発行するレポートをお届けします。

3)木製アクセサリー
蘇る海浜植生をイメージしたアクセサリーです。

支援者
8人
在庫数
制限なし

30,000


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1)サンクスカード

2)進捗レポート
プロジェクトの進捗状況を4回/年程度発行するレポートをお届けします。

3)木製アクセサリー
蘇る海浜植生をイメージしたアクセサリーです。

4)現地宿泊券
釜石根浜海岸の宝来館に1泊できる宿泊券です。

支援者
0人
在庫数
制限なし

プロフィール

1964年北海道出身。植生復元等の技術者として会社勤務の傍ら、2004年から地域の親子と自然体験活動を行なう「手稲さと川探検隊」を始め、川に

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