【絶望するな。元気でいこう！】中野紘志、世界への夢を追いかけて。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

達成御礼とネクストゴール！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

この度、皆さまから多くのご支援を賜り、第一目標を達成することが出来ました！

これまでご支援していただいた皆さま、本当にありがとうございます。

皆さまからの「本気の応援」に、毎日本当に勇気づけられています。

改めて、御礼申し上げます。

 

そしてこの度『4,000,000円』を次の目標として、1月31日まで挑戦していきたいと思います。

第一目標の金額は、

世界選手権渡航費や日々の活動費の一部に充てさせていただくこと(活動始動)を目的に設定しました。

ネクストゴールの金額は、

世界選手権優勝に向けてさらなる活動の充実を図ると同時に、

プロジェクト発足から無償で協力して頂いていてるプロジェクトメンバーへの負担軽減にも使用したいと考えています。

 

緊急事態宣言が発令され、さらに困難な世の中になっていますが、

それでも私は思います。

『絶望するな。元気で行こう！』と。

 

引き続きどうかご支援よろしくお願いいたします！

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

はじめまして！中野紘志です。ページをご覧いただき、ありがとうございます！

 

 

 

 

私は『コースタル』というボート競技の新種目で、

2021年世界選手権優勝を目指しています。

 

現在、2021年ポルトガルで開催予定の世界選手権優勝に向けて、活動をしています。

『コースタル』は2028年ロス五輪での採用が有望視されているボート競技新種目です。

 

私は大学からボート競技を始めました。

ボートを始めて10年後、

会社を辞め、無職で挑んだリオ五輪国内選考とアジア予選に勝つことができ、

小学校からの夢だった「オリンピック選手になる」を、

幸いにも叶えることができました。

 

 

　報われない時間や想い　

 

「大学から始めた競技で、オリンピック出場」と聞こえはいいですが、

それまではとにかく「努力が報われる」という経験とは疎遠でした。

 

むしろ、「努力は必ず報われる」という言葉が大嫌いな少年でした。

 

3歳から小学校卒業まで水泳に打ち込みましたが、

どれだけ泳いでも頑張っても、到底誰かに勝つことはできませんでした。

小学生の時に「オリンピックに出たい」と、1998年長野五輪を見て抱いた夢が、

今後水泳選手として叶うことはないという事実は、小学生でもわかる現実でした。

勝つことを目指して必死に泳いだ結果「努力賞」という賞を最後に頂いた時に、

「一番報われなかった人間の賞だ」と悔しく泣いたことを今でも覚えています。

 

水泳を辞め、中学からは大好きだったサッカーに打ち込みましたが、

どれだけ練習しても上手くなりませんでした。

高校ではテニスに挑戦しましたが、それもうまくいかず。

途中で陸上に挑戦するも、全国大会どころか、県で入賞することすらできずに、

大学受験も不合格、浪人しています。

全てがうまくいかず、小学校の時に聞いたオリンピックメダリストの

「努力は報われる」

という言葉が、今までの自分の努力を、人生を、全否定しているようで、

自分を大いに苦しめました。

 

大学で初めてボート競技に出会い、これが最後のスポーツ、

過去の『報われなかった時間や想い』を清算する最後のチャンスだと、

全てを捧げました。

 

 

 

 

幸い、リオ五輪に出場できたことで、あの頃の夢は叶い、

今までの報われなかった時間や想い、汗は全て、完全に報われました。

それと同時に私を突き動かしていた負のエネルギーは完全に空っぽになり、

代わりとなるような大きなエネルギーをうまく掴めない悩みの中、

 

それでも母国開催の五輪での優勝、世界一を目指し、がむしゃらに活動を続けました。

「五輪優勝、世界一」を目指す私に多くの方が賛同・応援してくれ、期待してくれましたが、

2020年春、東京五輪国内最終選考レースで敗れ、世界一どころか出場することもできず、

2024年のパリ五輪では自分の主戦としていた「軽量級カテゴリー」が無くなることもあり、

ボート競技を辞めることにしました。

 

 

 

　クラウドファンディングで取り組むわけ　

 

引退と同時に、世界をコロナという疫病が覆いました。

私自身、多くの方の応援を受けながらも

「東京五輪に出ることすらできなかった」という絶望と虚無、

後悔という負のエネルギーを再び大きく抱き始めた頃、

世界はさらに困難になっていました。

 

そこには過去の私、今の私だけでない、

多くの人たちの「報われなかった時間と想い」が溢れていました。

多くの人の叶えたかった夢が、挑戦すらさせてもらえず、

無情にも潰えていく様子やニュースを、何度、目に耳にしたかは分かりません。

 

そんな日々を送るなかで、私のなかにある想いが芽生えました。

『自分だけの清算ではなく、自分以外の誰かの、膨大な報われなかった努力、時間、全てを、ボートに乗せて一緒に清算することはできないか』と。

 

東京五輪に向けて、沢山の方に応援されて期待されて、

それを結果にすることのできなかった私自身の、

後悔というエネルギーとともに、

『世界一になるという私の夢を、2021年に叶えることで、

多くの方の報われなかった気持ちと共に、叶えたい。清算したい。』

 

 

 

そこで今回、クラウドファンディングで支援を募る、

そうした時間を生きた方のお名前を募るという形をとりました。

 

活動支援に対するリターンが、果たして見合っているのかという悩みもありますが、

それでも、私はみなさんに伝えたい。

 

 

 

もう一度世界に挑戦する中野紘志を支援するということは、

あなたの選択が、あなた自身の過去が、もう一度挑戦をするということです。

 

私は自らの報いたかった時間と想いを、もう一度報うべく挑戦します。

そして今度は、あなたの報いたかった時間と想いも、

船やオールにあなたのお名前を刻むことで、代わりに報うべく挑戦します。

一緒に世界一に向かって漕ぎ出します。

 

「努力は報われる」と、私は今でも信じています。

「あなたの努力も必ず報われる」と、私は信じています。

 

あなたの努力は間違っていない、ということを、

私が証明します！

 

 

 

 

　コースタル種目とは　

 

今回、私が取り組む新種目の『コースタル種目』について説明します。

 

湖や川などの落ち着いた水面で漕ぐ従来のボート競技用艇とは異なり、波の高い場所でも安全に漕ぐことが出来る使用になっています。（出場する種目は１人乗りです）

 

Swift International Ltd.より引用(https://swiftinternationalltd.zenfolio.com/p326857740)

 

 

従来のボート競技が直線レーン内のスタートからゴールまでのタイムを競う形式に対して、コースタル種目の競技スタイルは大きく２つです。

 

①コースタルローイング

コース上に浮かんでいるいくつものブイを、決まった方向からターンします。コースはレーンで区切られていないので、コース取りが重要になります。競技距離は4000m~6000mのケースが主流です。

 

②ビーチスプリント

砂浜を駆け抜け、波打ち際にあるコースタルボートに乗り込み、ブイをスラロームしながら沖のブイを往復します。最後はボートから降り、砂浜を駆け抜けゴールという形式です。競技距離は500mほどで、主に1対1でレース実施されるので、エキサイティングな場面もよく見かけます。

 

世界選手権の開催がそれぞれ、コースタルローイング(2007年)、ビーチスプリント(2019)と世界ボート連盟としても新しい取り組み種目です。

国内ではこの種目を専門に取り組む選手やチームは、存在しません。

だからこそ、私がその第一歩を踏み出して世界への道を切り開き、

日本ボート界が世界から遠退いてしまわないように、

コースタル種目での世界一を目指すことにしました。

 

2021年はこの２つの世界選手権が、ポルトガルの会場で１週間ごとに連続して開催される予定です。

私はこの２つの世界選手権に、両方挑戦をします。

 

 

 

　支援金使途　

 

▼2021年シーズンスケジュール予定

【3月中旬】国内ビーチスプリント強化合宿(愛媛県今治市)

【4月下旬】国内コースタルローイング強化合宿(滋賀県大津市琵琶湖)

【5月中旬】国内ビーチスプリント強化合宿(愛媛県今治市)

【7月上旬】Beach Rowing Sprint Games 2021 IMABARI

【8月全般】国内コースタルローイング・ビーチスプリント強化合宿

【9月24日~26日】World Rowing Beach Sprint Finals(Oeiras,POR)

【10月１日~3日】World Rowing Coastal Championships(Oeiras,POR)

※COVID-19の影響により、変更が生じる場合があります。

 

▼資金使途

・海外遠征費(フライト費、現地移動費、トレーニング費、宿泊費、食費、大会参加費等)

・国内遠征費(大会参加費、トレーニング費、宿泊費、食費、機材レンタル費等)

・機材メンテナンス費

・治療・栄養費

※COVID-19の影響により海外遠征が困難になった場合は、国内遠征や日々のトレーニングに関わる部分への使途に変更させていただくことがあります。

 

(約半年間のスロベニア武者修行での一コマ)

 

▼備考

今回、All or Nothing(募集期間中に第一目標に到達しない場合は、全て返金)での挑戦のため、第一目標を世界選手権に向けてのトレーニング機材および海外遠征費用といった「活動始動に必要最低限」でスタートします。また、皆さまからご支援をいただくプロセスを、２段階に分けてゴール設定をしました。

・第１ゴール：コースタル専用のトレーニングが日常的に可能となり、世界選手権への渡航が可能になります。

・第２ゴール：強化合宿や専門指導者の協力、身体のケア費等を充実させることにより、世界選手権優勝に近づくための練習の機会と質をより向上させられます。

※日本ボート協会の世界選手権派遣内容の変遷によって、世界選手権の派遣及び渡航等が困難になった場合は、国内遠征や日々のトレーニングに関わる部分への使途に変更させていただくことがあります。

 

 

 

　さいごに　

 

私の挑戦が、みなさんにとってどのような力になれるのか、正直わかりません。

 

『自分以外の誰かの報われなかった時間や想いも、私が報いたい』なんて、私のエゴかもしれません。

 

それでも私は、私のために、そして私以外の報われずとも諦めない人たちのために、この挑戦を成功させます。

 

私の挑戦が、そんな人たちの元気のきっかけになれば、と思っています。

 

 

 

 

 

 

「努力は必ず報われる。いつか、どんな形であれ。」

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

運営期間    
2020年12月1日～2021年10月4日

 

運営場所    
埼玉県戸田市戸田ボートコースを中心に.

 

運営主体    
中野紘志

 

運営内容詳細    
中野紘志がボート競技新種目である『コースタル種目』の世界選手権優勝に向け、強化練習・大会遠征等を実施する活動.

 

その他    

コースタル種目は大きく2つの種類に分かれます。今回のプロジェクトは、その両方の世界選手権に挑戦するという内容です。

 

現時点では、日本ボート協会から選考会等を経たナショナルチームを結成するという情報は発表がなく、これまで同様に自費参加者を募るという形式が予想される。選考会等が実施され、結果的に世界選手権に遠征できない場合は「支援金使途」に掲載したように、国内遠征および強化費への使途に変更させて頂きます。