プロジェクト概要

ごあいさつ

 

初めまして、ヨシ田ヨシと申します。私は自己廃棄物を一切排出せず、それを材料として作品を制作する現代美術家です。

 

3.11および福島第一原発事故後、過度の経済優先による生態系環境の破壊と汚染による崩壊の危機がよりリアルに私たちの眼前に迫りました。

 

私は地球に生息するいち生命として、この問題を解決へ向け行動する人間がいない限り、大量の生命とともにあえなく死にゆかねばならない現状に対し、ポリティカルな芸術活動として行動を起こしました。

 

九州へ移住し制作を開始した時には、すでに約4年分の廃棄物が手元にありました。それらを意地でもすべて作品化し、成功をもぎとり、その収益を苦しみの最中で生きる人々と環境保全および社会運動へと還元したいという想いで活動をしています。

 

初発表は原発事故から3年弱たった'14年のグループ展と京都個展。'15年はコンペ公募と制作のみでしたが、'16年から毎年最低一回の個展を大阪広島京都石川と続けています。

 

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「SINCE 1945」

死の商人米による原爆投下と原子力政策により踏みつけられた日の丸。核関連の新聞記事の切り抜き上に描写している。

 

「我々地球人類とは一体何者なのか?」

 

私の活動のテーマのひとつは「人類の存在」についてです。

 

ダーウィンの進化論にのっとるならば、進化の先端にあるとされる我々人間が、約40億年という地球生命の歴史において、これまで脈々と繋がれてきた生命が創りあげてきた生態系環境を、経済優先の大号令のもとに荒らしまくり、大量の破壊と汚染を繰り返し続けています。

 

まず今を生きる我々が無自覚無責任な状態から逸脱し、諸原因である人間がなんとかしなければ刻一刻と生命の生息地が減少し、自分たちの首と心を締めつけ続け、子孫に毒だらけの荒野を遺すことになります。


我々には心と理性と知性があり、共存共栄の精神で生態系環境を維持繁栄させる能力があります。私は作品を通して人間のそのような力を現出する意志を発動させたいと思っています。

 

 

瀬戸内国際芸術祭中の豊島に彫刻作品を設置

 

今回のプロジェクトでは彫刻作品を制作し、香川県の豊島に設置します。

 

瀬戸内国際芸術祭の開催により、国内外から多くの観光客が訪れています。ですが観光客の方々は「豊島問題」を知らないことでしょう。

 

戦後経済発展の中で、豊島に大量の廃棄物が集められ、島民に健康被害を出しました。根強い住民運動により原状回復の作業が開始され、現在までに全量が撤去されました。

 

ひとつ、この「豊島問題」により経済成長の裏で大量に膨れ上がった廃棄物の問題が注目されるようになり、豊島は一躍廃棄物問題解決の星となりました。

 

私は環境保全の希望の星である豊島を称えるため、そして行き過ぎた資本主義社会に警笛を鳴らすための作品を、この島の陸空海の一望できる丘に打ち立てます。

 

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<作品概要>

お金の記号である¥€$=イエスを逆さまにし、NOと提言することによって、すべての価値を金銭に置き換える資本主義に反を唱える。

 

¥€$を透明にすることにより金銭の空虚を表し、かつ豊島の空海陸を透過してみることにより金を見ず、この星の大自然の雄大で美しい風景をダイレクトに感じ、その尊さを大切にしたいとの思いを込めています。

 

大量に持ち込まれた廃棄物が全量撤去され今はないこと、その全量を撤去することにも、金銭的価値がすべてではないという作品を打ち立てるにも金が必要だということも表す。今回の作品は自己廃棄物は使用していませんが、¥€$とひとつづつ小さくすることで右肩上がりの経済性も批判しています。

 

設置は「瀬戸内国際芸術祭2019」の会期中に行います。芸術祭で豊島には多くの人が訪れるため、作品が多数の方々の目に留まることを願っています。

 

設置場所はすでに確保し、地主さんと行政から許可をいただいています。あとは作品を制作して設置するだけです。

 

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心と行動の生態系への回帰を

 

今回クラウドファンディングに挑戦したのは、制作のための資金が必要なことはもちろんですが、私の作品や活動内容が一人でも多くの方々に届くと思ったからです。

 

我々の価値観は今や資本主義に完全に飲み込まれ、それが主因となって生命の大絶滅と環境の大破壊が引き起こされています。

 

いくら法や規則を設けようと、もっと金銭を得ようという人の欲望には抗うことができていません。まずは人心を変化させることが、未来への展望に対し真の意味での明るい兆しが観えると感じ考えます。

 

このクラウドファンディングを必ず成功させ、作品が多数の方々の目にとまり、ひとりでもなにかしらの行動を起こす人が現れるを切望します。

 

解決策はそれしかないから。よろしくお願いします。

 

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資金の使い道について

 

皆様からのご支援は以下のように大切に活用させていただきます。

 

・アクリル立体製作費

・運搬費・設置費

・それにまつわる材料代人件費光熱費

・リターン制作費

 

 

ヨシ田ヨシ これまでの作品

 

「PW70=BW0」

大規模な環境破壊としてもある原爆が落とされ終結した第二次世界大戦から70年である'15年は安保法制通過により戦前元年となったという作品。

 

 

「自画像」

貼り付けられたレシートの上にボールペン一本で描写した自画像。

背景には購入した食品を中心にした廃棄物をコラージュし、金銭に縛られた現代人の生活を表す。

 

 

「孤児」

最初の絵画作品。両親は大戦時の大陸で生まれ、乳飲み子の時に残留孤児にもならず命からがら帰国し我が命はここにある。とある雑誌にあった戦後すぐ生活品をすべてもって裸足で立つ着の身着のまま孤児の写真を0の中に配置し、このようなことがなくなるようにとの思いを込めて。

 

 

「落日」

3.11後から、わが祖国の政府の政策と民衆の様子は、ひとつの終焉に向かいつつある。まさに落日。令和が思いやられる。

 

 

「ハカ」

初発表作品。3つの!!!からなる墓標。

1.すべての生命の墓

我々人類のはてなき狂気の欲望により殺され続けるすべての生命に捧げる。

2.すべての人々の墓

我々人類のはてなき狂気の欲望により殺され続けるすべての人々に捧げる。

3.すべてのマテリアルの墓

我々人類のはてなき狂気の欲望により廃棄され続けるすべてのマテリアルに捧げる。

 

※全作品、絵の具、釘ビス以外はすべて廃棄物。構造体になっているコンパネ等木材は建築廃材。残りは自己廃棄物をコラージュ。


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