プロジェクト概要

はじめまして。ガチャマンラボの高橋と申します。ガチャマンラボはJAPANテキスタイルの復権をテーマに活動するクリエイター集団で、そのなかで私は、栃木県足利市を生産拠点として、欧州トップメゾン(パリコレ・ミラノコレクションブランド)専門にテキスタイル(洋服の生地)をデザインしています。

 

今回は、織物産地としての存亡が危ぶまれている足利産地の復興に向けて、産地に残る高度なシルク生地を欧州トップメゾンのオートクチュール提案用(1着数百万~1千万)へリメイクし、高級ファッション市場でのPRをはかるべくプロジェクトを実施させていただきます。

 

会議所新聞

(加入率日本一を誇る足利商工会議所の会報)

 

足利絹織物の現状

 

栃木県足利市は伝統的な絹織物の産地で、昭和初期には解し絣(ほぐしかすり)という技法が特徴的な絹織物「足利銘仙」で一世を風靡し、生産高日本一を誇りました。そのような背景から、産地の工場倉庫には、昔の高度な技術を活かした生地が多く眠っています。

 

しかし、残念ながら、需要の低下による後継者不足で技術の伝承がなされなかったために、「足利銘仙」をはじめ、その多くが技術的に復刻が難しくなってきています。さらに、工場の閉鎖とともに文化財ともいえる意匠や生地が廃棄されており、貴重な技術をもつ職人さんでさえも廃業を余儀なくされています。

 

当プロジェクトは、そんな職人技術の結晶である生地を現在のトレンドにあわせてリメイクし、究極のハイエンド市場である欧州メゾンのオートクチュール部門へチャレンジすることで、職人のプライドを取り戻し、技術の伝承、産地の復興を実現させるためのものです。

 

(工場には多くの職人さんの技術の結晶である生地がたくさん眠っています。)

 

きっかけは職人さんとの出会い

 

足利産地には伝統的な織物技術の伝承や織機の維持のために、自らの貯金を取り崩して、糸を作り、織機を動かしている高齢の職人さんがいます。実は私は繊維とは全く関係ない仕事をしていたのですが、その職人さんとお話する機会があり、その情熱や使命感に感銘を受け、また、織物によって礎を築いた足利市の人間として、どうにか地場の織物産業を復興させたいとの思いが強まり、個人的に流通先を探し始めました。

 

(毎回、工場にて織りはじめの生地の状態を確認しています。)

 

 

8年間倉庫に眠っていた生地がパリでオートクチュール採用!

 

しかし、私は織物の素人でしたので当初は全く相手にされず、また周囲からも「もう足利の織物は終わっている」と大反対を受けました。実際、その活動のなかで、国内では価格的な面で、取り扱うことができるブランドはほとんどないということを知らされたので、私は思い切って欧州のトップブランドへ自ら赴き、営業活動を開始することにしました。すでにその時、以前に発病し寛解していたガン(悪性リンパ腫)の再発が発覚していましたが、治療をせずに、まさに命懸けで30社以上に営業してまわりました。

 

(欧州では1日あたり5~6社、夕暮れ時まで営業してまわります。)

 

その結果、産地に残っていた意匠糸で私がデザインした生地がミラノでコレクション用に即決採用され、8年間倉庫に眠っていた生地はパリでトップメゾンにオートクチュール採用されるに至ったのです。

新聞記事(「日本の生地はほとんど使わない」と言われた仏トップメゾンのオートクチュールに採用!) 

 

日本のモノづくりへの敬意

 

また、その過程で、なによりも嬉しかったことは、欧州ブランドのバイヤーから私達、日本人のモノづくり対する敬意が随所に感じられた事です。彼らは私達の提案した生地を非常に丁寧に扱い、真剣な眼差しでこちらの説明を聞き、技術的な質問を次々にぶつけてきます。特にオートクチュールのバイヤーに至っては、生地から糸を引っ張り出して、糸の製法までも完全に理解してくれたのです。私はそのことに非常に感激し、命懸けで欧州まで来たことは間違いではなかったと感じたのでした。

 

(現地でのコレクションに招待していただくこともあります。)

 

当プロジェクトの目的

 

いままで採用されたものは上質でシンプルな生地だったため、特にその産地や生産背景が注目されることはありませんでした。

 

今回、当プロジェクトでチャレンジさせていただく生地は、糸から作り上げるエッジの効いたもので、多くの職人の手を必要とします。正直、評価は各メゾンにより両極端に分かれると思っていますが、良くも悪くも「手間のかけ方、デザイン」は印象に残る生地です。コレクションに採用され、ランウェイに登場した瞬間、自分達も、それを提案した各メゾン側も「GachamanLabの生地」だと認識してもらえると考えています。

 

このプロジェクトの目的は「世界のハイエンド市場において足利織物の存在感を示す」ことにあります。そして、それを積み重ねていくことで、産地にメゾンの提携工場を生み出し復興につなげていけたらと考えています。

 

(試作の一部。左側の糸を使用し、右側のデザインを利用した生地を制作します。かなりエッジの効いたものに仕上がる予定です。)

 

 

ご支援いただくことにより

 

欧州コレクション用へのモノづくりは先行投資型で、採用されない可能性も高いので、経済的な負担が大きく、リスキーな取り組みになります。今回、ご支援いただくことにより、その負担を約20~40%程度、軽減することができると考えています。

 

具体的には、ストールサンプルの引換券で新しい試作用の糸を購入することができ、2014年のコレクション用製品の引換券で、その糸の購入単価を約20%低下させ、生地1mあたりに按分されている機織りの初期設定費用も1/2~1/3程度に軽減化することができます。(※ご支援いただいた引換券数により前後します。)

 

また、私たちは、足利織物のみならず、日本の伝統的な織物技術への回帰や、「産地連携型SPAシステム」確立も目指しています。日本に点在する各繊維産地の復興に向けて、一つの道標を示す事ができればと考えています。どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 

「絹の世界」@東武百貨店

(メンバーによる日本産シルク啓蒙のための展示「絹の世界」@東武百貨店)

 

【引換券について】

 

全て生地からのオリジナル、高級メゾンへ提案できるレベルのもので、ほぼ足利市で製造をしたものです。なかでも「GachamanLab」が表記されている引換券は、私がコレクションブランドに提案する際のプロモーションプロダクトで、いわばブランドのためのブランドです。日本の厳選したデザイナー、パタンナー、縫製会社の協力のもと、高いクオリティで製品化したものを生地とともに提案し、採用の切り札にしています。

 

また、生地によっては今後コレクション採用が決まった場合、該当引換券の募集終了、プロジェクト終了後の製品の追加生産もしない予定です。

 

※完全にオリジナルで、本当に良いものづくりをしたいので、ストール以外の全ての製品は画像のモノをベースに期間中も改良を繰り返していきます。そのため最終的には画像のモノと仕様が少し異なる場合がでてきますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

※サイズの詳細を必ずご確認下さいますようお願い申し上げます。

 

※2014年AW(秋冬)は、9/16~ローマからスタートし、フィレンツェ、ミラノ、パリ、リヨン、ニューヨークのメゾンへ私達が直接出向き、提案する予定です。また、ミラノとパリにはショールームがありますので、私達が日本にいる間は、各メゾンのバイヤーが自由に訪れ生地を選定できるようにしてあります。早い場合は10月中、それ以降は先方のタイミングで随時採用されていきます。詳細はFBページ(https://www.facebook.com/Gachamanlab)をご参照ください。

 

(左  引換券起案時のラフスケッチ、右 パターンや仕様、縫製の打合せの様子。)

 

●1000円 

・御礼のメッセージをお送りします。

・FB招待グループGachamanCrewへの招待

 →海外での活動や、ものづくりの様子などの限定情報、各メゾンに提案した超レアなサンプルなど、プライベートセールのご案内。

 

●3800円 

Gachaman-T(Mens,Ladys,各2色 FREEsize)

既製品や商社などからの買い生地ではなく、私自身が糸から選定し仕様・加工を企画したオリジナル仕様です。自身やメンバーが着用し、親しくなったデザイナー、バイヤーにもサンプル提供します。繊細なタッチを出すために細い糸を2本撚り合わせた杢糸コットンを使用。また、油でコーティングする柔軟加工ではなく、バイオ加工することで、キレイめなドレープ性、繊細なタッチとサラッとナチュラルな質感にしました。デザイン、パターンも一から起こし、トップメゾン御用達の国内縫製会社で縫製します。杢糸コットン100%  完全受注生産

 

(Tシャツ製造 左上.60/2杢糸コットン  右.職人さんによる調整  左下.熟練職人さんのサンプル縫製) 

 

Tshirt 画像

(左上から時計回りに、Mens 杢オートミール、Ladys 杢オートミール、Ladys 杢グレー、Mens 杢グレー 仕様が若干変更となる場合がございます。 Mens Fsize 着丈69cm 肩幅43cm 身幅51cm   Ladys Fsize 着丈65cm 肩幅35cm 身幅44cm ※写真のものはウエストを少し絞りましたが、量産では少しゆとりを持たせ、バストから裾までストレートにします。生地の質感を活かすために、リラックスしたシルエットで綺麗なドレープが出るようにする予定です。右下のネームは暫定的なものです。)

 

●6800円 

2013年新作のウールストールサンプル

※番号別に引換券を設定しています。※

職人のモノづくりへのこだわりが感じられる逸品。グレー、ベージュ、ネイビーなどの経糸に様々な色糸を交織して約30種類のサンプルを制作。その一部を放出します。1つのストールでここまでのバリエーションを展開できるところは世界でも貴重だと思っています。1枚仕立て多様な表情を可能にしたストールで、すでに多くのバイヤーに評価されています。(長さ170cm  幅58cm  フリンジ各8cm  ウール100%) 各5~21本×17種 

           

ストール1-3

(1枚で2~4色を交織し写真右上のように仕上げました。巻き方によって、表情に多様な変化をつけることができます。サンプル在庫直売価格です。)

ストール4-11

(※実際の色味と若干見え方が異なる場合がありますが、ご容赦ください。9はブルーとパープルの中間くらいの色となります。)

ストール12-17

(※実際の色味と若干見え方が異なる場合がありますが、ご容赦ください。)

 

●6800円

デッドストックストール(ショートタイプ)

実際に某フランスメゾンへ販売したストールのファーストサンプルストック。シルクウールの上質なストールです。(シルク53% ウール47%)32本

(※ショートタイプです。長さ140cm  幅54cm  フリンジ各7cm)

 

●8000円 

シルク100%のブラックジャガードストール

※番号別に引換券を設定しています。※

蔦柄、幾何学文様をジャガードで織り上げたシルク100%の高級ストールです。柄をお選び下さい。Type1.10本  Type2.9本

(長さ180cm 幅70cm フリンジ各8cm)

 

●12000円

やさしいシルクスウェット(Ladysのみ Fsize)

贅沢にもシルクを半起毛し、やみつきになる使用感を実現しました。軽くて、ムれずに、しっとり暖かい。保温率40%。身に着けるだけで癒されることを目指した製品です。素肌での着用をおススメします。日経MJに掲載された製品生地です。受注生産

(シルクを起毛した贅沢な生地です。しっとりと肌に寄り添い癒される着心地です。)

(足利市の縫製会社で丁寧に縫製しています。Ladysのみ、FREEサイズとなります。着丈57cm 身幅47cm ゆき{首後ろ中心から袖先}74cm シルク 36%  綿 58%  ポリエステル 6%)

 

●15000円

やさしいシルクパーカー(Ladys M size)

16000円

やさしいシルクパーカー(Mens M size)

同じ生地のパーカー。生地の風合いを最大限感じていただくために、インナーはTシャツのみをおススメします。「軽くてムレずに暖かい!」、内側の半起毛したシルクが、やさしくしっかり保温してくれます。保温率40%。受注生産

(インナーとしても着用できるようにタイトめにしました。若干、仕様を変更する予定です。左 Ladys Msize 着丈55cm 身幅88cm 裄丈81cm    右 Mens Msize 着丈63cm 身幅96cm 裄丈86cm  シルク 36%  綿 58%  ポリエステル 6%)

 

●14000円 

2014A/W GachamanLab  Ladys Skirt (Fsize)

来年の秋冬用の新作生地スカートをお送りします。

私がニューヨークのブランドへの提案用として設計した、擦れ、立体感のある、ふくれジャガード織りの生地で、高評価されているものです。11月頃にニューヨークで提案予定です。(ポリエステル64% コットン36%) 受注生産

(画像より若干生地をフラットにし、シワをなくします。Fsize W 71cm  H 95cm  総丈 42cm)

 

●18000円 

2014A/W GachamanLab Mens Pants(Fsize) 

生地の説明は同上。

Mens Pants

(画像より若干、生地をフラットにし、シワをなくし、裾をタイトにします。Mens Fsize W 85cm  H 101cm  股上 23cm  股下 70cm  裾回り 37cm→少し詰めます。)


最新の新着情報