私たちの「表現の不自由展・その後」

今日はクラウドファンディングチャレンジ24日目です。

今日は作品紹介で安世鴻さん著作の「私は慰安婦ではない」(韓国語版)でも紹介されている東ティモールの被害者カルミンダさんのお話です。

カルミンダさんは16歳の1942年(推定)に日本軍に連行され慰安婦にさせられた。彼女はかなり前からアルツハイマーが進行しており、当時の記憶についてはおろか、日常会話すら続けることができない。そのため、彼女が慰安婦被害の証言をすることはほとんどできないが、彼女の妹もほぼ同時期に別の場所に連行され慰安婦にさせられたため、彼女も慰安婦被害者であることが分かった。妹が当時の日本軍の蛮行について話すと、笑っていたカルミンダさんの表情が歪み始めた。被害者はすでに多くの記憶を忘れているが、心に残ったトラウマは消すことができない。(「重重プロジェクト」ホームページからの要約引用)