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潜伏キリシタンの伝統を継ぐ限界集落を守れ!十字架島巡礼プロジェクト

潜伏キリシタンの伝統を継ぐ限界集落を守れ!十字架島巡礼プロジェクト
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支援総額

150,000

目標金額 1,000,000円

支援者
8人
募集終了日
2021年6月18日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

私はいわゆる‟潜伏キリシタン”の末裔です。

 

 

 はじめまして、五島列島滞在型事業コーディネーターの鼻﨑貴広(はなさきたかひろ)です。

 

 ‟潜伏キリシタン”とは、キリスト教禁教期の17~19世紀の日本において、社会的には普通に生活しながらひそかにキリスト教由来の信仰を続けようとしたキリシタンのことです。

 

 私の故郷である長崎県五島列島中通島の福見集落に、潜伏キリシタンたちが住み着いたのは、1799年頃だといわれています。

 

 以降、彼らは漁業を主とし、農業に不向きな痩せた土地を開拓して田畑を作り、貧しいながら支えあって先祖たちの信仰と命を繋いできました。

 

 私は現在、潜伏キリシタンの伝統を多くの方々に知っていただくため、島を訪れる巡礼者向けに、‟十字架島巡礼”という滞在型事業をご提案しています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

消滅の危機に瀕した世界遺産、‟独特な宗教的伝統”を守り、伝えたい!

 

 江戸時代中期以降、長崎県西彼杵半島の外海地方から五島灘を渡り、五島列島各地に移り住んだ潜伏キリシタンたちは、先祖から受け継いできた信仰を密かに守るため、人々が生活するには不便な土地に集落を形成していきました。

 

 明治時代に入り、キリスト教が黙認され、カトリックに復帰した潜伏キリシタンたちは、それまで持つことが許されていなかった教会堂を、各々の集落に競って建てていきます。

 

 しかし、昨今の人口減少により、もともと船でしか行けないような不便な場所に形成された集落の中には、信徒がいなくなり、教会堂が放棄され、実際に消滅してしまったカトリック集落も存在します。

 

 中通島と若松島を含む新上五島町には29の教会堂が現存し、町民の4人に1人はカトリック信者だといわれています。

 

 多くのカトリック集落が消滅の危機に瀕している中、平成30年7月、‟長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”が、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。「17世紀から2世紀以上にわたるキリスト教禁教政策の下で、密かに信仰を伝えた潜伏キリシタンにより育まれた‟独特な宗教的伝統”に顕著な普遍的価値が認められたこと」がその登録の理由です。

 

 上五島では、‟頭ヶ島の集落”が当該構成資産の一つに選ばれました。堂内に美しい装飾が施された石造りの教会堂は、別名‟花の御堂”と呼ばれ、世界遺産登録以降、教会堂を中心とする集落は、島を代表する立派な観光地になりました。

 

 一方で、顕著な普遍的価値として認められた‟独特な宗教的伝統”は、島内の他のカトリック集落にも色濃く残されています。私は、観光用に整備された美しい集落もよいのですが、素朴で純粋な、しかし力強い信仰によって結ばれた、集落の人々の生活を観てほしいと希望しています。 

 

▼プロジェクトの内容

 

‟十字架島巡礼”プロジェクト

 

※新型コロナウィルス感染症蔓延防止のため、2021年四旬節の十字架島巡礼は中止とさせていただきました。

 

 ‟十字架の道行”は全世界のカトリック教徒が行う重要な信心の一つで、イエス・キリストの受難の捕縛から受難を経て復活までの15の場面を、個々の場所や出来事を心に留めて祈りを捧げます。聖地エルサレム巡礼では、それぞれの場所で祈祷を行いますが、カトリック教会の聖堂では壁に捕縛から埋葬まで14場面の聖画像が掲げてあります。

 

 ‟十字架島巡礼”では、十字架の形をした中通島にある14の教会堂の聖画像を巡り、それぞれの場所で祈祷を行います。

https://kyusho.co.jp/publics/index/283/

 

 ‟十字架島巡礼”は、現在のところ巡礼コースの案内だけに留まっていますが、プロジェクト全体としては、当該巡礼コース上にある各集落に巡礼者が宿泊し、集落での伝統的生活を体験できる民泊施設を整備していくことを計画しています。

 

 今回は、巡礼の発着地である中通島奈良尾港ターミナル近くにある廃ホテルを利用して、巡礼コースの案内・宿泊所としての役割を担う‟十字架島巡礼センター”を設置します。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

巡礼コース上の各集落に‟巡礼民泊”施設を設置

 

 十字架島巡礼コース上の各集落に民泊施設を随時設置し、‟巡礼民泊”による収益の一部をカトリック集落におけるコミュニティを維持するための費用に充当する予定です。

 来年の7月には、廃ホテルの未使用部分を‟上五島空き家利活用センター”に改修し、巡礼コース上にある集落に、滞在者のための滞在施設だけではなく、島内への移住を希望される方々の移住施設の整備も進めていき、人口減少のペースを少しでも抑え、カトリック集落が少しでも長く存続できるよう、微力ながら注力していく所存です。

 皆様のご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

 

※本クラウドファンディングで実施するプロジェクトでは、履行のために住宅宿泊事業法第3条第1項の規定により、住宅宿泊事業の届出が必要となります。今後、住宅宿泊事業の届出手続きは、周辺住民への事前説明、届出住宅の安全確保の措置等の条件が整ってから開始し、本プロジェクト実施である2021年12月5日までには、届出の予定です。(2021年4月20日現在)

 

▼プロジェクト終了要項
オープン完了予定日    
2021年12月5日

建築・改修場所    
長崎県南松浦郡新上五島町奈良尾郷1005番地

建築・改修後の用途    
巡礼者が宿泊できる民泊施設として活用

 

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リターン

10,000


五島巡礼手帳(スタンプ帳)

五島巡礼手帳(スタンプ帳)

五島巡礼手帳(スタンプ帳)をお送りします。
※巡礼手帳に示されている五島の53ヶ所巡礼を達成しますと、カトリック長崎大司教区司祭により、巡礼証明書が発行されます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


十字架島巡礼ガイド無料添乗・同行券

十字架島巡礼ガイド無料添乗・同行券

十字架島巡礼に同行する巡礼ガイドの無料添乗・同行券をお送りいたします。
※十字架島巡礼について
 場所:長崎県五島列島中通島
 時間:月曜日から金曜日の午前9時から午後5時
 定休日:土日祝
 定員:10名
※有効期限:令和4年6月まで
※バスやタクシー、レンタカーなど交通費は巡礼者負担となります。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

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