プロジェクト概要

「病院に行きたくても、施設に入りたくても、誰にも頼れない。」

そんな身寄りがない方々の終末期を支える活動を存続させたい


はじめまして。NPO法人道しるべの会の樋爪直次と申します。わたしたちは、富山県高岡市にある高岡大法寺や葬儀屋さんと提携し、活動を行っています。遺族の方に代わって墓地埋葬にいたるまでの手助けを行ったり、事情により家族に対応を拒否されてしまった方の身元引受人として契約を交わしたりと、身寄りのない高齢者、生活保護受給者、施設入所者の方々が困ったとき支援する活動をさせていただいております。平成25年10月NHK様特報首都圏「どう守る ひとり暮らしの認知症」、フジテレビ系富山テレビ様の協力のもと平成27年5月に「遺骨のゆくえ〜孤立社会の道しるべ〜」という番組特集で放送され、当法人を取り上げていただきました。

 

しかし、契約者さんを施設へ送迎するための車も現在使用している事務所も、私用のものや他の場所を借りているような状態です。取り繕った体制ではなく安定した運営をおこなうためにも、プラットホームとなるウェブ制作と車両が必要です。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

富山県高岡市は歴史的観光スポットもたくさん 出典:Izu Navi

 

 

だれしもに身近で、無視できない高齢者の暮らし。

「あ…、頼れる人がそばにいない」

 

様々なメディアに取り上げられ、目新しい時期は過ぎ去って多くの人が身近に感じるようになった少子高齢社会の日本。経済や福祉など、あらゆる社会分野の歪みが起こっている根っこの部分であると考えています。特に高齢者に関するニュースは毎日あとを立ちません。いまや5人に1人が75歳以上の後期高齢者であり、認知症患者の数も年々増加しています。

 

今日本で進行しているのは急激な高齢化だけではなく、一人で暮らす単身者も増え続けています。その数は全国でおよそ480万人に上り、3軒に1軒は一人暮らし。認知症患者の数も増え続けており、将来的に頼れる人をそばに感じられない人が増える可能性が大いに考えられます。そんな状況に加えて、身寄りがない・家族を頼ることができない悩みを抱えた人か数多く存在しているのです。

 

番組「遺骨のゆくえ〜孤立社会の道しるべ〜」より

 

 

家族というつながりをどこまで頼っていいのか。

「人生の最期を託す人がいて欲しい。」という切実な願い

 

必ず人は寿命が尽きるという道を通って行くんだけれども、その方が亡くなった時にお骨をお寺へ持ってきてくれるがいないんですよ。

 

生前一人ぼっちだから亡くなったらお墓へ納骨・埋葬してくれ

身内が居ない・身寄りが居ないんで、あるいは頼めないんでという方がお墓へ入れてくださいということで来てくれます。

 

“身寄りがいない”というのは、施設に入院・入所することも、人生の最期に供養してもらうこともできません。葬儀や納骨を託せる親戚がいないのです。また、最近は兄弟の仲が嫌悪という関係とても寂しいと感じています。昔は兄弟というのは仲が良かったのですが、いまは「面倒見てほしくない・見たくない」という声があがってきます。身寄りがいても頼りにできない人というのは、目には見えずともたくさんいるのではないかと感じるのです。

 

 

 

寺の住職の想いに触れ自分も何かできることをしたい。

一緒にNPO法人を立ち上げました!

 

「困っている方がいるなら何か助けたい」という住職の方の心意気に触れ、共感したことから自分もその一助となれるように、一緒に活動をしてきました。始めた当初は身寄りがいても頼ることができない人のサポートすることに対して、家族や親戚からなにか言われるのではないかという不安もありましたが、専門職の人が協力者として周りにいてくれるので安心もできるようになりました。

 

 

 

「もうちっと長生きしたいと思う。

まだもっと楽しいことあるやろなって。」

 

夫と娘を先に亡くし、一人暮らしを続けていた、あるおばあさんが居ました。

日中でも電気を消したら真っ暗な状態で、毎日ぽつんと暮らしていました。昔は本当にモノであふれていて、ヘルパーでも持ち出しきれないくらい。洋服は何着あるのかと思うくらい多かったり、コンテナいっぱいになるくらいのゴミを出して、賞味期限もわからない状態だったので、上の段のものから食べていくんだと貼り紙をしたりして。

 

物に囲まれていることで寂しさを紛らわしてたんだろうなと思うと切ない気持ちになりました。心の支えとして支援してくださる方が別に居るということは、介護の仕事をしていて嬉しいなと思います。

 

当時担当していたヘルパーさんのお話です。ヘルパーさんがこの方を紹介してくださって、私達が身元引受人として契約を結ぶことになりました。その後、あるグループホームに入所することが出来、自分のことに消極的だった当時よりも少しずつ前向きに日々暮らすことができるようになったそうです。一人が不安だと思う気持ちは誰にもあるものだと思います。同級生はもう少なくなっていくし、だれだって来てくれたら楽しくなる。彼女のもとを訪れる度、生きることに前向きになってくれている姿を見て、「あぁ、活動していて良かったな」と思います。

 

 

 

必ずしも、家族を拠り所にはできない。

誰かがそばに、誰かと繋がっていることが安心につながります。

 

当たり前のように家族や子どもがいるということを前提に考えてきた社会のシステムが、ひとりぼっちの身寄りの無い人に対しては全く機能しないのです。だからこそ、誰かが代理を務めなくては、本人が望む人生の終末期を迎えられないというのが現実です。”家族”という社会全体の単位が立ちゆかなくなってきているため、これから先、もっと多くの高齢者が家族や親戚とつながりを持って死期を迎えるという状況は減ってくるでしょう。いつかそうなったとき、何かあった時に誰かと繋がっているという気持ちは何にも変えられない安心につながります。

 

 

 

日常の生活支援から葬送支援まで一環したサポートをしています。

 

当法人の活動内容は様々ですが、それぞれの委託料金をお支払いいただいた上で、見守りサービスや買い物・病院の付き添いや代行、身元引受人、後見事務、葬送支援、納骨のご案内などのサポートをさせていただいております。

 

近年、高齢者・障害者の福祉は様々な面で充実してきましたが、それでも法律や制度の隙間は存在し、介護保険制度の導入によって措置制度が廃止されたため、「身寄りの無い」「身寄りがいて頼めない」といった方は、病院や福祉施設への入院・入所が困難になっています。その他にも、老後の日常生活の支援や金銭管理、そして自分の身に万が一のことが合った場合についての悩みは本当に深刻で切実です。ご家族に代わって生涯に渡る支援を行うために、契約を結び、元気なうちから病気や認知症になったとき、人生の終末期そして死後の事務に至るまで一環した支援を続けています。応援・共感してくださった方が少しずつでも増えていってもらえたら、心から嬉しく、「ありがとう」と伝えたいです。どうぞよろしくお願いいたします!

 

 


 

 

◎サンクスレター

◎高岡伝統産業品および物産品

◎長谷川等伯画 絵はがき/色紙

◎高岡大法寺合祀墓見学及び法話

◎昼食「高岡こんぶ飯」付き高岡観光

◎高岡大法寺合祀墓生前予約権利(17万円相当)