「~ウイグルからの手紙~」プロジェクト実行に関するご報告!
この度は、クラウドファンディングREADY FORにおきまして、本書「ウイグルからの手紙」に、ご支援いただきましたこと誠にありがとうございました。
ご支援いただいた、支援金は電子書籍(英語版)、写真展、増刷費用に充てさせていただきます。
現在、11月22日の支援金の実行につきまして電子書籍(英語版)の制作、写真展の準備に着手しました。
1)電子書籍(英語版)
①翻訳(11月21日、翻訳家による作業が始まりました。)
②装幀(デザイン・レイアウト)
③Amazon発売でのコンサル費用
④来年1月下旬から2月上旬、Amazonにて発売予定です。
⑤ TOTAL約40万円(概算)
来年の春、二つ写真展を開催します。
2)「Letter from Uyghur」展
America-Bashi Gallery
2022.03.30(水)〜2022.04.04(月)
11:00 - 19:00 (初日は14:00から、最終日は17:00まで)*会期中無休
東京都渋谷区恵比寿南 1-22-3
https://americabashigallery.com/
https://sproutsvision.jimdofree.com
https://www.youtube.com/channel/UC2VmZwIkutJ30v3oC_VgSdQ
支援金使用の内訳
① ギャラリー使用料 138,000円(支払済み)
② 作品制作費、額装費、雑費 100,000円(概算)
③ TOTAL 238,000円(概算)
3)「Letter from Uyghur」展
Exhibtion 東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
~ウイグルからの手紙~(写真展)
2022年 5月7日~14日・16日~22日(15日は展覧会会場が結婚式のためお休み)
10時~18時(最終日は17時まで)★会期中は無休
東京都渋谷区大山町1-19
https://tokyocamii.org/ja/
支援金使用の内訳
① 作品制作費
・写真のプリント(100,000円)
・2002年パリでの個展に使用した額縁の修理、額装費(100,000円)
・DM・チラシ・ポスターの制作、宣伝費用、雑費(100,000円)
② TOTAL 300,000円(概算)
プロジェクト資金の実行1・2・3の合計 938,000円(概算)
増刷費用について
当初、増刷費用調達のためREADY FORにおきクラウドファンディングさせていただきました。編集・制作・販売を一人出版社(自費出版)の形態にてこの1年間、一人でやってまいりました。過去、新聞、雑誌におきカメラマン・編集と約20年間、誌面作りにたずさわってまいりましたが、私は、本を売るということは、まったくの素人でした。
本来であれば出版社を探し、本書の出版をとも考えましたが、一人出版社(自費出版)を選択し、まずは私自身の思い、寄稿していただいた在日ウイグル人の思いを形にし、世に出すことにいたしました。何故ならば、とてもシンプルでストレートな本が作れると思ったからです。また本書は、Amazonでのネット販売のみといった状況、自費出版のため流通機関をへて全国の書店、図書館への配本ができておりません。
8月上旬、1000部をリリースし発売を開始しましたが、現在のところ約300冊が読者さまに購入していただきました。お恥ずかしながら制作中、発売当初、1000部は年内で売れきれる思い込み、増刷費用の調達をと思ったのですが、今のところ700冊の在庫を抱えており、増刷は時期尚早と判断いたしました。在庫が200~300冊の時点で増刷を再度検討し、予算(自己資金)の可能な範囲で増刷する所存です。また、二つの写真展により本書の宣伝、販売と多少なり部数が伸び「ウイグル人権問題」を多くの人々に知っていただく機会になります。
よってお預かりした支援金は電子書籍(英語版)、二つの写真展に使用させていただきます旨、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
今後、本書の販売におきましては、流通機関をへて全国の書店、図書館への配本が可能になりますよう、流通機関へ配本の交渉を継続してまいります。
3年前は、ウイグル人権問題に後向きだった自分、しかし、今は正面からこの問題を提起し支援者様はじめ在日ウイグル人皆様の協力を得て、この問題への一石を投じることが出来たこと、道半ばではありますが「ウイグルからの手紙」が多くの人々の目に触れ、読んでいただけていること、本来のウイグル民族を見ていただくこと、微力ではありますがウイグル民族への一助となれますよう、今後もこの活動を継続してまいります。
来年の春、東京にて二つ写真展には、是非ともご来場ください。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
ヤギケンジ