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日本の桜が危ない!蔓延するてんぐ巣病被害から日本の桜を守ろう!

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支援総額

117,000

目標金額 1,500,000円

支援者
14人
募集終了日
2021年10月31日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

鹿児島大学農学部林学科(1966年)卒業。大分県職員、林業試験場勤務(森林土壌、スギ、ヒノキの育種・育林に関する研究等に従事、酸性雨と森林被害に関する調査のため1990年フランス等4か国を視察研修)、1993年農学博士(九州大学)、1995年技術士(林業部門)。2003年大分県職員を定年退職。2003年NPO法人「森と海の共生・ネットワーク」を元JICAヨルダン等所長平川 潔氏とともに設立。2007年より会長に就任。2018年「大分県におけるサクラのてんぐ巣病の被害実態調査」を刊行。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 桜は日本の春を彩る象徴であり、爛漫の花は花見客を楽しませますが、残念なことに各地で桜の衰退を招く「てんぐ巣病」の被害が蔓延し深刻化しています。「てんぐ巣病」は「タウリナ・ウイエゼリ」という菌によって広がる伝染性の病気で、感染すると枝の一部が膨らみ多数の小枝が密生して鳥の巣のようになります。被害は枝から木全体、そして他の木へと広がり、花が咲かなくなり症状がひどくなれば立ち枯れる。特にソメイヨシノで被害は顕著に発生します。

 

 当NPOでは、2017年~2018年に大分県において調査した桜の名所65か所のうち60か所でてんぐ巣病の発生が観察され、忍び寄る桜の深刻な危機が確認されました。この被害状況は大分県に限らず九州はもちろん本土に至るまで広くみられる現象で、年々その被害は拡大傾向にあることが危惧されながら、その対策が取られておらず、早急に被害撲滅に取り組む必要性が求められています。

 

 

 

被害は小さい枝から始まり、これが年々拡張して、木全体に広がり、ついには衰弱、枯損に至ります。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

サクラのてんぐ巣病については抜本的な予防や治療法は確立されていませんが、できるだけ早く羅病枝を取り除き、伝染源を絶つことが最も有効な対策とされています。

 

今回のプロジェクトでは、2017年の調査で明らかになったてんぐ巣病の被害地を対象に防除作業を実施します。作業内容は、羅病枝の切除と切り口が大きい場合は、滅菌処理(トップジンペーストの塗布)を行い、羅病枝は粉砕機にてチップ化したのち焼却や滅菌処理後処分します。羅病枝の切除は高枝鋏または高枝鋸を用い、人力で、手の届く範囲の枝を切除し処理します。

 

てんぐ巣病退治の作業は、大分県生活環境部美し作戦推進課の協力を得て、当NPOの活動拠点である大分県日田市を中心に近隣市町村の被害地を対象として実施します。

作業にあたっては、高齢で回復が困難な羅病地は今回は対象から除き、若齢~壮齢で、防除効果が高く樹勢の回復が期待される被害地を重点的な対象として選出します。

 

てんぐ巣病は桜にとって深刻な病害ですが、早期に病枝を発見し、その被害枝を切除すれば簡単に防除可能な病気であることから、被害枝の発見とその対処法を一般の人々に浸透させることが重要とされます。この知識と技術が広く膾炙されれば、いつでもどこでも誰でもこのてんぐ巣病の撲滅に参加することが可能になることから、この防除活動を報道機関の協力を得て広く啓発し、大分は日田の地から桜の大敵、てんぐ巣病撲滅運動の端緒を開きたい。

見つけたらすぐに切り取ることだけで、桜の天敵、てんぐ巣病は退治できます。誰でもできる簡単な防除方法ですから、美しい日本の春を長く楽しむために、みんなで取り組みましょう

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 当NPOでは、過去の調査結果に基づき、被害防除の必要性を講習会を開催したり冊子等で啓発を図ってきましたが、思うような桜の保護や管理活動の進展は見られていません。しかしながらてんぐ巣病は年々拡大し、さらに深刻さを増していることから、当NPOにおいて、自ら先頭に立って、てんぐ巣病被害撲滅の活動を開始し、大分県から、「令和の花咲爺運動」として全国に発信していきたいというのが活動の目的であります。

 

 サクラのてんぐ巣病は、羅病枝を早期に発見し、その枝を切除すれば被害は抑制できるため、処方としてはごく簡単な病害であるにかかわらず症状の発見と防除法が広く知られていないため、被害は蔓延拡大しているのが現状です。病気の実態をよく理解し、羅病枝を早期に発見し除去することで、桜はてんぐ巣病という脅威から逃れ長く桜を楽しむことができます。当NPOはこの活動を通じて、どこでも誰でも桜のてんぐ巣病は退治しうる、地域の桜は自分たちで守るというと地域住民美化活動の一環として全国津々浦々までその活動が広がっていくことを期待しております。

 

 

 

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

●運営期間    
2021/11/1~2022/3/31

●運営場所    
大分県一円

●運営主体    
NPO法人森と海の共生・ネットワーク 会長 諌本信義

●運営内容詳細    
てんぐ巣病は桜の重要病害の最たるもので、特にソメイヨシノに被害の顕著な伝染性の病害で、被害は全国的に拡大蔓延の傾向にあり大きな社会問題となっています。確立した防除方法はありませんが、有効な対策は羅病枝を切除して処理することです。このプロジェクトは、まず大分県下の被害地、被害木におけるてんぐ巣病について、羅病枝の切除とチッパーを用いた粉砕処理を行い、被害の蔓延を防止するとともに、作業を通じててんぐ巣病被害の撲滅に向けての啓発活動を行います。

●その他    
軽トラック、粉砕機、枝切りの各種道具、啓発用のチラシなど必要となっています。

本プロジェクト実行の為に必要な金額のうち、クラウドファンディングの目標金額との差額分に関しては、クラウドファンディング以外の寄付金で賄う予定です。
(2021年9月1日現在)
クラウドファンディングが成立したにも関わらず、上記計画通り差額分を確保できなかった場合、規模を縮小しての実施を予定しております。

 

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リターン

3,000


感謝の3000円リターン

感謝の3000円リターン

・お礼の気持ちをこめてサンクスメールをお送りします。
・活動報告書をお送りします。
・桜のてんぐ巣病の調査報告書を進呈いたします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

5,000


感謝の5000円リターン

感謝の5000円リターン

・お礼の気持ちをこめてサンクスメールをお送りします。
・活動報告書をお送りします。
・桜のてんぐ巣病の調査報告書を進呈いたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

10,000


感謝の10,000円リターン

感謝の10,000円リターン

・お礼の気持ちをこめてサンクスメールをお送りします。
・活動報告書をお送りします。
・桜のてんぐ巣病の調査報告書を進呈いたします。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

30,000


感謝の30,000円リターン

感謝の30,000円リターン

・お礼の気持ちをこめてサンクスメールをお送りします。
・活動報告書をお送りします。
・桜のてんぐ巣病の調査報告書を進呈いたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

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