【現役漁師95歳】シベリア抑留体験を児童書にして全国へ届けたい

【現役漁師95歳】シベリア抑留体験を児童書にして全国へ届けたい

支援総額

1,169,000

目標金額 800,000円

支援者
113人
募集終了日
2021年9月3日

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プロジェクト本文

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 初挑戦のクラウドファンディングお陰様で目標無事に達成出来ました。大変ありがとうございます。シベリア抑留の子ども向けの本はとても少ないです。当初予定よりも増刷予定です。9/3まで引き続きご支援をお願い致します。

 

 これからも、吉田さんだけではなく”シベリア抑留体験者の貴重な証言映像”を記録するための、ビデオカメラ購入を考えています。現在手持ちのビデオカメラが異音が入る等不調です。

 大切な証言映像を撮影し後世へ継承する為にビデオカメラを購入したいと考えています。

現在のビデオカメラはこれまで記録という大切な使命を果たしてくれました。

映像を保管する事が何よりも大切であることを実感しています。希望するものはコロナ禍なので屋外で撮影する事が増えてきます。屋外は風音が凄まじく入ります。大切なお話が聴き取れません。また逆光のためにせっかく撮影しても表情が見られないなど残念な結果になったこともあります。

 

 周囲の雑音が入らないマイクの性能が良いビデオカメラ、照明不足や逆光防止のための照明器具購入を検討しています。ご理解ご賛同を得られました方引き続き、証言を記録に残すためにご支援をお願いします。本もシリーズ化出来たらと考えています。

 

 撮影機材購入のためのネクストゴールは110万円です。

 

 追加支援30万円 内訳 ビデオカメラ25万円 照明5万円 ほかSDカードなど

 

            体験者講演の様子(東京)まだまだ語り継いで欲しい

▼自己紹介

 

 初めまして建部奈津子と申します。札幌で歯科衛生士の仕事をしながらFMラジオパーソナリティとして月2回「シベリア抑留体験者の声」を情報発信しています。活動は市民団体「シベリア抑留体験を語る会札幌」を事務局と共に運営しています。これまで事務局に支えられ活動を継続することが出来ました。この事業は「シベリア抑留体験を語る会札幌」とは一切関係なく建部奈津子個人の事業であることを最初にお断りさせて頂きます。戦後70年平成27年から”戦後の悲劇”であるあまり知られていない「シベリア抑留体験者」の証言を風化させず二度と繰り返さないために、次の世代へ語り継ぐ活動をしています。

 

 主に札幌近郊や東京でも講演会を開催してきました。現在コロナ禍で全く活動が出来ない日々が続いています。体験者の年齢は95歳以上です。私は今出来ることは何かと考え、今回初めてクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。体験者の証言をもとに「シベリア抑留」を分かり易い児童書にして全国の選定した図書館200か所へ謹呈し風化させない取組を決意しました。風化させず知っていただくためです。

 

 目標金額は80万円です。内訳は製本・印刷代60万、郵送費6万、謝礼3万、通信費1万、その他手数料(12%+税)です。念願の児童書制作部数は500部です。リターンTシャツ50着は自己資金で制作します。                                                            

 

 戦後75年の節目である昨年から新型コロナウイルス感染拡大防止の為に現在は講演会等の活動は全て中止しています。体験者の年齢も95歳となり、残された時間は短いです。そして「語り手なき時代の到来に向けてどう伝え遺すかが今後の課題である」と戦後70年から言われ続けていますが現状はどうでしょうか。

 

 【シベリア抑留体験を聴いた事はありますか?】

 

 

 ある日遺族の方から「建部さんの書いた本ないの?読みたいなあ」という声を頂きました。

今までブログを6年間書き続けていますが、本を書いて出版したことはないと気が付きました。

本を出版する事は私には資金的にも文章を書く技術的にもハードルが高いとう現状です。

これまでにも何度かクラウドファンディングをやってみたい想いがありました。

 

本を出版し体験者がご存命のうちに、ご本人に手渡したい!という私の強い願いがあります。

 

 思い切ってやってみよう!絶対いい経験になる!必ずご本人に手渡すんだ!と一大決心をしました。いま体験者に分からない事を聴ける最後の時期です。形に残して次につなげたいです。

 

 シベリア抑留体験者でご存命の方は現在全国で推定約6000~7000人と言われています。

だれもその正確な人数は把握されていません。そして本当は生きているのに死んだことになっていたり、そのまま現地に残り日本に帰国していない方もいると言われています。このような実態はメディアで取り上げられる機会も少なく、学校でも習う機会がなかったり、いまでも初めて聞く方も多くいます。

 

 戦後の歴史につて、学校でもなかなかシベリア抑留に多くの時間を割く事も難しいのかもしれません。教科書にはわずか数行しか書かれていないのが現実です。語り部は「証言を一人でも多くの方に聴いて頂きたい。こういうご苦労があったことを語らずに異国の地で無念に亡くなった仲間のことを忘れていません。次の世代に語り継ぎたい。」と異口同音に言われています。

ただ聴いて頂く機会がいまはありません。北海道から沖縄の全国の方に、この声を届けるにはどうしたら良いか考えました。児童書を制作し全国の図書館へ謹呈し、同時にプロジェクト支援者の皆さまにも読んで頂きたいと考えました。

 

 本が完成するまでの流れです。コロナ禍なのでスムーズに行かない事も考えられます。

プロジェクト達成まで本制作進展状況をご報告いたします。

 

 現在すでに出版社は決まっています。予算の関係上、校正回数は2回です。

 

じっくり校正して頂くため、時間をたっぷり確保しています。

予算の関係上ソフトカバーにしました。ハードカバーの方が良かったかな?とまだ未練もあります。

 

 

 私一個人として今までの思いの丈を妥協することなく児童書に願いを込めて、初めて本を出版しようと決めました。

難しい軍隊用語もあります。全ての年代の方に読んで頂けるように全てにフリガナをふります。

単に大人の意見を押しつけるのではなく、抑留生活の中の一コマから当時の状況や心境を汲み取って頂きたいと思います。

 

 絵や写真を挿入して、分かり易い児童書を心がけています。

シベリア抑留体験者の語り部はたくさんおられます。年齢は95歳を過ぎました。「まだまだ語りたい」と意欲的です。

 

「自分の事も主人公にして本を書いて」という語り部の顔が浮かびます。声が今から聞こえています。この児童書を出来たらシリーズ化して、様々なシベリア抑留中の出来事を児童書にして伝えて行きたいです。広島や長崎、沖縄と違い、シベリアは見学旅行で訪問しません。知らない人が多いのはこのような事も関係しているかもしれないです。

 

現役漁師95歳ウニ漁殻剥きの様子

            利尻島で最高齢の現役漁師95歳 吉田欽哉さん ウニ殻剥きの様子

 

毎月2回生放送でシベリア抑留を伝えています。

                   FMラジオ「シベリア物語」の様子http://776.fm/

 

 https://ameblo.jp/siveriasapporo/ 

アメーバブログ更新中

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 シベリア抑留体験者の証言を聴き始めて今年で6年目になります。

先日「建部さんの書いた本はないの?読みたいなあ」という遺族の声を聴き、そういえば一度も本を出版したことがない。初めてのことだけど挑戦してみたいと思いました。現在はコロナ禍でほぼ活動が出来ない状況です。このまま月日が無駄に流れていくやるせなさを感じ、いつかそのうちではなく今ご遺族の方を始め”戦争を知らない世代”と言われている子どもたちへ、語り手なき時代の到来に備えて伝えたいと思った事が決断になりました。

 私自身幼い頃あまり本を読みませんでしたが、読んだ本の中の疑問はいまでも、私の記憶に残っています。考える力はとても大切だと感じています。

 

「シベリア抑留」何か難しくてとっつきにくいイメージがあるかもしれません。

難しい本ではなく、10歳以上を対象にした写真や絵を入れて、読みやすいくかり易いノンフィクションの児童書を作りたいと考えました。

大きさはA5サイズで鞄の中に入れて持ち歩けるサイズです。どこでも読めます。

 

                           

 平成から令和に年号も変わり、「戦争は終わったのではない。いまだにシベリアの永久凍土には祖国に還ることが出来ない3万柱以上の遺骨が眠ったままでいる。果たして安らかに眠っているのだろうか。遺骨が遺族の元へ戻るまで戦争は終わらない。」と語り手の吉田さんはいつも言います。こういう言い方は大変失礼になると思いますが体験者に残された時間は決して長くありません。いつ何が起こるか分からない。昨年からのコロナ禍で人が集まる事も安全を期して慎重になり、活動はフリーズしています。

 

 本の出版経験もなく文章はそれほど得意ではありませんが、文章の上手い下手と言っている場合ではなく”気持ちを伝える”、”形に残す”ことに意義があると強く自分の心を揺さぶられました。

 

 テレビ等各メディ報道は最後に「次の世代へどう継承するかが今後の課題である」と締めくくられています。体験者の願いを実現するお手伝いと、広く全国的にシベリア抑留者の声を知ってもらいたいと思い、初めてのクラウドファンディング、初めての本の出版を決意しました。

 

 ”シベリア抑留慰霊の日”は制定されていません。戦後生まれの国民の意識もどうでしょうか。

核家族化が進み、祖父や祖母からも戦争について聞く機会は激減していると危惧しています。

 

 日常生活ではこのような話題は触れにくい傾向があると感じます。しかしいつまでも

現実から目を背けていてはまた繰り返しかねません。まずは知る事が第一歩です。

 

プロジェクトが必ず達成できるよう、皆さまのご支援を心からお願いいたします。

 

 当団体は特定の政党や思想・宗教とは関わりありません。

 

講演会会場の史料展示コーナー

                                 これまでの活動の様子

 【児童書の対象は10歳以上です。】

 

 戦争の傷跡は深く目に見えにくいです。

日本全国の方へこのあまり知られていない「シベリア抑留」の史実を知って欲しく決意しました。

 

▼プロジェクトの内容

 

 最北の語り部である利尻島在住シベリア抑留体験者吉田欽哉さん(95)の証言をもとにノンフィクションで児童書を作り、北海道から沖縄まで全国の選定した図書館200か所へ謹呈致します。

 

 今後他の語り部の方も同様にそれぞれの体験談を児童書に残し図書館へ謹呈したいです。

体験者の皆さまは自分の出番を待ち望んでおられます。皆さん辛い過去があるにもかかわらず明るくお元気です。

 

この取り組みを通して、北海道でこいう活動をしている事を全国の方々に関心を持って頂けましたら幸いです。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 全国の選定した図書館200か所へ謹呈します。10歳以上の学童に「朝読書の時間」や「読み聞かせ運動」「お話の会」「読書感想文」「調べもの学習」「母親教室」等で活用して頂きシベリア抑留に親子で関心を持って頂きたいです。

 

 戦争をおこさないようにするのはどうしたら良いか、これからは体験者の声を直接聴くのは難しくなると危惧しています。映画やドラマ、ゲームではないノンフィクション作品を読んで、永遠のテーマとして日本だけではなく世界へも目を向け、「自分の考えや意見を持てるよう」になって頂きたいです。「考える力」を大切にしたいです。後世へ継承することは語り部の願いです。

 

 体験者に残された時間は決して長くありません。今回の新型コロナウイルス感染問題のように自由がきかなくなる体験をし、いまやることだ!と自分の気持ちと相談しました。うまく体験談を児童書にできるのかという不安もあります。仕事や他のことと両立しながら、初めての児童書出版に挑戦していきたいです。

 

 どうか全国の皆さまからのご支援をお願い致します。

 

                   シベリア抑留研究家 建部奈津子  令和3年7月15日

 


【プロジェクト終了要項】

●製作物    
A5サイズ 児童書 カラー

●出版完了予定日    
2021年12月31日 

●著者    
建部奈津子

●発行部数    
500部

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プロフィール

札幌市在住 歯科衛生士の仕事をしながらRadioワンダーストレージFMドラマシティ77.6Mhz「シベリア物語」(毎月第2.4水曜 午後3時~生放送)パーソナリティをしています。シベリア抑留研究家です。北海道から沖縄まで選定した全国の図書館200か所へ児童書を制作し謹呈したいと考え、初めて本を出版することに決めました。

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リターン

3,000


気持ちだけコースA

気持ちだけコースA

感謝のメールを送ります。アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


気持ちだけコースB

気持ちだけコースB

感謝のメールを送ります。アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


児童書2冊コース

児童書2冊コース

感謝のメールを送ります。本2冊送ります。(写真はイメージです。)アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。
吉田さんの4年間にわたる絶望的な日々の生活の中にあった奇跡の出来事など、体験した数々の出来事をノンフィクションで児童書にします。

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


オリジナルTシャツ1枚コース

オリジナルTシャツ1枚コース

感謝のメールを送ります。
特製オリジナルTシャツ1枚を送ります。左袖にワンポイントが入ります。色とサイズをお選びください。ご支援された方のお名前を「シベリア抑留体験を語る会札幌」のブログ内で掲載させて頂きます。掲載名はご希望に添えない場合もあります。

支援者
3人
在庫数
17
発送完了予定月
2021年12月

20,000


オリジナルTシャツ2枚コース

オリジナルTシャツ2枚コース

感謝のメールを送ります。
特製Tシャツ2枚送ります。左袖にワンポイントが入ります。色とサイズをお選びください。ご支援された方のお名前を「シベリア抑留体験を語る会札幌」のブログ内で掲載させて頂きます。掲載名はご希望に添えない場合もあります。

支援者
1人
在庫数
14
発送完了予定月
2021年12月

30,000


気持ちだけコースC

気持ちだけコースC

感謝のメールを送ります。アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


児童書3冊コース

児童書3冊コース

感謝のメールを送ります。本3冊送ります。(写真はイメージです。)アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。
吉田さんの4年間にわたる絶望的な日々の生活の中にあった奇跡の出来事など、体験した数々の出来事をノンフィクションで児童書にします。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


気持ちだけコースD

気持ちだけコースD

感謝のメールを送ります。アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


児童書10冊コース

児童書10冊コース

感謝のメールを送ります。本10冊送ります。(写真はイメージです。)アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。
吉田さんの4年間にわたる絶望的な日々の生活の中にあった奇跡の出来事など、体験した数々の出来事をノンフィクションで児童書にします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

150,000


気持ちだけコースE

気持ちだけコースE

感謝のメールを送ります。アメーバブログ「シベリア抑留体験を語る会札幌建部奈津子のブログ」内で支援された方のお名前を掲載いたします。掲載名がご希望に添えない場合もあります。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

札幌市在住 歯科衛生士の仕事をしながらRadioワンダーストレージFMドラマシティ77.6Mhz「シベリア物語」(毎月第2.4水曜 午後3時~生放送)パーソナリティをしています。シベリア抑留研究家です。北海道から沖縄まで選定した全国の図書館200か所へ児童書を制作し謹呈したいと考え、初めて本を出版することに決めました。

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