新型コロナウィルス感染症インド緊急支援

 

ご支援者の皆様へ

12月19日（日）11:30～　マジュヌカティラ　チベット人居留地内　TCV Day School(小学校)にて

100袋の支援袋を配布いたしました。他にヤムナー川沿いに住んでいる方、物乞いの方に配布しました。

物資は前回の新着情報でお知らせした内容で一袋約10Kgです。

支援対象者のリストを作成して頂きマジュヌカティラに住むチベット人の中でも特に貧しい70世帯へ配布しました。

病気の方、障害者、お年寄り、母子家庭、失業者、日雇い労働者などの方々です。

トラックの交通規制があり朝8時～10時まではデリー市内を走れないので12時からとお伝えしていましたが

皆さん朝早くからお待ちでした。

それだけこの支援を心待ちにしていたのでしょう。

 

配布までの流れをご説明します。

１１月22日より物資購入先、配布先選定。

１２月８日　１００袋分物資買付け開始。

Rumi Impex より　使い捨てカイロを無償提供。

１１日　物資搬入。

１４・１５日　パッキング作業。　

 

    

16日マジュヌカティラ　Samyeling Tibetan Settlement Office代表のPhontsok Topgyal 氏

CHOS SPYOD BOOK SHOP Thupten Gyalten氏とミーティング。

１９日（日）12時よりTCVDay School で　配布決定。

Office側より配布当日、看護師とスタッフと　支援対象者７０世帯分のリストをご提出頂きました。

 

19日　９：００　トラックに支援物資積み込み。

　　　　１０：００　出発　（デリー市内は朝8時～10時までトラックの交通規制あり）

　　　　１０：３０　現地到着　搬入

     

Samyeling Tibetan Settlement Office代表のPhontsok Topgyal 氏をはじめ

CHOS SPYOD BOOK SHOP Thupten Gyalten氏、

看護師3名、事務所スタッフ3名の方々にご協力頂きました。

 

11:３0　早くからお待ちの方が多かったので当初予定時間より早く　配布開始

  

  

何度も頭を下げられる方、手を合わせる方、チベット人はあまり表情に現さないのですが、支援者さまへの感謝の気持ちが伝わってきます。　

   

                                                                                               知的障害のある方です。

                                                                                               朝早くから待っていて下さいました。

病気で寝たきりの方のお宅にお届けしました。建物の間にトタン屋根だけ。

日も入らず日中でも真っ暗でした。大変厳しい環境にお住まいでした。支援物資を大変喜んでおられました。

この方も歩行が困難なのでお届けしました。

 

この後マジュヌカティラの裏手にあるヤムナー川沿いに住む方がのところへ

葉物野菜を栽培して生計を立てていますが大変厳しい生活です。

 

  

 

 

一見　作業小屋のように見えますが、皆さんのお住まいです。電気も水道も通っていません。

ここに一家６人～10人で住んでいます。

更に奥へ 

この後　TCV　Day Scholl に戻り　物乞いの方たちに配布。

配布を聞きつけて集まってきた方々。

物資が足らなくなったので袋を分けて配布しました。

  

 

盲目の方でした。

13:30　１００袋すべて配布終了。

 

Samyeling Tibetan Settlement Officeの全面協力のもと　混乱せず、無事に困窮者の方々へ適切に配布することができました事ご支援者の皆様にご報告致します。

ニラジの兄、パンカージ・プリー氏も買付けや運搬など多岐にわたりご協力頂きました。

皆さん誠にありがとうございました。

次回はキロナバーグで100袋を年内に配布する予定です。

一日も早く配布できるよう努力致します。

ご支援者の皆様の功徳に心より随喜致します。　合掌

Dharma Service Worker 拝