新型コロナウィルス感染症インド緊急支援

支援者の皆様へ

第２回支援物資配布致しました。

１２月２４・２５・２７日の三日間に分けてヤムナー川河川敷に住む方々に100袋を配布致しました。

キロナバーグでの配布は先方の受け入れ準備が遅れたため、ヤムナー川河川敷を先にしました。

橋の下に住んでいる方々で　ゴミ拾いや車の清掃に使う布の洗濯、リキシャや　日雇い労働者などホームレスになるギリギリの生活をしている生活困窮者です。お年寄りと子供は物乞いをする方もいます。

子供たちは就学しておらず、働いているか物乞いをしている子供もいます。

劣悪な環境の中　必死で生きている方々です。

ゴミ捨て場ではありません。ここにお住まいです。

　

　

配布までの流れです。

12月２０・２１日支援物資入荷。

２２・23日パッキング作業。

２４・２５・２７日　ヤムナー川河川敷に配布。

右、ニラジの兄パンカージ氏の運転で３０袋を載せ、ヤムナー川河川敷へ。（27日は二回配布）

　

車で３０分ほどのヤムナー川河川敷　Yudhister　Setu　という橋の下に来ました。

ここは前回のように協力者も無く初めての場所でした。

治安も悪く、普通の人は入る事の無い場所です。

我々の車が到着すると大勢の人達が集まってきました。

　

　　

一日5０Rs.以下の収入で生活する方々です。

 

　　

この方のお住まいは、元移動式売店で人一人がやっと入れる箱の中で生活されていました。

 

　　　

　　　　　　

病気で寝たきりの方　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怪我で働けない方

 

　　　　　　

　　

車の清掃布を洗濯する仕事をしています。　　　　　　　　　　　　　河川敷に干しています。

 

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井戸がありました。

 

　　

初日は車に３０袋までしか積めないので、もらえなかった方からご不満の声を頂きました。

必ず配ることを約束し　翌日２５日３０袋、27日に４０袋を配布しました。

笑顔で受け取って下さる方もいらっしゃるのですが、喜んでいても笑顔にならない方が多いのが印象的でした。

本当に生きていくのが厳しいのだと感じました。

井戸はありましたが、下水がないので汚水があちこちに溜まっています。

汚水でぬかるんだ道を裸足で歩く人も多く　衛生状態は非常に悪いです。

電気が無い家が多く　あっても盗電しています。

             

 迷路のように入り組んだ道が続きます。

  

  

  

こちらの女性はBabitaさん。こちらにお住いの方で初対面にも拘らず今回の配布に協力して頂きました。

混乱なく配布できたのもこの方のお陰です。

今回もパンカージ氏に車の運転、荷物の運搬など多方面で協力して頂きました。ありがとうございました。

第二回目の配布は図らずも12月２４・２５日のクリスマスと重なり

ご支援者様のお気持ちが聖なる日にお届けできました。

厳しい環境で生きる人々に、生きる糧を与えてくださった皆様に心より感謝致します。

誠にありがとうございました。

 

第１回支援物資配布の動画はこちらから

https://www.facebook.com/100002676911038/videos/657876355398084/

 

第２回支援物資配布の動画はこちらからご覧になれます。

https://www.facebook.com/100002676911038/videos/466169101687296/

 

三回配布を行う予定です。

 

どうぞ皆様、寒さに気を付けて　よいお年をお迎えください。

 

Dharma Service Worker