突然下半身麻痺を宣告された息子に社会とつながる場所をつくりたい。

ボクにはかけがいのない親友たちがいます。

 

高校時代に出会った6人がいろんな思い出を一緒につくりながら

彼女ができ、結婚し、子供ができ、現在22名。

そろそろ三世代目が誕生！

 

出会いから30年余り。それでも毎年数回集まり

親交を深めてきました。

子供世代もよほどの理由がない限り出席してくれます。

 

人生の中でこれほど豊かで居心地のいい居場所はありません。

奇跡のような関係です。

 

当然、今回の件も家族同様、寄り添ってくれました。

 

昨日、密を避けるためその核となる男たちだけで

逢うことができました。

 

出発前、奥さんがたくさん泣いてきたらとタオルハンカチを渡してくれました。

 

集合場所である友人宅に向かう途中、すでに涙。

 

ちゃんと話せるかな？

声になるかな？

 

到着し家の中へ。

 

 

みんなの顔を見た途端…

 

 

な、涙が出ない？　あれっおかしいな？

 

そうなんです。

余りにもいつもとなにも変わらない居心地の良さを感じた途端、

安心感が瞬く間に全身を包みこみ、

いままで奥さんと二人で目に見えない理不尽な敵に対して戦い、

張り詰めていた心が解けていき、

こころが整ってしまったのです。

 

この数ヶ月に起きた詳しい話を聞いてもらいました。

まだ戸惑いや迷いがあること。

何が正解でどの選択が最良かが判断できないこと。

理不尽なこと。

本当は元気じゃないこと。

晋のこと。

長男のこと。

奥さんのこと。

 

なんやろ。

話を聞いてもらうことでこんなにチカラをもらえるなんて。

 

気を遣ってくれたのか（当然なのか！）マスクをかけたみんなの後ろに

今回ご支援いただいた86名の皆様が見えたような気がします。

 

スピリチュアルちゃいます。

 

家族四人で解決する事ではないのか。

頼れる人がこんなにいるのか。

世の中善意だけで行動する、当たり前ではないこの出会いに

改めて気づかされた貴重な時間でした。

 

 

PS.

こんなときでも会話の8割が笑いになる安定の悪友達

ありがとう！