天空の山城への交通手段に自由で楽しく環境を守る次世代モビリティ投入

【ネクストゴールに挑戦します！】

 

2021年11月19日（金）念願の目標金額1,070,000円を達成する事ができました。

スタート当初は、目標金額まで遠く感じられたのですが、みなさんに背中を押していただき辿り着く事ができました。ご支援くださった方、応援の声を掛けてくださった方、SNSやプレス、メディア等で拡散してくださった方、幅広い方々がいろんな方法で励ましてくださったおかげです。一人では何も出来ませんでした。本当にありがとうございます！

 

当プロジェクトでは、EVトライクとEVスクーターを各１台購入する資金を募りました。クラウドファウンディング達成の確率を上げるため少数での挑戦に踏み切ったのは、先ずはレンタル事業をスタートし、そこから得られる利益で台数を増やす計画だったからです。

 

残り５日間ではありますが、増設を目指し挑戦を継続したいと思います。

 

ネクストゴール目標金額：　1,620,000円

ネクストゴール使用目的：　EVスクーター２台（車両・自賠責・任意保険等）

 

充分な期間ではありませんが、さらなるご支援・拡散をよろしくお願い致します。

募集期間終了まで、全力疾走でがんばります！

 

（一社）高梁市観光協会　荒金稔博

 

 

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▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

前職の時、きっかけとなる出来事がありました。

しばしお付き合いください。

 

「バスが無い？？」

「バスが無いって、今まだ昼なのにー！？」

ちょっと大きな声がしたので、案内所の方向に目が向きました。

 

ありがたいことに、

新幹線と特急やくもに乗って来たと仰るお父さん、

真田丸オープニングの備中松山城を見に来たと嬉しそうに立ち寄られたのですが…。

 

「来りゃ何とかなると思ったのに」

「そんな事なら来るんじゃなかった」

呆れ声から、脱力のご様子で、納得し難いご様子でした。

そして、次第に、音量も凄みもヒートアップ！

 

「宣伝して、客呼んどいて、バスがねーって、どーいう事な！」（怒）

「来て欲しんか、来て欲しくねんか！」（怒）

「ほな、宣伝すな！客を馬鹿にしとんか！」（怒）

窓口担当は、丁寧に繰り返しお詫びし、

熱心に、乗合タクシーがある事を説明していました。

 

調べて来なかった来訪者が悪い訳でも、

窓口担当に失礼があった訳でもありません。

 

悪は無いのです。

 

ただ、ここの事情でバスが無い。

バスが無いここの事情を、地域を代表して窓口担当がお詫びをしていました。

 

ここの事情は、ここの勝手、

来訪者には、全く関係の無いここの事情。

 

説明したところで、理解なんてしてもらえない。

百も承知だから、言えずに、（言わずに、）

窓口に立つ者は、辛抱強くお詫びを重ね、お客様の気持ちを収めるしかない。

 

「こんなとこ二度と来るかー！」（怒）

と、言い残して出て行かれたご夫婦。

 

来訪者も窓口担当も、どちらにも嫌な思いしか残りませんでした。

 

もしかすると、窓口担当にとってはよくある事なのかも知れません。

割り切るしかないのでしょうか。

割り切っていいのでしょうか。

割り切れば、楽になるけど、町の進歩はありません。

 

今日のお父さんご夫婦は、高梁に来て大きな不満を持って帰られた。

せっかく高梁まで来てくださったのに、申し訳なく、やりきれない気持ち、

たまたまその場に居合わせた私にとって、割り切れない、大きな衝撃でした。

 

いくら考えてみても、

お詫びをしたところで、誰かに報告したところで、明日直ぐに改善できる事ではありません。

 

この町の、もっと大きな枠の課題であると。

当時の私の立場では届かない。

 

この町の観光に携わる、大きな枠を動かせる立場の方が取り組む課題だと、

自分を言い聞かせるしかありませんでした。

 

 

 

 

 

あのご夫婦の気持ちを察すると、

歯がゆく悔しい出来事として、今もずっと心に残っています。

 

観光協会の一員となった今、できる事があるはず！

 

【解決策】

①午後からでも余裕をもって登城し、天守まで観光できる路線バスの増便（土日祝）

②城まちステーションへ乗り入れる路線バスを設定（土日祝）

③不足がちな公共交通手段を補う新たな交通手段を提供

 

③これなら今の自分でもできる！

第6の選択肢を設けたい！

策はあった！（売り手よし！買い手よし！世間よし！）

やるなら今！スピード感を持って解決策を図りたい！

 

でも、、、

お金がない、予算はつかない（涙）

 

 

無難に進めるなら、予算がつくまで待てばいい…。

でも、いつになるのか？？

コロナ禍の今だからこそ、汗をかいて準備すべきなのではないか。

そんな中、クラウドファウンディングの可能性に目が向きました。

 

このプロジェクトには共感して応援してくださる方がきっといるはず！

 

しっかりと思いを伝え、今のうちに準備を整え、

アフターコロナには、新事業をスタートしたい！

 

遊び心のあるアクティビティ要素をもった、次世代モビリティを手段とする事で、

不足がちな公共交通が補われるだけでなく、

お客様の驚きと、笑顔と、楽しんでくださる姿を思い描けました。

 

失敗が怖い気持ちも当然ありながら、

成功した時の、ドキドキ、ワクワクが勝ってしまい、

このプロジェクトを立ち上げるに至りました。

 

 

 

 

 

 

▼自己紹介

 

申し遅れました、一般社団法人高梁市観光協会　荒金稔博と申します。

たかはし市観光協会です。もう読んで頂けますね（笑）

 

観光のお客様からすると、なかなか聞くに聞けないそうなんですが、

高梁の人はみんな優しいですから、恥ずかしがらず誰にでも聞いてください。

 

さて、今回このプロジェクトに挑戦する理由から始めさせていただきました。

ここで改めて、高梁市の紹介から始めましょう。

 

2004年に1市5町が合併し誕生した現在の高梁市は岡山県中西部に広がる吉備高原に位置し、美しい山々と清流に育まれた自然豊かなまちです。

 

 

城下町の風情が薫る市街地の北には、日本で唯一天守が現存する山城「備中松山城」がそびえ、市北西部には銅山町として栄えた赤色の町並みが印象的な「吹屋ふるさと村」が往時の姿を残すなど、市内各所で歴史情緒あふれる空間を楽しめる全国に誇れるまちです。

 

【備中松山城】

国指定重要文化財の備中松山城は「現存12天守」の一つで、天守が現存する“唯一の山城”です。登城坂の周囲は高さ１０ｍ以上の巨大な岩壁がそびえ、“難攻不落の名城”を肌で感じることができます。空の青に映える美しい天守、秋には木々が紅葉し、岩壁が燃えるような朱色に覆われる景色は圧巻です。

 

更に、愛らしい猫城主の「さんじゅーろー」が登城者をお迎えしており、人気に拍車を掛けています。さんじゅーろー【公式】(@sanju_ro_) • Instagram写真と動画

 

【吹屋】

吹屋はかつて国内屈指の弁柄と銅生産で繁栄した鉱山町で、弁柄色（赤褐色）に染まる「赤い町並み」は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、古き時代へタイムスリップさせてくれます。

２０２０（令和２）年６月には、『「ジャパンレッド」発祥の地―弁柄(べんがら)と銅(あかがね)の町・備中吹屋―』として、日本遺産に認定されました。

 

【山田方谷】

その他にも、「至誠惻怛（しせいそくだつ）」という真心と慈愛の精神を説いた高梁市の生んだ幕末の偉人「山田方谷」は、現在のNHK大河ドラマの主人公の「渋沢栄一」の師である「三島中州（みしまちゅうしゅう）」を弟子に持つことでも知られています。今、高梁市は2024年のNHK大河ドラマを「山田方谷」に！と誘致に向けて盛り上がっているところです。

 

 

続いて、私が勤める高梁市観光協会についての紹介です。

 

 

一般社団法人高梁市観光協会

平成11年、社団法人として設立。

平成26年、一般社団法人へ移行、令和2年に高梁市内の5つの観光協会を統合。

令和3年4月、民間会社から2名、高梁市から1名の新戦力が投入。観光協会本部機能設立。

令和3年6月、通常総会により新理事の選任、理事会をもって会長、副会長、専務理事が選任。

令和3年秋頃、「高梁市観光交流センター」オープン予定。

 

 

・㈱ANA総合研究所より出向　　専務理事　永田　浩基

４月に高梁にまいりました。高梁は鹿児島県出身のヨソモノの私から見ても、清流高梁川と山並みが美しい大変魅力的なまちです。ピオーネや桃太郎トマト、備中牛など美味しいものも沢山！EVバイクが似合う「高梁」へ是非、お越しください！

 

・高梁市役所より出向　　事務局長　難波　吉豊

地元高梁で21年勤務をしています。この間に培った人脈、経験を良い意味でも悪い（？）意味でも活かしつつ、持続可能な新しい観光協会を運営するため、日夜奮闘してまいります。高梁市へお越しいただいたら、シャロン（ケーキ・パン屋）のちくわドーナツ（カラシ）@194円をおすすめします！！

 

・㈱天満屋トラベルより出向　　営業部長　荒金　稔博

旅行業界で 25 年以上勤務。職場旅行や修学旅行をお客様希望に基づいてオーダーメイド企画し、実施してきました。今は、高梁を訪れるお客様に提案する着地型の旅行商品造成に意欲的です。ついつい高梁の美味しいランチを食べすぎてしまうので、食後に町を歩いています。見かけましたら声を掛けていただけると嬉しいです。

 

 

本部機能は、高梁市の運営補助金頼りの体質から脱却するため、

自ら稼ぎ、自走に向けた本部機能を拡充、センターの運営、市所有施設の指定管理等、

戦略的な観光地域づくりを目指しています。

 

 

◆高梁観光の課題

・二次交通の整備不足

・観光施設間の連携不足による通過型観光

・宿泊施設の収容力不足

・名物メニュー不足で観光消費が伸びにくい

 

◆課題解決に向けての取り組み・計画案

・高梁観光交流センター（仮称）の整備

⇛JR備中高梁駅前に６月より高梁市の観光部系部署と観光協会が同居、一体感とスピード感をもって観光振興に取り組みます。先ず事務所機能からスタートしましたが、この秋に大手レンタカーが出店するタイミングで、観光情報発信の場として、近隣商店街との連携による地域活性と経済効果を生み出す交流の場として、スタートさせる予定です。

 

・旅行業登録

⇛地域を巻き込み、地元発信を売りにした着地型旅行商品の拡充・販売により、経済効果へ繋げます。更に、観光協会はDMO化に向けて準備中です。将来的な自走に向けて、自らで稼いで地域に経済効果をもたらすため、国の支援をしっかりと受けてまいります。

 

・滞在型観光の推進

①宿泊・飲食・物販の充実による滞在の長時間化

②歴史的建造物や日本遺産、美術館、地元産業を活用した歴史、文化、芸術の体験プログラムの構築

③高梁にお金を落としていただく為、観光客の満足度向上の為、着地型旅行商品の開発

④満足度向上、リピート化の為の受け入れ施設のホスピタリティ強化

⑤大手レンタカー会社やJR西日本、近隣商店街との連携による高梁観光交流センターの活用

⑥二大観光地「備中松山城・日本遺産吹屋」以外の観光地磨き上げ

⑦地場産品の新規開発やブランド化推進

 

◆ＳＤＧsへの取り組み

同県の倉敷市は「SDGs未来都市」に選定されました。これは、倉敷市をはじめとした「高梁川流域圏」が深く結びつき、自然と共存する持続可能な流域暮らしを創造するとした未来のまちづくりのビジョンが評価されたものです。高梁市観光協会も、「倉敷市・高梁川流域SDGsパートナー」のみなさまとともに、SDGsの達成に向けて取り組みます。

 

 

◆高梁市公式チャンネル　備中松山城

 

※ご提供情報、訂正のお願い

備中松山城　入場料　大人500円　小中学生200円

３館共通券（備中松山城・武家屋敷・頼久寺）　1,000円

５館共通券（備中松山城・武家屋敷・頼久寺・郷土資料館・山田方谷資料館）　1,500円

2021年10月1日現在

 

 

 

天空の山城・備中松山城への行き方

 

最大の難点は、“ふいご峠～天守”の区間。　　徒歩でしか登れません。

元気な足で約20分が目安です。

※ただいま、ミニモノレールなど思案中であります。

 

そして、今回のプロジェクトテーマに繋がります

JR備中高梁駅から備中松山城への交通手段の現状

 

課題の区間！

【土日祝】JR備中高梁駅～城まちステーション　登城整理バス運行時

【平　日】JR備中高梁駅～ふいご峠駐車場　　　登城整理バス非運行時

 

【JR備中高梁駅から城まちステーション・ふいご峠、備中松山城の位置関係と距離感】

 

現在、備中高梁駅からは５つの選択肢があります。

　①路線バス（土日祝）高梁バスセンター発　8:55、9:18

　⇒最寄（松山城登山口）から徒歩約１時間掛かるため、有効は【平日】7便、【土日祝】2便

　②乗合タクシー（毎日）駅前観光案内所発　9:50、11:20、12:50、14:20（前日予約）

　⇒全日程ふいご峠まで乗り入れ可。片道お一人様800円。目的地変更不可。

　③タクシー　随時

　⇒全日程ふいご峠まで乗り入れ可。片道１台約1,500円目安。複数名であれば割安感あり。

　④電動自転車

　⇒ふいご峠まで約30分＋天守まで徒歩約20分。登城整理バス運行時は城まちステーション迄。

　⑤徒歩

　⇒ふいご峠まで約70分＋天守まで徒歩約20分

 

【路線バス時刻表】

 

【乗合タクシー】

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

ブレイズ EVスクーター

小型なので、どなたでも気軽に運転できるように設計されています。

城下町高梁の街乗りに最適。狭い路地も取り回しが簡単。

ヘルメット装着と原動機付自転車免許 又は 普通自動車免許以上が必要となります。

(以下、ブレイズホームページより引用、画像使用承諾済）

Features 特徴・スタイル

 

ブレイズ トライク

３輪だから余裕の安定感！

ふいご峠までの登城道だってパワフルに駆け上ります。

レンタルだからこそ、是非ご体験ください。

公道走行時もヘルメット不要（安全のためヘルメットの装着を推奨しております）

普通自動車免許以上が必要となります。

 

 

 

電動スクーターの存在を知って、SDGsがより身近になりました。

 

何となく高尚なイメージを勝手に抱いて、敷居が高かそうと、敬遠がちでしが、当協会でも社会貢献の一つとして、17目標の中から何ができるかと考えていたところでした。

（引用「イラストAC」よりダウンロード使用）

 

電動スクーターは100％電気で走るためガソリン・オイルが一切不要で、家庭用コンセントから簡単に充電が可能です。満充電に対し、一回当りの電気代は約13円で約30kmの走行が可能なCO2を一切排出しない環境に優しい次世代の乗り物です。

 

誰でもチャレンジできるのがSDGsであり、分かり易い事が良いですよとアドバイスを頂いたので、当協会が地域の為にできる事から始めるなら、まさに課題である新たな交通手段へ電動スクーターを選択肢とする事だと考えました。

 

小さな一歩からですが、観光客が目を引く電動スクーターに乗って市内を周遊し、話題を呼べば、それを見た市民が興味を持ち、次のマイカー購入に電動を選択してくれるかも知れません。

 

安易かも知れませんが、功を奏せば、環境を考え選択肢を変える輪が高梁から高梁川流域へと広がることも十分に考えられます。

 

先ずは、当協会から選択肢を変えて、SDGsに取り組みます。

 

目標７-1

エネルギーをみんなに　そしてクリーンに

“2030年までに、だれもが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにする”

 

目標８-9

働きがいも経済成長も

“2030年までに、雇用創出や各地の文化振興・産品販促につながる、持続可能な観光業を推進する政策を立案・実施する”

 

目標11-6

住み続けられるまちづくりを

“2030年までに、大気の質やごみの処理などに特に注意をはらうなどして、都市に住む人（一人当たり）が環境に与える影響を減らす”

 

目標17

パートナーシップで目標を達成しよう

“世界のすべての人がみんなで協力しあい、これからの目標を達成しよう”

 

 

 

 

◆目標金額の内訳

今回のプロジェクトで、皆様にご支援いただく資金の内訳は下記の通りです。

・電動スクーター（付属品・送料・諸経費含む）　530,000円

・保険料（自賠責＋任意）　  　　 　　　　 　　　190,000円

・予備バッテリー　　 　　　　  　          　　　　   180,000円

　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　  合計 900,000円です。

 

 

 

 

◆支援者・推薦者の皆さんからの応援コメント

今回のプロジェクト挑戦に当たり、応援・推薦のコメントを頂きました！

 

備北バス株式会社　代表取締役社長　政森　毅　様

「交通手段に選択肢が増える事は良いこと、高梁観光を盛り上げましょう。」

 

 

備北タクシー株式会社　代表取締役　小野　伸一郎　様

「高梁へ来てくださるお客様を増やす事に繋がりますね。共にがんばりましょう。」

 

 

有限会社ピオーネ交通　　業務部長　原田　良三　様

「タクシー利用のお客様も増える事に繋がると大変嬉しいです。一緒にがんばりましょう。」

 

 

高梁商工会議所　副会頭　島　　一郎　様

「“電動バイクに乗って城下町高梁の魅力スポットを楽しみながら回遊する“ そんなお客様が増えることを期待しています。」

 

 

備中松山城　　猫城主さんじゅーろー　様

「ぼくの住む備中松山城は臥牛山小松山山頂にあるにゃん。みんにゃ、ぼくに会うために色々な交通手段を使って会いに来てくれるにゃん。新しいバイクが手段の一つに加わったら、移動もワクワクして来てもらえそうにゃん！ＳＤＧｓの取り組みにもつながっているから、借りる人もに参加できるにゃん。備中松山城は臥牛山の自然に囲まれているから自然に優しい乗り物はとってもいいにゃん。」

 

 

岡山県高梁市で教育DX×移住したくなる地域づくりに挑戦

高梁の城下町エリアで古民家（守内商店）をリノベーション

Happy Collaboration合同会社　　代表社員　横山　弘毅　様

「 “備中の小京都”と称される高梁の城下町エリアですが、駅から歩くとなかなかの距離です（汗）。電動バイクがあれば足を運びやすくなり、観光や地域活性化にも繋がると思います！期待大です！」

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

発着時間に縛られず、自由に動ける新たな交通手段を選択肢として加える事で、

備中松山城への移動時間（待ち時間を含む）を節約する事ができると思います。

 

しかし、時間短縮が図れるからと言って、早く帰られちゃうと辛いので、

もう一軒どこかに立ち寄ってもらい、少しでも長く高梁に滞在して欲しいと考えています。

 

 

工夫１

節約できた時間で、もう一軒プラスで立ち寄っていただけるご案内を！

まだまだ有ります！備中高梁駅周辺のみどころ。

 

・方谷さんを大河ドラマに！運動で活気を帯びる財政の天才“山田方谷”の残した名言、

　12石碑に刻まれた「方谷の道十二碑」、「山田方谷記念館」

・江戸初期の小堀遠州作が築いた禅院式枯山水蓬莱庭園で国指定の名勝「頼久寺庭園」

・白壁の長屋門や土壁が続く町並み「石火矢町ふるさと村」

・桜と柳の並木道が続き、県下最古の高梁基督教会堂や藩校有終館跡など、

　情緒豊かな「紺屋川美観地区」

・誰もが聞いた事のある人気映画のロケ地

　松竹映画“男はつらいよ”「松連寺・薬師院」「岡村邸の門」、

　角川映画“バッテリー”「城見展望所」「中洲公園」、

　東宝映画“県庁の星”「ポルカ天満屋ハッピータウン」、“燃えよ剣”「頼久寺庭園」10/15公開

 

工夫２

食事やお土産購入に立ち寄りたくなるご案内を！

高梁の美味しい名産を味わって、持ち帰って欲しい。

 

★インスタ映え！　「カフェレストシャトー」のバケツパフェ

★ご当地メニュー！　インディアントマト焼きそば　「五万石」　「じゅうじゅう亭」

★高梁市民に大人気！　「青柳」の生どら

★高梁川の恵み！　「魚富」の鮎料理

★高梁の焼肉は実は絶品！　「オモニ亭」の焼肉ランチ　　牧場直営の「焼肉サン」

◎江戸時代から愛されつづける銘菓　ゆべし

◎霧のまち高梁で育まれた茶葉　高梁紅茶

◎大人気猫城主さんじゅーろーをモチーフにした　まんじゅう・クッキー・せんべい

◎重要無形民族文化財・備中神楽のお面が特徴的　神楽面最中

　

 

プロジェクトの波及効果

　

備中松山城へのアクセス向上を目的に立ち上げるプロジェクト

　　　↓

旧高梁市内の回遊性向上に繋げ、滞在時間の延長効果・経済効果を図る

町の自然環境・市民の居住環境を守る

　　　↓

備中松山城へは「駅発着の交通手段がSDGsをアピール」（脱マイカー登城）

繁忙期の渋滞緩和へ

　　　↓

観光地に住む市民と観光客とが相互に潤う

市民の方々が、来訪者を歓迎してくれる町

 

2022年　JR西日本デスティネーションキャンペーン、瀬戸内芸術祭、旧吹屋小学校公開

2024年　大阪万博、国際航空運送協会（IATA）はコロナ前と同等の旅客需要回復を予測

2030年　観光庁が目標設定とする外国人観光客6,000万人と経済効果15兆円

 

上記のようなイベントが控えています。

アフターコロナ期の来訪客回復は、県内、近県から首都圏へ広がり、更にインバウンドが加わるイメージ予測ができます。高梁へもFIT志向が一層進んだお客様の来訪が見込まれるでしょう。

 

今回のプロジェクトは、お城目当てにJR備中高梁駅まで来訪されるお客様をターゲットに、新たな交通手段のご提案からスタートしますが、町の回遊性向上と滞在時間延長効果・経済効果を図る取り組みに発展します。

 

そして、更にもう一段ステップアップするために、

来訪者の増加は喜びながらも、地域の環境保持も両立させねばなりません。

 

電動スクーターを選択したのには、

①規定の発着時間に縛られず、目的も自由で、小回りが利いて、立ち寄り簡単。

②排気ガス・騒音を出さず、燃料負担も不要、どなたでも乗り回し簡単。

来訪者の「利便性」「快適性」を担保しつつ、町の「自然環境」市民の「居住環境」も守る。

それらの大義に将来性を見たからです。

 

 

小さな一歩ですが、

この挑戦が、来訪者や市民に注目され、

共感し賛同してくださる方や、もしかして事業として取り組む方が現れたりすると、

環境に配慮する交通手段の個体数が増え、

アフターコロナ以降に増える予想の来訪者へ提供できる数も、ぐんと増やす事ができる訳です。

 

ゴールデンウィークや、お盆など、年間でも突出的に登城者数が多い時期、

やはりマイカー利用者がそのシェアのほとんどを占めており、

城まちステーションに続く道は渋滞が発生してしまい、

市民の方々にもご迷惑をお掛けしてしまいます。

 

備中松山城への登城は、

「アクティビティ（電動スクーター）体験してＳＤＧsしよう！」。

合言葉的なプロモーションが支持され利用が増えれば、渋滞緩和の一役を買えると考えています。

 

登城者の交通手段を、「マイカー」では無く、

幾らかでも「駅発着の交通手段」に引っ張り込めれば、

根拠となるKPIをもって、路線バスの増便や、登城拠点への乗り入れを要望できます。

 

 

交通事業者が市場価値を認め、動いてくれれば、大きな輸送力を確保でき、

来訪者には、「利便性向上」と「SDGs貢献」を、

市民には、「更なる渋滞緩和」と「co2排出軽減」をもたらしてくれるのです。

 

ここまで来ると、やっと、あの時のお父さんに報いる事ができます。

ここの事情を、大きな枠を動かし、改善できたと言えるのでしょう。

 

今回のプロジェクトは、公共交通に動いて貰うためのお膳立てなのかも知れません。

それでも良いと思っています。

 

来訪者のニーズは多様ですが、それぞれのお客様が目的を果たして喜ばれ

また来るよと思いながら、笑顔で帰ってくださる。

 

また来てねと市民の方々が、来訪者を歓迎してくれる町。

 

 

この町の観光資源を持続的に保ちながら、

両者が共に潤うサスティナブルツーリズム。

 

 

そんなお手伝いができれば本望です。

 

 

 

最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。