先天性心疾患【拡張型心筋症】の秋田犬プー太（1歳）に希望の光を！

▼自己紹介

 

皆さま初めまして。

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

どうか最後までお読み戴けましたら幸いです。

プー太の飼い主の赤見と申します。

我が家は先住犬の雑種シェリーとウサギたち、そしてプー太と一緒に仲良く暮らしております。

プー太の紹介をさせていただきます。

昨年11月に娘が小学校の帰宅途中に保護して来ました。

保護当時の推定月齢は3～４ヶ月で体重は4.9㎏。

おとなし目で可愛い秋田犬の男の子です。

子どもたちは保護した日にプー太と名付けました。

シェリーも2年程前に飼えなくなった方から生後3ヶ月で引き取りました。

 

保護して暫くして元気になったプー太

 

【保護後の経過】

11月17日：帰宅後、全身を洗い水及び食事を軽く与える。

　　　　　21時30分頃から翌朝まで熟睡（疲れ切っていたと思われる）

　　　　　地元近隣へ保護犬の情報提供呼びかけ

11月18日：食欲はあり、排便は3回ほどで下痢（軟便）、鼻水有り

　　　　　夜になり、むせるような咳を確認。排尿も濃いオレンジ色系。

　　　　　私が確認した症状からはケンネルコフと推測

　　　　　夜、家内も子どもの会合の席で保護犬の情報提供呼びかけ。

11月19日：仕事から帰宅後に近くの動物病院を受診し、診断はケンネルコフ。

　　　　　また、聴診で心雑音が認められたため、レントゲン撮影も行った結果は心臓肥大。

　　　　　この影響もあり、気管支含めた周囲への圧迫が有り、咳が出ていると思われる。

　　　　　今後の成長と共に心臓と身体の比率は変わるが、発育不良の影響は受けるとの診断。

　　　　　抗生剤を7日分処方受ける。

11月20日：食欲有り、軟便も少し改善傾向

11月23日：天気も良く日中は外でお日様に当たり、遊ばせる。

　　　　　食欲旺盛になり排便も通常に戻る。

 

警察へも連絡しましたが、迷子犬の届けもないため保健所や愛護センターへ連絡して下さいと。

我が家でも諸事情ある中で飼うことについてみんなで考えました。

動物好きな娘の前に現れ、助けを求めてきたのかと思い、保健所や愛護センターなどへは

連絡するつもりはありませんでしたので、家でそのまま保護をすることにしました。

獣医さんとの話の中で、経験や見解も含め、飼えなくなった方が放置したのか、

首輪もなく犬種（秋田犬）からしても、ブリーダーが発育不良の個体を捨てることが有るので、

そのケースの可能性が大きいと…

そう言った方は、子犬の聴診や診療はしないけど見た目で判るため、発育不良の犬を

投棄することが有るそうです。

何れにしても人に捨てられたと思われ、寂しい思いをしたことでしょう。

益々こう言った子には幸せになってもらいたいと思い、最終的にプー太は家族として

ずっと迎えることにしました。

心雑音と心臓肥大が有りますが、各種ワクチンも打ち、回虫駆除、フィラリア予防等々しながら

すくすくと成長し、シェリーと一緒に散歩やじゃれ合いながら楽しい日々を過ごし、

このまま順調に成長してくれればと思っておりましたが…

 

　　

元気に野原を走り回っていたプー太

 

温かな陽射しの下ではのんびりするのが好き

 

　

シェリーとも仲良く　　　　　　　　狛犬の真似をしてみたり

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

6月終わりの定期通院の後に、少し元気が有りませんでした。

翌日は食欲も無くお腹の張りに気づきました。

翌々日は朝から苦しそうでしたので、腹水かな…と思いながら家内が朝一番で病院を受診。

結果はやはり腹水でした。

 

腹水になる数日前のプー太

 

心臓の影響で循環が良くなく、そのため余分な水分がお腹に溜まり腹水になっている状況です。

水抜きと投薬で経過観察することとなりました。

その2日後には食欲も戻り、軽い散歩も出来るようになりました。

原因となる心臓の根本的な治療は出来ないため、投薬で対処療法しか有りませんでした。

それでも、もう少し循環器に詳しい獣医に診てもらおうと思っていた矢先の2週間後…

また腹水が溜まっている兆候に加えて、今度は咳も…

 

この時はとても苦しそうでした。

 

そして、その病院に連絡して診察を受けました。

血液、レントゲン、エコーなど諸検査を直ぐにして戴いた結果、肺水腫となっておりました。

腹水よりも肺水腫の方が突然死も有り深刻なため、そのまま入院して、投薬と高濃度酸素室へ。

3日後、肺水腫は完全では有りませんが、改善したために取り敢えず退院に。

ですが、その間の検査の結果、ほぼ間違いなく拡張型心筋症との診断。

心筋異常により心筋が拡張（薄く）し収縮が弱くなるため、様々な症状が現れるものです。

イメージ的にはパンパンになったフーセンが収縮しない感じです。

投薬しか有りませんが、予後は非常に悪く、数ヶ月から長くて2年…明日をも分からない…

生まれつきの心肥大と心雑音で、漠然と負荷は掛かるだろうなとは思っておりましたが、

こんなに早く重篤になるとは思いもよりませんでした。

最初の腹水から私の中では、弁膜や動脈によるものかと想像して、手術で治るものなら何とかと

考えておりましたが、もう手術も何も出来ない状態とは…

子どもの頃から、犬や猫はもちろん、鶏やチャボやセキセイインコなどの鳥類、

うさぎやハムスターやデグーやモモンガなどの小動物、魚類…

今までたくさんの動物と暮らして来ましたが、私自身今までで一番ダメージが有り、

辛く悲しい…まだ生きているのに。

代々一緒に暮らしてきた犬たちはみんな16，7年の天寿を全うしていたことも有りますが、

まだ1歳にも満たないのに余命宣告的な事は初めてでしたので尚更ショックでした。

比べたりでは有りませんが、あの子の持っているものの大きさと言うか無欲な無私の心。

うさぎたちが目の前で遊んでも攻撃せず、先住犬シェリーにとっても何とも言えない相棒。

来る人会う人も受け入れ、みんなにとっても素敵な仲間。

病気を治してもう少し一緒に遊んだり、元気に走り回らせてあげたかった…

 

家の中で一緒にスヤスヤ…

元気になって欲しい

 

私のエゴかもですが、手術も出来ず先が限られた中で、まだ何か出来る事はと考えました。

残されたことは投薬しか有りませんが、この投薬で日々の生活が少しでも苦しむことなく

過ごせるなら、入院治療も必要になるかも知れませんが、出来る限りの事はしてあげたい。

プー太にはあまり制限したりすることなく、少しでも思うように生きさせてあげたい。

そして、心筋症の最長と言われる2年は目指したい。それ以上も。

そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げました。

 

あとは祈るしかない

 

▼プロジェクトの内容

 

心筋症ですので、投薬により体内の水分量の調整、心拍数の安定化、強心剤、

心臓の負荷を減らし、心臓が少しでも良好な状態であるように維持・管理します。

 

 

【定期費用】

 

　投薬（現在処方の薬は5種類）

 

　ピモベハート　血管拡張作用があり、心筋に作用して心臓の収縮力を上げる

　ラシックス　　利尿剤（体内に溜まるのを抑える）

　ベナゼハート　心不全の症状の改善

　ハートアクト　血液の流れの改善

　タウリン　　　アミノ酸の一種で心筋を強化、血管を強化する

 

　1,500円（日）ｘ30日（1ヶ月）＝45,000円/月

　45,000円ｘ24（2年）＝1,080,000円

 

【不定期費用】（想定される費用/2年）

 

　腹水の水抜き処置　10,000円ｘ12回＝60,000円

　肺水腫等入院処置　75,000円（3日）ｘ6回＝450,000円

　処方薬追加・変更　+α

 

手術とは異なり、2年間の現状維持・改善とはならず、通常は悪化及び費用増加するものと

考えておりますが、現在の状態維持と実績費用を基準に想定しております。

 

 

 

お恥ずかしながら、急なプー太の病態変化のため、正直この費用は想定しておりませんでした。

我が家も現在3人の子どもたち（高・中・小）にも諸費用が掛かり、要介護の母もいるために、

現実的に非常に厳しい状況です。

現在は次女の進学のために、生まれた時から少しづつ貯蓄していたお金から充てております。

今後も毎月のやりくりでプー太の費用を捻出しますが、現在見積っても想定される費用の半分程度です。

当然、まだ我が家で出来ることは捻出するつもりですが、READYFORの手数料等も考慮すると、

500,000円を目標設定とさせて戴きたいと考えております。

1ヶ月でも一日でも多く、プー太のいのちを繋ぎたいため、投薬に頼るしかありませんが、

この心臓の薬は切らすと急激な収縮を起こし更に悪化するため、継続が重要になります。

2年を目指しますが、先ずは当面の1年を何とか目途をつけて治療を続けたい。

 

このようなプロジェクトに対しては、皆さまの様々な考え、また、ご批判も有るかと思います。

私自身もいろいろと日々プー太にとって何が最良なのか悩みました。

自力で補えずこのようなお願いで大変心苦しいのですが、何も言わないプー太を見ていると

そこを忍んでも何とかしてあげたいと思います。

 

どうか皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。

温かい支援をプー太によろしくお願いいたします。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

投薬と適切な治療により心筋症を緩和し、プー太に少しでも苦しませずに日々の生活に

希望の光を与えたい。

 

またシェリーと一緒に散歩をしたり遊ばせてあげたい。

 

▼リターンについて

 

本当にリターンとは言えないような気持ち程度になってしまいますが感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

 

▼プロジェクトの終了要項

 

このプロジェクトは、All or Nothing方式となりますので、1円でも目標金額に到達しない場合、

全額支援者様に返金される方式です。

本プロジェクト進行中及び成立後はプー太の治療は継続しながら心筋症の緩和に努めさせて

いただきますが、万が一、病態変化により治療中に早期に亡くなってしまった場合、

ご支援いただきました資金は、それまでの治療費そしてプー太のように人間の都合で捨てられる

犬たちが居なくなることを願い、そう言った活動をしている方へ使わさせていただきます。

ご了承の程、よろしくお願いいたします。

 

 

 

▼最後に

 

今回、プー太を保護して来ました娘は将来、動物看護師になりたいと言うくらい動物好きです。

小学校入学の際に、健診で心雑音ありと診断されましたが、幸いにも成長と共に現在は

無くなりました。

プー太が獣医さんの診察中に心雑音が…と言われた時は、私と同じだ…と。

プー太はのんびりしておりますが、とても賢く、感受性も強いように感じています。

あの時、娘が保護してこなかったら、既にこの世にいなかったかも知れません。

娘が出逢って保護した縁、捨てられて我が家を頼ったプー太、シェリーにとっての仲間…

娘は以前、学校の作文で、動物看護師になりたいのは、自分が元気がない時に動物たちは

励ましてくれる（励ましてもらった）から、そのお返しに動物たちが元気がない時に

励ましてあげたいから…と書いてありました。

本当に動物たちは励ましたり元気をくれたりしますから、きっとプー太も娘やみんなを

支えてくれています。

一日でも多く幸せに暮らせるように出来ることはしてあげようと…

そして、こう言った人間の都合で悲しい思いをする動物たちが居なくなることを切に

願っております。

 

お互いに感受性が強く、支え愛…

 

 

長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。

 

ここに目（心）を留めていただいた方がいらっしゃることだけでも大変有り難く感謝致します。