重度の障害者が安心して暮らせるグループホームを建設したい!

重度の障害者が安心して暮らせるグループホームを建設したい!

寄付総額

230,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
18人
募集終了日
2022年10月11日

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なかま(利用者)が主人公!なかまと共に!

                

 ページをご覧いただきありがとうございます。

 あぜくら福祉会は、「地域の障害者の願いに基づき、障害者一人ひとりが主人公として、精いっぱい働き、学びあい、たくましく豊かな生活を築いていけるような施設づくり」を基本理念に、兵庫県尼崎市で障害福祉サービス事業を行っております。

 

   1986年に無認可施設である小規模作業所「あぜくら作業所」を開設し、尼崎市に移転後「尼崎あぜくら作業所」として社会福祉法人の認可を受けました。

 

2016年無認可から30周年の式典で利用者達による和太鼓発表

       

 知的障害者86名が通所する3か所の施設では、陶芸製品や紙すき製品などの製作販売や、商品の袋詰め、段ボールの組み立てなど下請け作業などを行っています。その他、居宅介護支援事業所(ヘルパー派遣)や短期入所事業(2ヶ所)、グループホーム(4ヶ所)を運営しています。

 

■生活介護・・・・・介護等と行うとともに創作的活動や生産活動の機会を提供する。

■就労継続支援B型・一般企業等で就職が困難な人に能力等の向上のために必要な訓練を行う。

■グループホーム・・住居で相談、入浴、排せつ、食事の介護、日常生活の援助を行う。

■短期入所・・・・・短期間、夜間も含めた施設で入浴、排せつ、食事の介護等を行う。

■居宅介護、行動援護等・・自宅での介護等や外出支援などを行う。

 

 

 

紙すき絵葉書(絵:利用者作) 
陶芸・紙すき製品
 陶芸製品葉皿

 

 

グループホームについて

障害のある人が暮らすグループホームは、地域社会での生活を拠点とし、少人数で支えあい、管理性が排除された暮らし方を保障するために誕生しました。現在では全国に9000事業所、約13万人の方が暮らしており、自立した生活を送っています。

 

 

グループホームの現状と課題点

 

 障害のあるひとは、50歳を迎えるまで「親との同居」をしている人が半数を占めます。しかし、50歳を超える頃には親も高齢になる為、親が子の介護を出来なくなり、受け入れ先としてグループホームや入所施設を探し入居される方が増えていきます。

 しかし、重度の障害をもつ方が入居できるグループホームは少なくなかなか入居が決まらず、何年も待つ現状があります。障害のある人の暮らしが「親への依存」によって支えられている実態があります。

 

 障害者団体の「きょうされん」が行ったアンケートでは、在宅で暮らす障害のある人の約9割が両親による介護で支えられており、介護者の64%を占める母親の約50%以上が60歳以上だった。

 

 

 

きょうされん「家族の介護状況と負担についての緊急調査」より

 

 

「親が子供の介護をできなくなり、グループホームなどを探すが、社会資源として受け皿が不足している状況があり、入居まで数年待つ人も・・」という「親に依存」しなければ成り立たない生活実態があります。

 

 

 

重度障害者が安心して暮らせるグループホームをつくりたい。

 

 あぜくら福祉会では、無認可施設だった1987年の頃より、知的障害をもつ利用者と共に、施設を利用した宿泊実習に取り組んできました。親と離れて生活する経験を通して、利用者が自分たちで考え決定するなど、一人ひとりが生活を作り出す主人公となれるような取り組みをめざして実践を進めてきました。

 

 グループホームが制度化されていく中で、あぜくら福祉会ではグループホームの新規開設を進めてきました。しかし、安い家賃で障害をもった「なかまたち」が暮らせるのびのびとできる使いやすい住宅の確保は大変難しく、確保できても隣近所とのトラブルにより数度の引越しを経てきています。

 

 地域で根を張り暮らしていく為には、賃貸ではなく「のびのびと使いやすい」グループホームを建設し、生活の場を拡げていくことが必要だと考え「障害者・家族・スタッフ」が一丸となって、後援会が主催するチャリティーコンサートやバザーに参加し、グループホームの必要性を訴えるとともに建設資金をつくってきました。

 

2011年 チャリティ-ミュージカル 
2019年あぜくらバザー
地域で開催のイベントに参加 
地域交流「たいこでエクササイズ」

 

 

 

どんな障害があっても大好きな街で自分らしく暮らしたい

 

 あぜくら福祉会で現在運営しているグループホームは4か所あり、その内3か所が建設による自己所有物件です。2009年に尼崎市にグループホーム建設用地として1128㎡の土地を購入後、2010年に1棟目、2011年に2棟目を建設、そして今年3棟目が12月に完成を予定しています。

 

2009年に購入した土地。この土地に5棟建設するのが目標です
2010年1棟目のグループホーム建設スタート
2棟並んで建つ ホームはばたき・ホームきらめき

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 【概 要】

  ●時  期: 2022年11月頃完了予定

  ●場  所: 兵庫県尼崎市

  ●施設概要: 障害福祉サービス 共同生活援助(グループホーム)

  ●構  造: 鉄骨造3階建

  ●建築面積: 106.69㎡

  ●延床面積: 310.08㎡

 

 今もそしてこれからもますます重度化していく障害を考え、今回建設予定のグループホームは、重度障害者への支援をイメージして設計しています。トイレやお風呂場への移動など負担が楽になる天井走行リフトなどを設置する予定です。

 

 総事業費は1億円を超えますが、地方自治体からの補助金が望めず全額自己資金となります。その原資は今までに積み立ててきました積立金で賄う予定です。今回の建設で今まで積み立ててきた積立金を使い切ってしまいます。もちろんその次の、そしてその次のグループホームを待ち望む利用者・家族がまだまだたくさんいます。

 

 しかし、日々の経営の中から今後の新規グループホーム建設資金を捻出するのは難しくなっており、皆様からの善意の寄附で成り立っているのが現実です。国や県、市からの報酬も改定により減っていく一方で、障害者への支援にも効率化など市場原理を求められています。

 

 今回の建設資金の負担が減ることが「その次へ」と繋がっていき、グループホームを待つ障害者、家族の願いを叶えると思い、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

ご支援ご協力を宜しくお願い致します。

 

2022年6月 地鎮祭にて記念撮影 

              

 

 


どんな障害を持っていても、住み慣れた街で、安心して暮らせるグループホームを

 

 このプロジェクトを通じて「地域で安心して暮らすことが出来る障害者のグループホーム」がまだまだ地域に不足している事を知っていただき、障害者やご家族を応援していただければと思っております。

 

 皆様、温かいご寄付どうぞよろしくお願いします。

 

作業所での仕事の様子
 地域の方達と一緒に開催の盆踊り
月に1回尼崎あぜくら作業所で絵画教室を開催

 自分達で作った製品の販売会

 

【目標金額分の実行確約型】
■目標金額:2,500,000円
■目標金額の使途および実施内容:
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

プロジェクト実行責任者:
岡本 毅一(社会福祉法人あぜくら福祉会)
プロジェクト実施完了日:
2022年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

社会福祉法人あぜくら福祉会が集まった資金全額を、グループホーム建設資金に使わせたいただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
6/20から建築スタートしました。11月末には完成予定です。
リターンを実施する上でのリスクについて
リターンなし
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で対応する予定です。

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プロフィール

 兵庫県尼崎市で、1994年に「尼崎あぜくら作業所」を開所しています。現在では 通所施設3か所(生活介護や就労継続支援)、グループホーム4か所、ショートステイ2か所、居宅介護事業所を運営しています。 地域の障害者の願いに基づき、障害者一人ひとりが主人公として、精いっぱい働き、学びあい、たくましくゆたかな生活を築いていけるような施設づくりなどの事業をすすめています。  「あぜくら(校倉)」とは、よく知られている正倉院の「校倉造り」に由来しています。「校倉造り」は日本の古い建築様式で、三角の材木を横に組重ねて造られます。私たちの施設作りも、「障害者」「家族」「スタッフ」が三つの頂点(三角形の)に位置しながら、三角形の横木を組むように、腕を組み重ね、がっしり力強い運動を造りあげ、私たちの宝物(夢と情熱)を育てていこうと考えています。 「あぜくら」の横木(仲間)がいっぱいになることを願って。

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2022年11月

プロフィール

 兵庫県尼崎市で、1994年に「尼崎あぜくら作業所」を開所しています。現在では 通所施設3か所(生活介護や就労継続支援)、グループホーム4か所、ショートステイ2か所、居宅介護事業所を運営しています。 地域の障害者の願いに基づき、障害者一人ひとりが主人公として、精いっぱい働き、学びあい、たくましくゆたかな生活を築いていけるような施設づくりなどの事業をすすめています。  「あぜくら(校倉)」とは、よく知られている正倉院の「校倉造り」に由来しています。「校倉造り」は日本の古い建築様式で、三角の材木を横に組重ねて造られます。私たちの施設作りも、「障害者」「家族」「スタッフ」が三つの頂点(三角形の)に位置しながら、三角形の横木を組むように、腕を組み重ね、がっしり力強い運動を造りあげ、私たちの宝物(夢と情熱)を育てていこうと考えています。 「あぜくら」の横木(仲間)がいっぱいになることを願って。

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