再発した膀胱結石摘出手術と先天性門脈シャントの手術を受けさせたい！

12日に行ってきた検査内容を詳しくまとめてみました！

こんな状況だという事のお知らせと、他のワンちゃんの参考になればと思って残しておきます！

キキは消化管から肝臓に繋がる血管の太さと静脈に直接繋がる血管の太さの割合が４：6とシャント血管(静脈につながってしまっている血管で正常な子にはない血管)のほうが若干太くなっているようです。(本来なら消化管からアンモニアなどの毒素を含んだ血液はすべて肝臓だけに繋がります肝臓で濾過された綺麗な血液が全身を回ります)

その為、6割の血液が濾過されずに身体全体に回ってしまっており、それが原因のひとつで尿酸アンモニウム結石が出来やすい体質になっているそうです。

手術の内容は腹腔鏡手術にて行い、消化管から静脈につながる血管を縛り、消化管からの血液をすべて肝臓に行くようにする手術です。

そして、その手術でお腹を開いた所から膀胱にメスを入れ膀胱内の結石も除去していただきます。

腹腔鏡手術は普通の開腹手術に比べ、傷が小さくキキの負担も少なくて済む手術だと思い選択しました。

膀胱結石摘出手術も門脈シャント手術の時に同時にした方が負担は少なくて済むと医師と相談して決めました。

門脈シャント手術はシャント血管を縛った事により、本来の血管にいままでより多くの血液が流れ込み、血管や肝臓に負担が大きくならないように血圧など様子を見ながら縛るそうです。

淡々と書きますが…
手術による合併症のリスクの話ももちろんありました。

術後発作、術後3日以内に痙攣など発作が5%あり、その内60%は死亡し20%は後遺症が残り20%は元気に回復します。

後遺症に関しては飼い主を認識出来なくなったり、排泄などが、上手くできなくなったり、介護無しでは生きられなくなるそうです。

術後発作については、なぜ発生するのか現在でも研究中とのことで、原因が分からないそうです。

その他、内脈高血圧になり腹水が溜まり腸壊死により死亡するリスクもあります。

リスクは非常に怖いです。
ですが、シャント血管がある事で、全身に良くない血液がまわり脳にダメージを負ってふらついたり、肝臓自体の機能も弱くなっていくそうで手術しないと長くは生きられないと言われました。

歳を重ねてから、手術するより今のうちにしたほうがリスクは小さくて済むそうです。

今は、ふらつきなど無く、膀胱結石が異常なスピードで出来る事。
(今回の超音波検査で、前回よりも結石が大きくなって数も増えているそうです。確かに、トイレシートに尿と一緒に砂状の粒も確認出来ました。)

血尿が出る事。頻尿である事ぐらいです。

リスクを聞いて結石摘出手術だけで良いのでは？と一瞬悩みましたが、強く長く生きてほしいと思うので、決断しまた。

血尿から結石が判明し、結石の出来る原因から門脈シャントが判明し、こんな大きい手術になるなんて思ってもいませんでした。


12日が手術前の最後の検査かと思っていましたが、12月3日に麻酔をそのままかけても大丈夫かとか、ご飯を食べる前と食べた後の血液の変化をみる検査をするそうなので、再度行ってきます。

血液検査だけでも何回もやっています。
毎回、少量でも血を抜くのは可哀想です。
でも、これも元気になってもらうためと言い聞かせて、キキに頑張ってもらうしかないのですよね…😞



長文失礼しました。

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