島に取り残される猫たちの救出。保護シェルターの購入を決断しました。

◆臨海工業地帯保護猫ぴょんくん、FIP確定診断


急激に体重が減り、
原因不明の体調不良が続いた臨海工業地帯保護猫｢ぴょん｣くん。

リンパ腫などの疑いから、
一時は黄疸が出たりと、心配は尽きませんでした。

以前、同じ経過の成猫のに関わったことがありました。


頭をよぎったのは、｢FIP(ドライ)｣です。


FIP(猫伝染性腹膜炎)は、発熱、沈うつ、食欲不振、体重減少、黄疸、腹水でおなかがふくれるなどの症状が起こり、猫の命に関わる重篤な疾患であり、進行が速いと診断後１ヶ月以内で亡くなることも少なくありません。予防法も確立されておらず、猫にとって最も恐ろしい疾患であり、また、私たち活動者も、この病に幾度となく苦く悲しい思いをしてきました。


ただ、これだけの数を保護してきた中で、もちろん覚悟もしていました。



ぴょんくんの苦痛を一刻でも早く和らげるため、診断後すぐに治療を開始しました。
これから８６日間、毎日の注射です。




最初の変化は治療開始後３日目あたりから。
まずは、チュールを食べられるようになり、

次は、ウェットフードも。徐々に食欲が回復してきました。



目も少しずつですが、力強く。

何より、触れなかった猫が、人に甘えることを知ったようです。



名もなき野良猫だった、ぴょんくん。

人の愛が伝わり、そして、この尊い命が繋げますように…。



引き続き、応援宜しくお願い致します。



 

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