インドネシア社会に貢献するビデオを学生たちが作ります。

学生の実習に必要な機材がどうしても揃わず、一時帰国して自前の機材を持ってきました。

ふと見上げた空港のサインは南緯６度５８分。インドネシア・スマランは南半球の国なんだなぁって、改めて思いました。

 

小型ながらも高性能な「GO PRO」カメラ。これをドローンにつけます。

ジャカルタのカスタムで何か言われるかなと思っていましたが、別段、何事もなくスマランまで来れました。ガルーダ航空の地上係員が「それからマイクブームは別扱いにしておきますね」と、親切でした。

 

ロンボク島でドローンを使った撮影を予定しているDhani君が、みんなにその制御装置とカメラのリモートコントロール技術について説明しました。ちなみにこのドローンは、彼がパーツを買って来て組上げたものです。

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３年生の夏からコツコツとお金を貯めて、学校での授業の一環として組上げました。このドローンは彼の卒業制作でもあります。

僕が「火の玉飛ばして何しようってんだ？ひゅー、どろどろーん、だろ。」って言ったら、みんなして「オヤジ～ッ！！」って顔して笑ってました。こんな処は日本もインドネシアも若者は変わりません。老兵は去るのみです！

 

「どんなもんだっ！」ドヤ顔のDhani君であります！

 

一方、こちらはロケ用小型アンプ、Σ332を手にして「音が違う！」と驚いているIda（左）とAnggi（右）です。中央のAdityaはOJTでやってきていて、今日は「講師」を務めています。

 

Zennheiser（ゼンハイザー）というドイツ製のマイクは感度が良くて

ブームを持つ手の擦れる音まで拾っちゃいます。

「優しく扱わないといけないから、大変なんだよ。」とAditya君。

いつもAraちゃんに怒られているからじゃないの～？

この写真の娘はAnggiちゃん。彼女も人気が高い娘です。

 TD/SW（テクニカルディレクター/スイッチャー）のWattonちゃんは

メカが好きで、Σ332をいじり倒していました。

余裕があれば日本に連れて行ってやりたい熱心な娘です。