プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

ベトナムで経済的貧困のために失明してしまう人を、ひとりでも多く救いたい!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。眼科治療に特化したNGO「アジア失明予防の会」事務局長の服部匡志と申します。これまでベトナムにて14年以上の活動を通し、1万6千人以上の方を失明から救ってきました。近年ベトナムでは都市部の発展が著しい一方で、地方都市や農村地帯との経済格差が顕著になっています。

 

この経済格差から生じる貧困で、病院に行けないまま失明してしまう人を救うため、私を中心としたボランティアの医師たちが僻地に赴き、無償の眼科手術を行っています。現在は、私が日本でフリーの眼科医として執刀した報酬と、みなさまからのご寄付で、手術費用を全額負担しているのですが、より多くの方を失明の危機から救うために、今回READYFORにてご支援をお願いさせていただく次第です。

 

ベトナムで失明を防ぐための無償手術実施のための活動資金として350万円が必要です。皆さま、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

片目は既に失明している患者さんが多いという現実​

 

私が初めてベトナムを訪れた時に受けた衝撃は、患者さんの多くが既に片目を失明していて、残されたもう片方の目も失明しそうになった状態で、ようやく病院にやってくるということでした。それも、日本であれば比較的治療しやすい白内障などの病気でした。

 

(失明することで、さらに貧困の負のスパイラルにはまっていく)

 

そんな状態になるまで放置していたのは、極度の貧困が原因でした。特に地方の方は、その貧しさから初期症状の段階で仕事や家事を休んで、都会の病院に来るような経済的余裕などなかったからです。そして手術が必要なほど症状が悪化してから病院にきて、高額な治療費を払えずに、結局断念して帰っていくという患者さんがたくさんいたのです。これでは失明をして、さらなる貧困の負のスパイラルにはまってしまうだけです。

 

(私の治療を受けようと、無償医療の場では常に患者がごった返す。

上部写真は午前の様子で、朝から既にこれくらいの混雑)

 

(午後にはさらに人が増える​)

 

現地の失明患者にのしかかる手術費用の負担。家を売り払ってでも子供の手術費用を捻出する親や、それさえできずに絶望して帰ってしまう親も。

 

 

ベトナムでの活動を始めてすぐに、ある少年が母親とともに病院にやってきました。一刻を争う状態で即手術しなければと説明をすると、母親はお金がないと悩んでいました。ベトナムはプリペイド式なので、手術前にお金を支払わなければ手術が受けられないのです。そのため家を売り払って手術費用を工面する人もいます。

 

私もどうすればいいかスタッフと一緒に考えたのですが、ふと目を離したすきに、その親子は帰ってしまい、病院の外まで追いかけましたが見つけられませんでした。そのことにとても後悔し、以後お金がない患者さんの手術費用はすべて私が肩代わりして払い、無償で手術をしています。

 

 

 

今回のクラウドファンディングでは、3ヶ月で新たに200名の失明を救うことを目指します

 

一刻を争う病気に対して、お金を工面できてからというのでは遅すぎます。病気は待ってくれません。失明してしまいます。今回のプロジェクトでは、治療を受けたくても受けられないこうした方々に対して、現地に赴き無償の治療を行います。

 

2016年の10月から12月にかけて、月毎に約2週間ずつ訪越し、私を中心に現地人の医師3~5名、通訳がチームとなって手術にあたる予定です。手術数は3か月間で200名程を想定しています。日本に連れてきて手術をすると100万円かかるようなものも、私が現地赴けば無償で行うことが可能です。

 

(服部がリーダーとして率いる、現地の治療APBAのチーム)

 

(失明治療に使う医療レンズも、服部が無償提供)

 

 

14年の活動実績を活かして、地方の患者さんを救っていきたい

 

私は、長年ベトナムで活動してきましたが、長期的な観点から現地の医師の育成に尽力してきました。その結果、今では都市部の病院では難易度の高い手術を除き、私の代わりになるような医師を輩出できるようになりました。しかしまだまだ地方では、貧困に喘ぎ、都会の病院に診察に来ることさえままならない方々が多くいます。そのため私は、特に重点的に地方の貧しい境遇にいる方々のために、現地に赴き、手術を行っています。

 

(左が服部。多くの現地の医師を指導・育成してきている)

 

 

将来のある子供たちを失明させるわけにはいかない

 

 

貧困に喘ぐ多くの方々を失明の危機から救うことができれば、地方の農村部でも社会復帰が可能となり、生産性の向上も期待でき、将来的に貧困から抜け出すきっかけにもなります。特に将来のある子供たちには、光に満ち溢れた人生を送って欲しいと切に願っております。

 

 

日本では当たり前のように治療できてしまう病気でも、それが原因で一生貧困から抜け出せなくなってしまう方々がいます。無償治療によって救うことができれば、ベトナムの農村部の方々が手術のためにお金を払うこともなくなり、家計を圧迫していた医療代が削減できます。

 

日本からでは想像しにくい場所かもしれませんが、病人に国籍は関係ありません。今この瞬間も光が消えゆく人たちがいます。あなたのお力が必要です。

 

プロジェクトの趣旨にご賛同いただけました方、またこれを機に心を動かされることがありましたら、ぜひご支援いただければと思います。私たちはそのお気持ちを受け止めて全力で手術いたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

服部 匡志

 

 

服部 匡志(プロフィール)

1964年生まれ。父親をガンで亡くしたことをきっかけに医師を目指す。4浪の末に京都府立医科大学に合格。フリーの眼科医として日本各地で手術を行う傍、ベトナムの病院にて無償で手術を行う。2007年ベトナム保健省より人民保健勲章を受章。2008年に世界平和研究所より中曽根康弘賞奨励賞を受賞。2012年、内閣府から世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選ばれた。2013年外務大臣表彰、第20回読売国際協力賞を受賞。2014年、ベトナム政府より外国人に贈られる最高位の「友好勲章」の叙勲。2015年、日本看護協会およびJ&J社よりヘルシーソサイエティー賞「社会貢献賞・国際医療部門」を受賞。

 

※ページで使用の写真は、一点を除き長岡洋幸様によるものです。


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