「悪性リンパ腫」のひなちゃん高校1年生にいつもの日常を！

第一目標達成のお礼と今後について

 

＜お礼＞

11月17日に目標を達成することができました。皆様の大変温かい応援で公開からすぐに達成したこと、感謝と感動であふれております。本当にありがとうございます。頂いた支援金は皆様から受け継いだバントだと思いますので、責任を持ってひなちゃんに渡します。

 

よりよいウィッグを買ってあげられることは、叔母である私としてはとても嬉しいです。そして、なにより皆様からの心からの応援メッセージは、ひなちゃんや妹家族の大きな励みになっています。

 

＜現在の状況と今後について＞

現在のひなちゃんの治療状況ですが、6月から始まった抗がん剤治療が11月で一旦終わります。12月に改めて全身の検査をして状態を確認し、感染治療等をしながら経過観察に入るか、次の段階の放射線治療に入るかとなっています。

 

抗がん剤治療は一旦終了するものの、今後も治療はまだまだ続くため、今後の治療費をネクストゴール（100万円）として設定させていただければと思います。このクラウドファンディングは12月24日に終了します。このプロジェクトが、ひなちゃんへのクリスマスプレゼントになれば嬉しいです。

 

（11月22日　追記）

 

 

 

 

 

私、川島綾香は普通の主婦で、今回ガンと診断されたひなちゃんの叔母（私の妹の娘）にあたります。妹家族とは仲が良く、私の子供たちとひなちゃんたちはよく遊んでいました。

 

ことの発端は、高校入学したての2021年4月、学校の胸部X線検査で影が見つかったことです。すぐに病院で検査を受けましたが原因は見つからず、CTやMRIなど様々な検査を受けました。なかなか病名に辿り着けず不安が襲ってくる毎日でした。

 

本人はいつも通り人一倍元気で、体調が悪い様子はなかったのですが、念のためにと全身PET検査を受けることにしました。そこで下された結果は、血液ガンの一つである「悪性リンパ腫」でした。しかも、その中でも日本人には数％しかいないと言われている「結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫の進行期でステージIII」と宣告を受けました。

（参照：https://ganjoho.jp/public/cancer/Hodgkin_lymphoma/index.html）

 

 

その時、妹の頭に死がよぎり、変われるものなら変わりたいと思ったそうです。しかし、横で聞いていたひなちゃん本人は落胆せずにいつもと変わらない様子を保っていました。その姿を見て、逆に励まされ、とにかく今できる最善のことをしていこう！と決断しました。

 

それからすぐに通院しながら抗がん剤治療がスタート。抗がん剤治療をしながらの学校生活。母が毎日送迎をし、ひなちゃんはだるさの限界まで授業に参加しています。大好きな陸上部では他の部員が外でトレーニングをする中、できる事を探して倉庫でひたすら一人で筋トレをする日々を過ごしています。

 

 

 

 

このプロジェクトを見てくださっている中で、なぜ今回本人もしくは家族ではなく、叔母が行っているのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。それはなぜかというと、近くで本人および家族の大変さを目の当たりにしているからです。

 

本人は回復のために抗がん剤の治療を受け、その治療中も元の生活に戻れるように学校や部活に通っています。今年の春に子供達が大学、高校、中学と一斉に進学することもあり、母親はパートをしながらも、毎日の登下校を車で行っていました。コロナもあり、家の中でも全員がマスクをして、食事も一緒には取らず、家族みんなが常に細心の注意をはらっています。

 

リハビリを続けているひなちゃん本人はもちろんですが、私自身にも娘が3人と孫も2人いるので、日々の生活に加えて病気と向き合っていくことが、家族としていかに大変か理解ができます。そのため、より動ける私が力になれればと思い、このプロジェクトをスタートさせました。

 

 

 

 

今回、皆様からいただく支援金は、全額ひなちゃん家族に寄贈し、ウィッグの購入等にあてていただければと思っております。

 

本人いわく「辛い抗がん剤治療より、もっと辛いのが、見た目が変わってしまったこと」だと。その姿は家族にも見せずに、ウィッグを付けての日常や学校生活を送っています。唯一、ウィッグがある事で明るく前向きに心を保てている状態です。

 

もっと、自然なウィッグがあったらと思いますが、品質の高いウィッグは値段も20万円から30万円ぐらいするとのことです。医療費は、保険や補助金で賄える部分はありますが、このような購入費用は当たり前ですが実費になるため、その部分を支援できたらと思います。

 

 

 

 

冒頭でも述べた通り、皆様からいただくご支援金やそのお金で購入するウィッグはもちろんですが、皆様からいただく温かい応援のコメントがひなちゃんを元気づけ、これからの人生の勇気につながる思っています。

 

また、私の望みとしては、このプロジェクトを通して、体験談や治療法という有益な情報が集まれば、より良い未来に一歩、二歩と前進できるのはないかと思っています。

 

一日も早く元の生活に戻って、家族と一緒にご飯を食べ、自転車で友達と学校へ通い、友人達と遊び、大好きな陸上で思い切り走らせてあげたい。そんな当たり前な日常を取り戻してあげたいです。もっといい治療が見つかり、日菜子の存在が同じ病気を持つ人たちへの希望となる日が来る事を願っています。

 

 

※ひなちゃん本人から寄贈および画像、名称の掲載の承諾は得ております。