口腔内ポリープの再発を繰り返す保護猫の治療費にご協力をお願いします

 

前回の投稿より時間が空いてしまいましたが、プロジェクト終了報告にて記載しましたとおり、医薬品を購入させて頂きましたので、ご報告致します。

 

⇒終了報告はこちらから

 

購入した医薬品についてですが、「レボリューション」「オンシオール錠」「ロキシコム」の3種類になります。

 

終了報告の時点では「レボリューション」「コンフォティス」の2種類を購入する予定でしたが、コンフォティスについては手元にある在庫で当面は間に合いそうなので、他の必要性が高い医薬品を先に購入することにしました。

 

個人輸入だと決済から到着まで1か月ほど時間が掛かることもあり、優先度が高い医薬品を先に入手しておきたかった事情もあります。

 

まず、到着した際の光景は画像のような感じです。

 

 

個人輸入と言っても普通の段ボールで届くので、国内で通販の買い物をするのとそれほど変わりません。

 

普通に郵便局の配達員さんが届けてくれるため、受け取る時の感覚も本当に普通の宅配便と同じです。

 

次に、開封した光景も撮ってみました。

 

 

だいぶ簡素な梱包ですが、輸送による衝撃はカバーできそうなので、個人的には問題ないと思います。

 

ひょっとしたら海外では環境への配慮で、簡易梱包が浸透しているのかもしれません。

 

少し話が逸れてしまいましたが、購入した医薬品の詳細をお伝え致します。

 

 

レボリューションについては、終了報告にて記載しましたので省略させて頂き、ロキシコムについての説明からはじめさせてください。

 

ロキシコムはメタカムという医薬品のジェネリック品で、口内炎の猫に使用するための薬です。

 

猫は口内環境が悪くなりがちで、慢性的な口内炎を抱えていることが少なくありません。

 

口内炎でも軽度の症状なら日常生活に支障は無いのですが、症状が進行すると痛みで食事が難しくなってしまう場合もあります。

 

特に保護して治療するのが難しい外猫が痛みを伴う症状まで口内炎が進行してしまうと、食べることに抵抗を示すようになってしまい、栄養失調のリスクも生じてしまうのです。

 

そのため、食事の痛みを緩和させてあげられる投薬治療を可能にするために、ロキシコムを個人輸入にて購入しました。

 

ロキシコムは非ステロイド系の鎮痛剤なので副作用のリスクも少なく、投与量を最小に留めておけば、外猫への投薬も問題ないと思います。

 

さらに、ロキシコムは液状の医薬品で、触れない外猫でもご飯に混ぜて投与しやすいことがメリットです。

 

動物病院だと高額でなかなか購入できないメタカムですが、個人輸入のジェネリック医薬品であるロキシコムなら1本あたり1500円ほどで購入できます。

 

現状では口内炎が進行している外猫は1匹のみですので、ひとまずは最小用量を投与しながら様子を見ていく予定です。

 

もうひとつ購入した医薬品のオンシオール錠も、ロキシコムと同じ鎮痛剤です。

 

 

口内炎の痛み止めに用いることが多い医薬品なので、役割としてはロキシコムとほとんど一緒になります。

 

ロキシコムと違う点としてオンシオール錠は関節痛にも効果があるため、足を引き摺っている外猫の治療にも使用できます。

 

あまりにも酷いびっこを引いている状態だと外猫でも保護したうえでの治療が必要ですが、軽度の捻挫程度のびっこであればオンシオール錠を投与してしばらく様子を見ることになります。

 

今までは足を引き摺っている外猫の痛みを緩和してあげられる医薬品が手元になかったのですが、今回の機会を活かして新たにオンシオール錠を導入してみることにしました。

 

幸いにも現在は足を引き摺っている外猫はいないので使用する予定はありませんが、過酷な環境で暮らす外猫にとって捻挫などの怪我は付き物ですし、いつ投薬が必要になるか分かりません。

 

もし捻挫をしたままだと普段通りの動きができずに交通事故の原因にもなってしまいますので、オンシオール錠を在庫として持っておけば、タイムリーな治療が可能になると思います。

 

終了報告にて記載した内容とは少し変更になってしまいましたが、みなさまから頂いたご支援にて保護猫活動に必要な医薬品を3種類買い揃えることができました。

 

プロジェクトの成立をご支援・応援してくださり、本当にありがとうございました。

 

今後も追加で医薬品を購入する予定ですので、その際には追って新着情報にて記載させて頂きます。