【山砂】ってなに？を皆さんに知ってもらい、実感してほしい。

 

 

初めまして、那須イノベーションの代表、叶内健二（かのうちけんじ）と申します。代表と言いましても少人数で採石業（山砂⇒やまずな）を営んでいる者です。

 

山砂とは天然鉱物資源である物で、学術用語では、風化花崗岩（ふうかかこうがん）と言います。その物を山の採掘から販売まで行っております。

 

 

私は、栃木県那須塩原市で生まれ育ち、現在もこの地において郷土愛とイノベーションを胸に地場産業の活性のために、毎日悪戦苦闘を繰り返しております。

 

継続は力なりという言葉がございますが、一見平凡に見えるような作業に於いても、根気強くコツコツと精進し、常に創意工夫を持ち続けることがとても大事なことであると考えております。

 

私どもの社訓は『現場は営業の殸（こえ）を聞け　営業は現場の汗を思え　創意工夫を持って礎（いしずえ）を築け　時代は動く』であります。

 

 

平成27年2月より、山の地主との間で15年間の賃貸契約の元で山砂の採掘を行ってきました。

 

しかし、地主より土地を期間途中で「返してほしい。」と要請がありました。地主に何度も問い合わせをしましたが、返却理由は地主より説明を一切受けていないので判らない状態のまま。

 

やむなく県の工業振興課様のご指導のもと、廃止届を受理していただき、廃止することになりました。

 

 

↓返却時の写真です。植林をし、元の山へ戻るようにしなければなりません。

 

山砂の採掘及び販売業を生業としている私どもとしても、絶やすことはできないと思い、次の手を打つべく努力した結果、新たな山へ着手できる段階まで来ました。

 

継続理由は、

◎川砂や硅砂に比べて安価であること。

◎地場の特産品の一つである自然薯の苗床には欠かせないもの

◎サツマイモ・メロン・スイカを育てるのに、程よく保水性があり透水性に優れているため、土に山砂を混ぜ合わせることにより、作物が良く育つ事。

◎「山砂を抑えたものが地球を制する一因になる」と私は思っていること

 

現在、カーボンニュートラルという言葉をよく耳にしますが、二酸化炭素の排出抑制を山砂の添加した製品によりそれが可能であり、必ずや地域の人々に貢献できる物と考えて事業を営んでおります。

 

そこで従来の販売方法にプラスして、皆様にも簡単に使っていただけるような山砂を新しい形での販売を考えています。

 

ですが、廃止した時にたくさんの日数と費用がかさんでしまいました。新しい方法での販売をしたくても費用が掛かってしまいます。

 

皆様のお力をお借りしたく、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

しかし、これらは工事現場を指揮する業者様のやり取りがあって販売されています。

 

その為、販売するには大型トラックや重機が必要であったり、運搬・積込みする為の作業員が必要であったりと大掛かりな作業になってしまいます。

 

　

 

そこで、

✔︎見たことはあるけど名前は知らない…

✔︎どうせ工事に使うものでしょ？

と思われる方に、実際に手に取って実感して使っていただけたらなと思い、袋詰めの形で販路を考えております。

 

例えば３Kgないし５Kg入りで、お子様や女性でも軽くて手軽に使用できる小さな袋詰めの物や、キャンプファイヤーなど野外で火気を使用した後の消火砂として使える物。

 

15Kg・20Kgで既存価格よりも安価に設定し、お庭でお子様の砂場作りに使えるものや、木の切粉や竹の切粉を混ぜ込み、芝やガーデニングで水はけが良く養土の含んだ物などの販売を考えております。

 

その為、この事業内容を始めるにあたり必要な資金の総額は150万円です。

ご支援いただいた支援金は、消化砂の製品化に向け、袋詰め用の機械を購入いたします。

 

現在、可能な限り動いているスケジュールとしては、

①営業活動を実施。

②クラウドファンディングの資金調達が出来ることを祈りつつ、機械メーカーとの打ち合わせを実施。

③販路拡充と支援者様への支援返礼品の送達。

この３つを主に今の出来る範囲でおこなっております。

 

 

一つの願いとしてはもっと皆様にも山砂というものを知ってもらいたい。そして、たくさんの方に実感していただきたい。と思っております。

 

私どもとしても鉱物資源を生かした地産地消と雇用創出に繋げて参りたいと考えております。

 

このプロジェクトが成功し、事業が開始できることによって、

①雇用創出の場を生み出す

②山砂とのコラボ商品を生み出し、地域の魅力をアピールができる

この２つを、私どもが出来る地域への恩返しだと思っております。

 

今後は、防火砂をかわきりに、二酸化炭素排出抑制が可能な製品を生み出すことにもチャレンジしていきたいと考えております。

 

最後になりますが、『山砂を抑えたものが地球を制する一因になる』と私は常日頃より考えています。

したがって、クラウドファンディング達成に向けて、謙虚な心と素直な気持ちと感謝を忘れずに、諦めずに努力していきたいと思っております。応援よろしくお願いいたします。