「今、ここ」を生きる子どもたちの未来に自然体験の経験記憶を残したい

🌳自然教育ができる「きょうWAふぁーむ」誕生秘話🌳

 

みなさん、はじめまして。発起人の古越（フルコシ）です。

このプロジェクトに出会ってくださって、どうもありがとうございます。

 

ここ数年の閉塞感、あなたはどう感じていますか？ 

 

私は、2020年の春に発令された緊急事態宣言の中、学校にすら自由に行けない我が子を目の前にし、とても心が痛みました。

 

このままでは、子どもたちの心の成長が止まってしまうのではないか、と感じていたのです。

 

 

 

毎日のニュースの中で、地域によってはオンライン授業が行われたり、流れてくる映像を視聴しながら学習するeラーニングなどが活発になったりしていましたが、それは、どうしても機械を使うもの。

モニター越しのコミュニケーションでは、子どもの心がカラカラに乾いてしまうばかりだなと、そう考えるようになりました。

どうしてかというと、子どもにとって、屋外で体を動かして遊ぶことはもちろん、自然とふれあったり、遠出して自分の生活環境とは異なる場所へ行ったりして得られる体験、そして、その中で相手とのコミュニケーションをはかることこそ、子どもたちの生きた学びにつながると考えているからです。 

 

 

 

そんな時、子どもたちのために活用できないものだろうか、と考えるようになってきました。

家族や子どもたちと話し合いをした結果、「自然体験教育」という考えが浮かびました。

毎回でなくてもよいから、外で手軽に自然に楽しめる機会が作れるよう、まずは小さなバーベキュー場を手作りしました。

 

でも、それだけでは飽き足らず、なんと公園まで自作してしまったのです！！

 

 子どもたちの心身の両方の健やかな成長を願った結果、自分がこんなにもアクティヴになれたことに、正直驚きましたが、私の中から湧き上がった思いは、次のアイデアを生み出しました。

それが「きょうWAふぁーむ」です。

 

 

 

 

🌳会員制自然体験農場　きょうWAふぁーむ🌳

 

「きょうWAふぁーむ」は、日本の、そして世界の未来を担う子どもたちに自然教育を提供できる場所にしたい、という思いのもと、2021年の夏にオープンさせた会員制の農場です。

（1日１０組限定）　

 

私の家族が所有する土地を切り開いて農場を作りました。

 

その後、会員様からの要望もあり、キャンプができる施設も整えました。 　

 

こだわったのは「手作り」というところ。

もちろん全てを手作り、というわけにはいきませんでしたが「自分でできることは自分でする」という親の姿勢を我が子に見せたい、という私の思いがあり、それを実行に移しました。

 

 

 

 

きょうWAふぁーむがある長野県が推進する教育の一つに「自然教育」があります。長野県といえば、「教育県」として全国的にも有名な県で、昔から学力よりも人として豊かに生きるための人格を大切にした教育が行われています。　

 

きょうWAふぁーむは、長野県の教育委員会と連携などはしていないものの、「自然教育」という観点では大きく共感するところがありますので、長野県をはじめ、他の都道府県にお住まいの子どもたちの自然教育を体験できる場を存分に提供したいと考えております。 　

 

そうは言っても、子どもたちが安心して自由に過ごせる場づくりをするのは、なかなか難しいことだと思いました。

私は、教育の専門家ではないので、どういう環境が子どもたちにとって安心・安全なのか、家族や友人にもアドバイスをもらいながら思案しました。その結果、たどりついたのが「会員制」というシステムです。 　

 

今は、インターネットが発達している便利な社会です。

親が子どもの写真をSNSに投稿し、記録として残したい、という気持ちもよく分かります。

 

でも、それがきっかけで、子どもの情報が世間に流れてしまって、例えば犯罪などに巻き込まれてしまってもおかしくない世界が今の世の中です。

 

そういうことを防ぐ意味でも、会員制にすることで、利用してくださるお客様のプライバシーをできる限り広い範囲で守りたい、という思いを実現できると考えたので、きょうWAふぁーむは、会員制を選択しています。

 

 

 

🌳自然体験教育が子どもの教育に良い理由🌳

 

日本で４番目に面積が広いとされる長野県。そのおよそ80%以上が自然であふれています。

 

そんな長野県が注目しているのが自然体験を通しての子どもたちの教育です。 

以下、長野県教育委員会の資料の一部をご紹介します。

 

（引用元：令和３年３月25日改訂 長野県教育委員会　自然教育・野外教育推進会議資料より）

 

 

以上の資料の元になっている「高校生の生活と意識に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-(平成27年度調査)」 によると、調査した結果、当時の日本人の高校生の7割以上が「自分はダメな人間だと思う」と回答しています。

 

この数字を見て、あなたはどのように感じるでしょうか。 　

 

 

さらに、この調査では、どの国でも自己肯定感の高い生徒は、自然体験が多いという結果も出ています。　

 

自然体験を一度だけ経験することも大切だとは思いますが、私は、子どもが幼い頃から自然とふれ合う機会を設けて、それを丁寧に積み重ねていくことが、人の教育や人が人として育っていくことに必要なのではないかと思うのです。  

 

 

 

長野県教育委員会資料引用元https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyogaku/goannai/soshiki/documents/programsyu_210325.pdf

 

 

🌳会員制農場だからできる自然体験教育🌳

 

さて、そんな自然体験ですが、私は子どもたちに「自然体験農場」という形で提供できますし、今もなおそれを続けています。

 

会員様たちは、子どものみなさんも大人のみなさんも、四季折々の自然をたっぷりと味わう潤沢な時間をきょうWAふぁーむで過ごしていらっしゃいます。

 

夏には青々と茂っていた緑も、秋になるとだんだん赤くなり、そして次の命に備えるため、朽ちる準備をしていく。

そんな一連の自然の摂理を、子どもたちは、目を輝かせて目の前で学んでいるのです。

そのような眼差しに出会うたびに、きょうWAふぁーむの価値を実感しております。 　

 

 

幼い頃の自然体験は、大人になっても私たちの心の中に収まっています。

 

草の匂い、植物のぬくもり、虫たちの命の営み。このような一つひとつのことが、子どもたちの心を豊かにし、育てていきます。

 

これは、人間だけではできないからこそ、自然から学ぶ必要があるのだと私は思います。

 

子どもたちの大切な成長と未来のために、私たち「きょうWAふぁーむ」ができることは、長野県にある豊かな自然を実体験できる教育の機会の提供です。

 

学校教育では味わえないこの自然体験教育を、これからも発展させていきたいと思っています。

 

 

 

 

🌳いただいた資金の用途🌳

 

きょうWAふぁーむの使命は、未来ある子どもたちの自然体験教育の場を提供し維持し続けることです。

 

日本の美しい自然を幼少期に味わってもらいながら、より豊かな心の持ち主となる子どもを育てるきっかけづくりを応援しております。

 

そのため、いただいた資金の用途は、子どもたちの自然教育設備の充実に活用させていただきます。

 

• 子どもとくつろげる木漏れ日の下の小さなテラスを作りたい　　20万円
• 皆で遊べるモルック・コーンホールなどの遊具を購入したい　　 ５万円
• より多くの野菜を栽培するため、畑の整備、追肥をしたい　　　15万円
• プロジェクトリターン品　　　　　　　　　　　　　　　　　   10万円  

 

 

 

🎁リターン品🎁

• サンクスメール
• 農園体験
• 場内フェンスにお名前等の掲載の権利
• 管理人が丹精込めて育てたお米
• きょうWAふぁーむ貸切
• 記念樹植樹

 

 

🌳プロジェクト成功後🌳

 

今回のプロジェクトの目的である「自然体験教育」の充実を図るための整備を実施します。