学生のヒマラヤ野外実習プログラム終了報告
学生のヒマラヤ野外実習プロクラム
2022年2-5月クラウドファンディング終了報告
学生ヒマラヤ 2022年6月1日
プロジェクト終了のお知らせ
2022年学生のヒマラヤ野外実習プログラムのクラウドファンディングプロジェクトは5月31日に無事終了しました。ここに終了報告を公開するとともに、ご支援を賜った皆様に心からの謝意を表します。ありがとうございました。
なお、学生のヒマラヤ野外実習ツアーは来年以降も毎年実施され、新しい学生の参加費補助のクラウドファンディング「学生にヒマラヤで学ぶ機会を!」が発足しました。今後とも本プロジェクトを暖かくお見守り下さいますよう、お願いします。
プロジェクトの実施概要
2022年3月3日から19日に実施された第10回学生のヒマラヤ野外実習ツアーに参加する学生の参加費補助を目的とし、目標金額を20万円としたクラウドファンディングプロジェクトは、設定された実施期間2022年2月24日~4月19日の間に28人の支援者から総額354000円の支援を受け、学生の参加費補助を実施した。
写真1.ダウラギリ連峰をバックに実習ツアーチーム一行。左の2人はガイドと看護婦、左3人目は飛び入りの英国人、前中央はトリブバン大学教員とその右後ろは同大学生、右端は筆者で残りは参加の日本人学生5人。
写真2.カトマンズの世界遺産スワヤンブナート寺院見学の日・ネの学生達。コロナ騒ぎの 収束したネパールは明るかった。
その後3月26日から5月31日にかけて実習ツアー実施報告、アンナプルナ山群のカラー写真画、実習ツアー実施報告書冊子(191頁のPDF版あるいは冊子体)等を全支援者にメール配信或いは郵送を行い、すべてのリターンを完了しました。なお、すべての支援者には来年3月実施予定の第11回学生のヒマラヤ野外実習ツアーあるいはそれ以降の実習ツアーへの参加申込を受け付けることが決められています。また、高額の支援者には上記の実習ツアー参加費の10%割引があること、ご注文により、第10回実習ツアー報告の出張講演をすることをお約束しています。私は学生のヒマラヤ野外実習プロジェクトを代表して、上記のお約束を責任をもって実行することをお誓いするとともに、この5月31日をもって上記のクラウドファンディングプロジェクトが終了したことを報告します。
収支報告
クラウドファンディングの目標金額は20万円、使途は上記実習ツアー参加学生の参加費補助であった。しかし、目標金額に達した3月9日時点でクラウドファンディングを当初の終了予定日まで継続することとし、ネキストゴールとしてプラス30万円とし、使途には学生参加費補助に加えて、実習テキストの印刷費補助を加えました。結局、4月19日のクラウドファンディング期間終了時までに支援総額は354000円(支援者28人)となりました。収支報告は以下の通りです。
収入総額:354000円
(クラウドファンディングの支援総額)
支出総額:354000円
内訳 ヒマラヤ野外実習ツアー参加費補助= 300080円[1]
実習ガイドブック印刷補助積み立て= 7192円
Ready Forシステム利用手数料= 46728円
なお、第10回学生のヒマラヤ野外実習ツアー全体の決算を参考資料として下に収録しました。表1で明らかなように、今回の実習ツアーの学生一人当たりのツアー経費は:
1660852/5=332,170.4円で、クラウドファンディングを含む寄付金による学生一人当たりの補助金額は約131,170円となり、結局学生の参加費は一人当たり20万円ていどに収めることができました。
表1.第10回学生のヒマラヤ野外実習プログラム決算
ご支援に対する感謝の気持ちを込めたお約束のリターンの実施
本クラウドファンディングシステムは、ご支援の皆様への感謝の気持ちとして、実行者には支援者に対してリターンを行うように求めています。本クラウドファンディングでは、ご支援額に応じて以下のような各種のリターン(お礼)を設定していました。
- すべての支援者に実習ツアー実施報告の送付とアンナプルナ山群のカラー写真画の贈呈。
- 高額のご支援者には実習ツアー実施詳細報告書(PDF版)の贈呈。
- 特別に高額のご支援者には実習ツアー実施詳細報告書(PDF版及び冊子体)の贈呈。
- すべてのご支援者に2023年3月以降の実習ツアーへの実費ご招待。実習ツアーへのご参加のお申し込みは2022年12月末日まで。
- 特別に高額のご支援者には上記実習ツアー参加費の10%割引。
- 特別に高額のご支援者にはご注文により第10回学生のヒマラヤ野外実習ツアー実施報告の出張講演。出張講演のお申し込みは2022年12月20日まで。
プログラム実施期間終了の5圧31日には上記1、2及び3はすべて完了しました。4,5および6はプロジェクト終了後になり、学生のヒマラヤ野外実習プロジェクト(世話人会代表は吉田勝)がこれらを責任をもって実施することをお約束します。
学生のヒマラヤ野外実習プログラムの今後
学生のヒマラヤ野外実習ツアーは来年以後も実施予定で、新しいクラウドファンディング「学生にヒマラヤで学ぶ機会を!」も開始されました。このクラウドファンディングが将来にわたって毎年の実習ツアー参加学生の負担軽減に大きく役立つことになるに違いないと信じています。
[1] 実習ツアーの決算を3月31日に締めたため、その時点における支援総額341000x0.88が使用された。