投薬効果　振り返り

投薬も50回を超えると、飲ませる側も飲む側も、投薬が日常の中の一部になっています。

 

投薬を受け入れ始めてくれたころのヂュンペイは、気分を落ち着かせるのに入念な抱っこと「子守歌」を必要としていましたが、最近は事前準備は一人でできるようになっています。

 

 

一時期は投薬から逃げ回っていたヂュンペイが、ここまですんなり飲んでくれるようになった理由の中には、投薬効果を本人が感じた、という点もあると思っています。

なぜなら、投薬がうまくいったときと比較して、時間がかかったとき、失敗したときとでは、翌日の様子は違っていたからように感じられたからです（私感です）。

 

投薬がうまくいった日の翌日は、朝から活発でした。

走りまわってアクロバティックなジャンプもできて、着地も成功し、食欲もある。ただ歩いているだけの時も、非常に軽やかでした。

 

一方で、投薬に時間がかかったり、失敗した翌日の朝は心なしかボケーっとしていました。日中の睡眠は浅く、いつにもまして食への興味が失われていました。

 

最近は長くても5分以内にすべて飲み終わっているので、こういった違いはみられませんし、回数もかなり重ねているので、体内での薬剤濃度が保たれているかもしれません。

 

また、下記の点も投薬の効果か？と考えています。

●肛門付近の臭いがなくなる。

 

ヂュンペイはお迎えしたころから、肛門付近の臭いがすこしあるな、という印象がありました。

オスなので、肛門腺の臭いなのかなと当時は考えていましたが、投薬開始後、その臭いは完全になくりました。

 

さすがにお迎え時にすでにFIPVがいたとは思えないので、もしかしたら腸内環境があまりよくなく、それが発症リスクの一つになったのかもしれないと考えています（地域猫の子でしたので、保護以前の生活環境は不明です。また、保護からお迎えまでは割とすぐでした）。