最後の挑戦！！ブラックプールへ

▼自己紹介

 

私のページをご覧頂きありがとうございます。

また誕生日を迎え一つ歳をとり、焦る気持ちとともにこの計画を練り始めました。

 

今から６年前の２０１６年より競技ダンス(社交ダンス)を始めましたシニアの徳山みきと申します。厳密にはシニア２(４０才〜)に属します。美を競うダンスなので、年齢は、写真やダンス歴からご想像頂けたらとても助かります。

 

私の”最後の挑戦”は、世界最高峰の社交ダンス競技会、イギリスで５月下旬〜６月上旬に行われる”ブラックプール ダンスフェスティバル”に出場する事です。とは言っても、若手枠での出場ではなく、アマチュア シニア枠以上のスタンダード部門(モダン)、又はラテン部門での出場です。

 

こんな大それた挑戦、まだ社交ダンス歴も浅い私にはとても馬鹿げた夢かもしれません。

それでも人生最後、どうしても自分への戦いに挑みたく、恥を忍んで発することにしました。

私の挑戦は、沢山の方々が行っている「誰かの為」でも「若者の夢」でもなく、無謀かつ私利私欲、自分自身への挑戦です。そんなことに皆様を巻き込むご無礼をお許し下さい。

初めての競技会

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

３０年越しの想い

 

７年前、父が突然なくなりました。その時、初めて、人生のはかなさ、と言うものを実感しました。

 

１０才の時、クラッシックバレエを習い始めました。幼い頃より習いたいと親にせがむものの、当時住んでいた島根県の自宅周辺にはバレエ教室など無く、ちょうど運良く引っ越す機会があり、１０才から習う事ができました。とは言っても、バレエを始めるには比較的遅い方だと思います。身体も柔らかい方ではなく、特に恵まれたバレエ体型でもなく、ただ踊る事が好きで毎日通っていました。他の子達に比べても技術的に劣り、自分でも子供ながらその点には気付いていましたが、育成にとても情熱を注ぐ先生に恵まれ、そして熱心な指導のおかげで、数年後には発表会で主役までもさせて頂けました。高校からは東京のバレエ学校へ送り出す、と先生は考えていたようです。

小学生時代のバレエ

 

１６才の時、社交ダンスを習いたいと母親にお願いしました。

両親の独身時代は社交ダンスがブームだったようで、父は東京の大学の学連で踊り、母は個人レッスンを受けていたことを聞き習いたいとせがみましたが、母親に大反対され、加えて、社交ダンスは全く良くないと言われ、その言葉を疑いもせず信じ諦め、同時にバレエへの熱も冷めていきました。

 

その後、ちょうど日本で流行り始めていたサルサダンスに出会い、自分とはかけ離れた要素を沢山含んでいるサルサダンスの世界にどっぷりはまり、大阪、東京だけでは飽き足らず、本場ＮＹや海外の大会に参加、出場、オーディション等受けながら習得しては地元で広め、また海外に習いに行くという活動を約１５年間続けてきました。

 

　

左上：シンガポールダンスフェスにて(中央後)　　　　　　　　

右上：NYサルサコングレスにて(前列中央)

左下：LAサルサコングレスにて リハ中(前列右)

右下：ジャパンサルサコングレスにて

NYマンボキング レッスン場にて

 

 

 

７年前の父の死をきっかけに、突然パンドラの箱が開きました。

”人生はあっという間、やり残した事を一番にしなさい”と、父にそう問われているような気がしました。

それからは、社交ダンス教室探しにパートナー探しと１６才からの想いを実現したい一心で今までやって来ました。社交ダンスのパートナーについては、性格だけでなく、背丈、体型、年齢ともマッチした方が良いため、”結婚相手を見つけるより難しい”と言われましたが、運良くすぐに見つかり習い始め、８ヶ月後には競技会に出るようになり、２年後にはラテン、スタンダード共にアマチュアＡ級に上がる事が出来ました。とはいえ所詮、地方でのＡ級、運が良いだけで実力、経験とも全く足りず、決勝に残るどころか予選敗退が続きコロナ時代に突入しました。

 

　　

競技会(ラテン)　　　　　　　　　　　　　競技会(スタンダード)

 

受けた恩は必ず返す

 

しつこいようですが私は若者ではなく競技ダンスではシニアに属します。

競技ダンスで良い成績を残されるほとんどの方々は十年選手だと思います。

学生のように短期間で良い成績を残される方々がいることも分かります。

私はこれまでずっとダンスを踊り続けて来ましたが、恥ずかしながら未だに何の自信もなく何も達成したことがありません。

 

子供の頃より、特別上手いわけでもなかったのですが、運良くとても熱心な先生方と出会え、そして指導面、費用面においてもいつも優遇して下さり人一倍お世話になり、そして現在の私があります。まだまだ習得したい、夢を追いかけたい、自分への挑戦をしたいという欲望に今は駆られていますが、これまで先生方から頂いた沢山の教えを、私が受けたと同じように次の世代に受け継がなければならない使命が私にはあります。

 

そのためにも、１％でも可能性がある限り最後に挑戦してみたいのです。とても難しい挑戦ではありますが、これまで培ってきたバレエの基礎、サルサでの音楽観、基礎運動を継続し、加えて”運”は誰よりも持っていると思います。若者のように勇気は自然には湧き出ませんが、自らの努力で奮い立たせる自信はまだまだあります。

 

▼プロジェクトの内容

 

本場イギリスへのダンス留学

 

私はイギリスへ１１ヶ月間(ビサの関係上)単身留学し、ブラックプール大会に挑戦したいと思います。アマチュア活動なので、仕事上パートナーは一緒に行く事はできません。

本場イギリスで社交ダンス教室に１１ヶ月通いながら且つパートナーも探すというかなり無謀な挑戦となりますので、当然、１１ヶ月以上かかる事も覚悟の上での留学です。

留学中にパートナーが見つかれば、１１ヶ月留学＋大会出場、見つからない場合、１１ヶ月留学＋大会参加をもって今回のプロジェクト実施完了となりますが、私には夢を実現するまでの長い道のりがまだまだ続きます。

 

　

WDSFフィリピン

金スマ テレビクルーに偶然　

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

昔やり残した想いを追いかけることに遅すぎることはない、そして、必ず将来の育成にも貢献できると信じての留学です。

 

１１ヶ月間分の社交ダンスレッスン費用は自己資金にてまかなうのですが、その他、物価の高いロンドン中心部での生活費、渡航費及びＣＦ手数料の捻出ができずにいます。

社交ダンス教室としてDance Options, Matico Dance Studio, Starlight Dance Centre等を考えています。クラウドファンディングが成立した場合、やむを得ない場合を除き、上記に掲げた社交ダンス教室等に１１ヶ月間通い受講いたします。

どうか私の”最後の挑戦”への皆様の応援とご支援を宜しくお願い致します。

 

資金使途

ロンドン生活費： １４９万円(１１ヶ月)

渡航費　　　　： 　１５万円

ＣＦ手数料　　： 　２５万円