規格外品の購入を通じて"循環型エシカル消費”を浸透させたい！

 

この度、皆様から多大なるご支援をいただき、公開からわずか4日で、私たちが目標としていた20万円を達成することができました。この場を借りて、皆様に深く御礼申し上げます。

 

ネクストゴールとして、この社会課題を解決するためにもっと多くの人に広く知ってもらいたいと思い、目標金額を40万円に設定させていただきました。

ご支援いただいた金額の資金使途につきましては、これまでと同じように、利益（=売上-(原価+販管費+クラウドファンディング費用)）の30%を*教育系NPOに支援すると共に残りの70%に関しては今後の運転資金に充てさせていただきます。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、 皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。 

どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

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▼自己紹介

はじめまして。現在「Bari Challenge University×774-nanashi-（BCU）」という、社会変革者を生み出すためのワークショッププログラムでに参加している、チーム"ともしび"です。高校1年生の逢沢と、大学3年生の馬場と、社会人の五嶋の3人で活動しております。

逢沢が愛媛県出身、馬場は愛媛県にゆかりがあり、地元に貢献出来る事業をつくりたいという思いと、五嶋の地方の子供たちの可能性をもっと開花させられる仕組みを創りたいという思いから、一緒にチームとして活動しております。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

この度は数あるプロジェクトの中から興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます！

私たちは、現在廃棄されてしまう規格外果物・野菜を加工して命を灯し（チーム名の由来）、みなさんのご家庭にお届けし、その収益の一部を教育系のNPOに支援するという活動を行っております。

 

 規格外果物・野菜とは、大きさや形、色などが、市場で定められた規格から外れている野菜のことです。農家さんに大切に育てられて、味や品質は正規品とほぼ変わらないにも関わらず、その多くが「形がいびつで売れないから」、「運ぶことに手間がかかるから」といった理由だけで廃棄処分されてしまっております。

 

 

 

日本でも150万トン～200万トンほど、毎年、廃棄がなされているのではないかといわれております。今回、捨てられてしまう運命の規格外野菜・果物を一つでも救いたいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。

（出典：小針美和：食料ロス、農業・食料サプライチェーンの生産性に関する統計データによるアプローチ, 日本マーケティング学会（第9回フードビジネス・イノベーション研究会）発表資料（2019））

 

▼プロジェクトの内容

第一弾として、愛媛の名産品、宇和ゴールド（河内晩柑）・ブラッドオレンジの規格外品を使用したジュースの販売をします！

河内晩柑とは、樹上で12-15ヶ月間実らせることで、味は甘さと酸味を備えているのが特徴で、独特のほろ苦い香りが楽しめます。和製グレープフルーツと呼ばれることもあります。

ジュースにすれば、これからの暑い日に、良く冷やして飲むのに最高ですし、ストレートだけでなく、焼酎やカクテルの割り材としても最適です。

ブラッドオレンジは、果肉が印象に残る真っ赤な色をしており、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールを多く含んでいます。濃厚な香りとコクのある風味が特徴です。

 

 

 

特に、愛媛県の河内晩柑は、全国1位の出荷量で、県内では愛南町で栽培が盛んで次いで宇和島市となっています。

この1市1町で県全体の栽培面積の95％、出荷量で99％を占めており、台湾の高級スーパーで販売プロモーションを実施するなど、国内外でも人気の高い愛媛の名産品なのです。

 

今回は、愛媛県宇和島市吉田町にある山内農園さんの河内晩柑を使用させていただいております。

愛媛県宇和島市は、高知県との県境にあり、海と山に囲まれた自然豊かな町です。

みかん王国として名高い愛媛県ですが、実は県内で初めて栽培が始まったのが吉田町でして、 海が近いこともありミネラルの豊富な土壌で栽培ができます。

 

美味しいみかんを生む条件を全て満たしている立地に恵まれた環境で、一玉一玉を「果実へ注ぐ愛情は、家族の健康管理と同じ」をモットーに大切に柑橘を育てていらっしゃいます。

実際に訪問させていただき、直接お話させていただいたのですが、代表の山内さんをはじめ、大変素敵な方々ばかりで、丹精込めて作られた果実が、規格外として廃棄されててしまうことに悲しさを覚えました。

少しでもこの美味しい晩柑が多くの方の手に渡りますように。 

 

 

私たちは上記に加えて、3人とも教育に対して問題意識を持っていたことから、若者に可能性を灯す仕組みをつくりたいと思っております。

下記に改めて解決したい課題を記載します。

 

【食品ロス問題】

食品ロスとは、本来食べることのできるにも関わらず、捨てられている食品のことを指します。

現在日本では、なんと年間約570万トン(令和元年度)も食品ロスが発生しています。（大型トラック（10トン車）約1,560台分の食糧が毎日破棄されています）

（出典：農林水産省、https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss）

 

これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2020年で年間約420万トン)の1.4倍に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約125g)の食べもの"が毎日捨てられていることになるのです。

（出典：消費者庁、https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer）

 

【児童養護・里親について】

日本では約4万5000人の子どもたちが社会的養護のもとで生活しています。

この社会的養護とは、虐待や親の死亡、病気、行方不明などによって親の元で生活することができず、里親や児童養護施設等の児童福祉施設において養護されていることを指します。

また、児童虐待の相談件数は年々増加し、支援を必要とする子どもとその親は増加しています。

（出典：日本財団、https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2020/47630）

 

だからこそ、私たちは、この2つの問題を同時に解決すべく、取り組んで参ります。

方法として、

①規格外果物で作った100%晩柑ジュースの販売

②利益（=売上-(原価+販管費+クラウドファンディング費用)）の30%を*教育系NPOに支援

という仕組みをつくることで、商品を購入することで、地域とこどもたちを助ける”循環型エシカル消費”の提案をしたいと思っております。

 

*教育系のNPO法人ですが、今回は特定非営利活動法人Lien様にご支援させていただきます。

里親制度普及促進・委託推進・支援事業を行うNPO法人様になります。

寄贈先からの寄贈の受け付けと名称掲載の同意もいただいております。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今回は、果物を100%ジュースにして販売しますが、今後はジュースのみならず、クッキーやスムージーなど商品性を広げていくと共に、規格外野菜・魚介類にも広げていきます。

そのため、今回利益の残りをその初期投資分に使用させていただきます。

購入することで、地域の経済と子供たちを助けませんか？

どうぞよろしくお願いいたします！！