愛知の無償化裁判支援の10年の記録を残したい!

愛知の無償化裁判支援の10年の記録を残したい!

支援総額

1,054,000

目標金額 800,000円

支援者
149人
募集終了日
2022年7月23日

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プロジェクト本文

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【ネクストゴールについて】

 

皆様からのご支援のおかげで目標金額の800,000円を達成することができました!

ご支援いただき本当にありがとうございました!

貴重なご支援だけでなく、あたたかいお言葉もたくさん頂戴し、大変嬉しく思っております。

ありがとうございました。

 

ご支援いただきました資金については大切に活用させていただき、より良いものをみなさまにお届けできるように励みたいと思います。

 

この記録集はより多くの方にお届けしたいと思っており、そのためには販売促進のためのイベントの開催等が必要となってまいります。

そのための資金を集めるため、ネクストゴールを100万円にし、引き続きご支援を賜りたいと思っております。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

重ね重ねのお願いになり、大変恐縮ですが、クラウドファンディング終了まで引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

 

▼自己紹介

 

はじめまして。ととりの会です。

正式名称は「民族教育の未来をともにつくるネットワーク愛知 ととりの会」といいます。

 

高校無償化裁判のときにつくられた支援団体「無償化ネット愛知(朝鮮学校にも差別なく無償化適用を求めるネットワーク愛知」が2021年4月1日から名前をととりの会に変更して、活動しています。

 

会の名前には、朝鮮学校の権利が守られるような未来、民族教育を受けることを当たり前とする未来を一緒につくっていきたい、という想いがこめられています。 

 

ととりの会の前身である朝鮮高校無償化ネット愛知は、一日も早い朝鮮高校への無償化適用を求める日本人支援、弁護士、朝鮮学校関係者などが中心になり、2010年5月20日発足しました。

集会、街頭宣伝、署名、文部科学省への要請行動、学習会などを朝鮮高校とともに行い、また,朝鮮高校の公開授業にあわせて交流会などを開催してきました。

 

この10年にわたる裁判支援の記録を本として出版したいと考えています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

本冊子は、朝鮮学校にも高校無償化制度を適用することを求め、闘った愛知の支援活動の記録をまとめたものです。 

 

2010年4月に施行された「高校無償化法」は,各種学校認可をもった外国人学校の生徒を対象としようとした点で画期的なものとなるはずでした。

しかしながら,「拉致・核・ミサイル」など,朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)との外交問題を理由に朝鮮高級学校(朝鮮高校・朝高)のみを排除して,この制度はスタートしました。

いうまでもなく,これは差別です。  

 

この高校無償化問題は一向に解決しないまま,時間だけがたちました。

そこで,愛知朝高の生徒たちは司法で国の差別を問うという選択をしました。

国家賠償請求という裁判です。

 

原告はまだ社会にもでていない朝高生や卒業生たちでした。

まだ若い原告たちや保護者たち,さらには私たち支援側の苦悩も相当重いものでありました。

それでも,「こんな差別許せない!」「朝鮮学校をなめるなよ!」という当事者たちの強い決心があり,2013年1月24日に名古屋地裁に提訴しました。

 

それから約10年,2021年9月3日に最高裁からの上告棄却の決定を受け,愛知の無償化裁判は敗訴が確定してしまいました。

全国的な状況も原告側が不利だったので覚悟はしていたものの,決定通知を受けた時の悔しさは今でも同じです。  

 

愛知の裁判では,弁護団は日本と朝鮮半島の歴史,朝鮮学校の歴史,在日朝鮮人への差別など歴史的な経緯の中で無償化排除という問題を位置づけ,さらに,「北朝鮮嫌悪」という書面も出しました。

「裁判官,あなたとて,今,日本の社会の中にはびこる『北朝鮮』への偏見から自由ではないでしょう?」と問いかけたのです。

支援側も「朝鮮との関係の何が悪いのか?」ということをまっすぐに問いかけ、理論化しようと努力してきました。 

 

本冊子はこのような愛知の無償化適用運動と裁判,裁判支援の記録集です。今後も日本人・日本社会も共に在日朝鮮人たちと共に,民族教育の未来を考えていきたいと思っています。そのためにも,愛知の活動の10年間を記録として残す必要があると考え,本冊子を編集しました。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

【目次】

1.はじめにー冊子作成の経緯

 

2.Q&A

Q1. 朝鮮学校がもつ意味とは?

Q2. なぜ生徒が原告になって国賠訴訟を起こしたのですか?

Q3. 10人の原告はどのように決まったのですか?

Q4. 「無償化」除外、何が問題なのですか?

Q5. 憲法論、中でも特に13条(幸福追求権)について教えてください。

Q6. 差別の背景にある歴史・社会問題についてどのような主張をしたのですか?

Q7. 地裁判決が示す課題とはなんですか?

Q8. 高裁判決と最高裁決定について教えてください。

Q9. 朝鮮学校を取り巻く権利獲得運動の今後の課題はなんですか?

 

3.ドキュメント

(1)年表

(2)無償化ネット愛知結成

(3)提訴までのプロセス

(4)原告らの意見陳述、地裁での証人尋問

(5)地裁における闘い

(6)高裁における闘い

(7)最高裁

(8)無償化ネット愛知の運動

(9)総括集会

 

4.対談(無償化裁判に関わって)

 

5.メッセージ集

 

 

プロジェクト実行責任者:
ととりの会)
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

『明日(みらい)を灯そう(愛知朝鮮高校無償化裁判支援の記録)』を出版します。集めた資金は出版費用に使います。

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リターン

3,000+システム利用料


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3000円

・『明日(みらい)を灯そう(愛知朝鮮高校無償化裁判支援の記録)』1冊
・心をこめた感謝メール

支援者
54人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

5,000+システム利用料


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5000円

・『明日(みらい)を灯そう(愛知朝鮮高校無償化裁判支援の記録)』1冊
・「ととりの会」応援グッズ
・心をこめた感謝メール

支援者
51人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

10,000+システム利用料


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10000円

・『明日(みらい)を灯そう(愛知朝鮮高校無償化裁判支援の記録)』2冊
・「ととりの会」応援グッズ
・心をこめた感謝メール

支援者
44人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

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