親の残した家でパン屋開業します！！58歳からの挑戦です！

 

 

はじめまして。

 

2022年8月に、パン屋開業予定の58歳独身女性の桐山早苗と申します。縁無くて結婚はしておりません。

 

私はお料理する事が好きで、それを家族や友人に食べてもらう事が何より幸せです。

 

両親の介護で実家暮らしになる前は、自分がお料理が好きな事からオーダーメイドでシステムキッチンを作る仕事をしておりました

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

30年程前に仕事の為親元を出て、一人暮らしをしておりましたが、6年前に父の骨折と母の乳癌発覚で

仕事を辞め実家に戻り両親の介護中心の暮らしに変わりました。

 

いつまでも元気だと思っていた両親の暮らしぶりを知って、一人暮らしを満喫していた自分が二人の介護が出来るのか不安でした。二つ上の姉がおりますが、親との折り合いが悪く、自分一人での介護しか選択はありませんでした。

 

覚悟を決める為、ハワイのマウイ島でマウイマラソンに一人で参加し、完走出来た事が自分一人での介護に自信となりました

 

「やれば出来る」「諦めない」「自分に負けない」この気持ちでした。

 

 

父の目が不自由だった事や、1人での介護は色々な葛藤も有りましたが、3年前に母を、2年前に父を無事見送り介護生活を終えて、パン屋さんになる夢を実行に移しております。

 

介護生活の中でも、自分と向き合う時間が必要だと考え、トライアスロンに挑戦しました。素晴らしいチームメイトがいてくれたから、25メールも泳ぐ事が出来なかった私をエントリー出来るまでに、一緒にトレーニングしてくれました。

 

トライアスロンは「スイム・バイク・ラン」の3種目で、自分の人生に置き換えて、今頑張れば、次のステージに行けると自分に言い聞かせてました。

 

 

 

自分が作った食事を何より楽しみに「美味しい、美味しい」と食べてくれる父が、美味しいものを食べることが人を幸せな気持ちにさせてくれると教えてくれました。

 

私にとってパン作りは一般的な料理よりハードルが高く、パン作りの最初は挑戦でした。何度か作るうちに、それなりのパンが出来るようになり天然酵母で作るパンは友達にも好評で、頼まれて作るようになったりしました。自分が作ったパンを喜んで食べてくれる事が嬉しくて、パン屋さんになるのが夢になりました。

 

パンが好きでパン焼き機を購入して作ってみたけれど、美味しいと思えなくて。。。本を見ながら自分で作ったら、その方が美味しく焼き上げることが出来ました！

 

作れば作る程奥深く、パンの基本は小麦粉と酵母と塩とお水が有れば出来るけれど、お砂糖やバターや牛乳を加えたり分量だったり、で同じものがなかなか出来ない。でも、酵母から自分で作った美味しいパンが焼き上がった時は嬉しくて、幸せな気持ちにさせてくれました。

 

 

 

 

両親が暮らして居た家で、58歳にしてパン屋を開業します！

 

自己資金で全て賄う予定で準備していますが、予算上断念した

 

・作業台の上に置く麺台(大きなまな板みたいな台)
・食パンの型や道具や材料を置くスチール棚
・商品を包む袋や包装紙のストック
・お掃除道具

 

を、集まった支援金で購入します。

 

58歳のおばさんが両親の残したこの家で、近くにお店が無いこの地域で、ここにしか無いパンを本当に美味しいと思えるパンを一人でコツコツと丁寧に作ります。

 

開業のプロデュースは人気のパン屋さん「ラヴィデュパン」のオーナーの加藤大貴さんです。

自分が本当に美味しいと思ったパン屋さんのプロデュースで作るパンを販売します。

 

普通とは違うモチモチ感が独特で、シンプルな程美味しいと思えるパンです。

 

『私が作りました！』と胸を張って販売したいと思います。

 

 

▼販売予定のサイズにこだわり型から作った3種類の食パン

 

小さなお店ですが、安心安全なパンを作り、自慢の接客で（笑）、また買いに来たいと思ってもらえるお店にしたいと思います。

 

ご近所の方には散歩途中で、子育て中の方には気分転換で、男性女性問わず、多くの人に来て欲しいです。お買い上げ後、笑顔でお店から出て行かれるようなお店にしたいです。

 

パン処un

 

7月半ばに完成、8月3日オープン予定です。

 

今人気のパン屋さん、自分が一番美味しいと思うパン屋さんにプロデュースを依頼しております。

 

パン作りの勉強がしたいと思い、スーパーのベーカリーでパート勤務をしました。忙しさや人間関係に悩み、趣味でパンを作ることをやめてしまいました。インスタで見つけたパン屋さん「バプール」に行き、お店の雰囲気やパンの美味しさに刺激を受け、お店を作った社長のプロフィールにも興味が湧き、会ってみたいと連絡しました。

 

その時に本店「ラヴィデュパン」のパンを始めて食べ、その美味しさに心がほぐれ、ラヴィデュパンのファンになってしまいました。やっぱりパン屋さんになりたいと改めて考えました。でもこのパンでなければ勝負出来ないとも思ってました。

 

社長のお話を伺い、「桐山さんの夢を叶えます。一緒に頑張って、美味しいパン屋さんを作りましょう」と言ってもらい、ラヴィデュさんの作った冷凍生地を使い、製造販売の指導をしていただける条件で経験の無い自分を導いてくれると信じ、プロデュースをお願いすることにしました。

 

小さなお店ですが、パンを通して多く人が笑顔になれる場所になれたらと思います。

 

▼店舗完成イメージ

 

 

開店したら近所の高齢者がパンを買いにお散歩し、お店の前が小学校の通学路なので「おはよう、行ってらっしゃい」「お帰り、車に気をつけてね！」と声を掛けて見守り、昔、八百屋さんや魚屋さんがあったように、パン屋さんがここに有れば人の流れが出来てこの地域が明るくなると思います。

 

58歳のおばさんの挑戦は周りの人から驚かれていますが、私が成功することで老後を心配している50代には「今からだって挑戦出来る！」、子供が独立し始めた４０代には「この先の為にしたい事を探す楽しみを！」、子育て真っ最中の30代には「まだまだ先にチャンスはあるよ！今は子育て頑張って！」って伝えたい。

 

沢山の人と出会い、刺激を受けて人生を楽しむ。私は、ラヴィデュパンの社長と出会い、パンのプロである彼のプロデュースが無ければ開業には至らなかったです。

 

兎に角、自分が美味しいと思うパンであること。時間をかけてでも、丁寧に作りあげるパンを提供します。

 

インスタグラムを始めた事で、色々な人達から応援をしてもらいました。自分が頑張って、お店を繁盛させることが何かの力になるのではと考えて、クラウドファンディングを成功させ、応援してくれている人達やこれから何かしたいと思っている人達へメッセージを送りたいです。