プロジェクト本文
自己紹介
「長崎県オペラ協会」は、二期会の創設にも携わった声楽家 故柴田睦陸氏を会長に迎え、長崎県の文化の向上と発展を図ることを目的として、1980年に創設されました。
1990年からは日本におけるG.プッチーニ研究の第一人者であり日本のオペラ界をけん引してきた指揮者 星出豊氏を芸術監督としてお迎えし、
「蝶々夫人」「魔笛」「カルメン」「愛の妙薬」「コシファントゥッテ」などの西洋オペラのほか、「おこんじょうるり」「祝い歌が流れる夜に」「脳死をこえて」などの日本オペラにも取り組み、
県内唯一のオペラ団体として長崎初演作品を数多く県民に紹介するなど積極的な活動を継続しています。
主な活動として年に一度の定期演奏会と、音楽を生で聴く機会の少ない郡部・離島を巡回する出張オペラやコンサート、地域のふるさとまつりなどにも出演してまいりました。
また毎年、長崎市内小・中学校への出張公演(主な演目はオペラ「ヘンゼルとグレーテル」)も行っています。先生方や児童生徒さんに出演してもらったり、台詞の中に校区のイベントやスポットなどを盛り込むなどの工夫をし、毎年大変喜ばれています。
協会員は必ずしも音大卒業生や音楽に関わる仕事の人ばかりではなく、様々な職業の社会人もいます。また、準会員・ジュニア会員という枠も設け、オペラを愛する者が常に集いやすい団体となっています。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
来る2025年、国民文化祭が長崎県で初開催と決定しました。
国民文化祭は「文化の国体」とも言われ、四大行幸啓の一つです。1986年に東京都で初開催されて以降、毎年各県が持ち回りで開催しており、2025年長崎での開催は第40回目となります。
これまで継続してきた活動から2025年の国民文化祭に向けて、更にはその先の長崎におけるオペラ文化を盛り上げるために何ができるかを考え、
長崎が舞台のオペラ二作品(「蝶々夫人」「いのち」)を、登場人物にストーリーを語らせることで公演時間を短く、かつ鑑賞しやすくなるように、それぞれ「抜粋版」「改訂縮小版」としてまとめてみてはどうだろうか、となりました。
このようにすることで、学校への出張オペラ公演のように、各地での公演がしやすくなるからです。
2025年に向けて演奏する回数を増やし、これまでオペラを観たことがない県民市民の皆さんにも鑑賞してもらえれば、国民文化祭に向けての機運を盛り上げていくことも出来、オペラの楽しさを間近にお届け出来ると考えます。
また、この機会に、長崎県オペラ協会の活動を広く知って頂きたいという思いもあります。
ここで、作品の説明を簡単にさせて頂きます。
まずは一つ目の作品、オペラ「蝶々夫人」です。
イタリアの作曲家 ジャコモ・プッチーニが作曲したオペラ「蝶々夫人」は、言うまでもなく長崎が舞台のオペラです。アリア「ある晴れた日に」はとても有名ですが、その作品全体を、とりわけ若い世代は残念ながらほとんど知りません。オペラ「蝶々夫人」を鑑賞することで、世界中のオペラファンが憧れる長崎を県民市民が誇りに思い、地域への愛着が深まることが期待できます。
二つ目の作品は、錦かよ子作曲 オペラ「いのち」です。
2013年に長崎にて世界初演、2015年には新国立劇場地域招聘公演事業に採択され東京での公演を果たした作品で、被爆地長崎の苦悩と戦争の悲劇を二度と繰り返さないように…という願いがこめられています。不安定な世界情勢の現在だからこそ、この作品を通して戦争の愚かさと平和の尊さを次世代に、そして世界中に長崎から発信していきたいと考えています。
これまで演奏会の費用は主にチケット収入で賄ってきましたが、コロナ禍のこの3年はホールに座席利用制限があったり、来場を遠慮するお客様が多く、売りにくかったりするなどしたため、大幅な赤字となっておりました。
今回のプロジェクトで集まった支援金は、舞台制作費や新しくまとめる楽譜の制作費などに大切に使わせて頂きます。
プロジェクトの内容
長崎が舞台のオペラ二作品を取り上げ、定期演奏会を開催します。
・日時:令和5年3月12日(日)14時開演
・会場:とぎつカナリーホール
・演目:プッチーニ作曲 オペラ「蝶々夫人」(抜粋版)
錦かよ子作曲 オペラ「いのち」(改訂縮小版)
・指揮:星出 豊
・舞台監督:濵田浩充
・舞台:(株)NBCソシア
・コレペティトール:山浦直子
・ピアニスト:森 美春
・出演:長崎県オペラ協会
プロジェクトの展望・ビジョン
最近ではネットやスマホで検索すれば、ありとあらゆる作品を観ることが出来ます。
しかし、生の音楽、生の声には、画面越しでは伝わらない大きな感動があります。
コロナ禍のために人が集まる催事が自粛されたり、教育現場においては合唱や楽器演奏の時間も省かれていますが、音楽に限らず文化というものは、間違いなく心の栄養です。
総合芸術と言われているように、オペラには歌、芝居、舞台、衣装、メイク、道具類など、あらゆるものが詰め込まれています。
熱心なオペラファンならずとも、オペラを直に観てもらうことで、日々の生活の中に彩りを添えることが出来ます。
だからこそ出来るだけ沢山の人に観て頂きたいと思っており、
今回のプロジェクトは私たちのオペラ活動を、より身近に感じてもらうようになるための第一歩と考えています。
日本の西端で、地道に、熱く、活動をしております。
皆様の温かいご支援を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
※何らかの事情で開催ができない場合、いただいたご支援金は次回の開催に繋げるために、
舞台や楽譜の制作費として大切に使用をさせていただきます。
- プロジェクト実行責任者:
- 長崎県オペラ協会 事務局 篠暁子
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月20日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
集まった資金は舞台費や、新しくまとめる楽譜の費用などに大切に使わせて頂きます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金で補てんいたします。
プロフィール
1980年設立。年に一度の定期演奏会を中心に、県内外への出張演奏など、精力的に活動している。 主な受賞歴として、 昭和61年10月 長崎県地域文化賞 平成8年11月 長崎県教育委員会・特別教育功労賞 平成21年9月 佐川吉男音楽賞(平成20年10月オペラ「蝶々夫人」全幕公演において) 平成24年11月 長崎県民表彰 平成26年7月 第11回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(平成25年8月長崎新作オペラ「いのち」公演(世界初演)において) 平成27年11月 第2回JASRAC音楽賞(平成27年新国立劇場地域招聘公演オペラ「いのち」公演において) ~などがある。
リターン
3,000円+システム利用料
御礼のお便り
御礼のお便りをお送りします。
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
10,000円+システム利用料
御礼のお便り&オリジナルマスクケース
感謝のお便り、オリジナルマスクケースをお送りします。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
10,000円+システム利用料
エールのみプラン1
・お礼のメール
「リターン品不要」という方向けのプランです。
- 支援者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
30,000円+システム利用料
御礼のお便り&マスクケース&プログラム
感謝のお便り、オリジナルマスクケース、プログラムをお送りします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
30,000円+システム利用料
エールのみプラン2
・お礼のメール
「リターン品不要」という方向けのプランです。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
50,000円+システム利用料
御礼のお便り&オリジナルマスクケース&オリジナルクリアファイル入りプログラム
御礼のお便り、マスクケース、クリアファイル入りプログラムをお送りします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
50,000円+システム利用料
エールのみプラン3
・お礼のメール
「リターン品不要」という方向けのプランです。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
プロフィール
1980年設立。年に一度の定期演奏会を中心に、県内外への出張演奏など、精力的に活動している。 主な受賞歴として、 昭和61年10月 長崎県地域文化賞 平成8年11月 長崎県教育委員会・特別教育功労賞 平成21年9月 佐川吉男音楽賞(平成20年10月オペラ「蝶々夫人」全幕公演において) 平成24年11月 長崎県民表彰 平成26年7月 第11回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(平成25年8月長崎新作オペラ「いのち」公演(世界初演)において) 平成27年11月 第2回JASRAC音楽賞(平成27年新国立劇場地域招聘公演オペラ「いのち」公演において) ~などがある。