楽しみの減った学校でケッチくんのショーを開催し、笑顔を届けたい！

 

 

玄應宗信（MG企画）東京都東大和市　HP…現在作成中　Instagram #MG企画

 

４月より日本中の学校でアーティストの公演を実施し、子供たちに夢と希望を届けるプロジェクトを立ち上げました。

 

私は３月まで２５年間、東京都の公立中学校で教員を務めていました。

 

しかし、「コロナ禍で楽しみの減った日本中の学校に笑顔を届けたい」、と退職し、４月から、私のプロジェクトに賛同いただいた、大学の同級生であるケッチくん（元が～まるちょば）、他３名のアーティストのプログラムを学校に紹介しております。

 

 

 

 

 

※本クラウドファンディングの実施に関して、ケッチくんの承諾を得て実施しており、使用している写真の掲載許諾を得ております。

 

 

 

３月まで教員をしていた時、不登校生徒の増加が大きな悩みでした。自分のクラスだけでなく、学年、学校、日本中の学校が抱えている問題でした。昔は、学校へ行きたくない原因は、「生徒間の人間関係がうまくいかない。」でしたが、最近は本人もよく原因がわからないことが多くなりました。友達とはうまくやっているけど、学校に行きたくない、、、。

 

最近のニュースでは、「不登校生徒の数は２４万人超の過去最多」と報道されていました。※出典元：文部科学省

 

私は、給食の黙食が大きな原因であると感じました。給食の時間は、子供たちが班になって、友達と交流を深める大事な時間です。笑いが絶えず、子供たちが笑顔になる時間。

 

 

その日の楽しかった出来事や、前の日に見たアニメの話、家庭での出来事など、様々な話題が溢れ、楽しそうに話している時間です。残った揚げパンなどは、じゃんけんで勝った人がもらえ、私も時には参加し、「先生、大人げな～い。」などと言われながらも、大いに盛り上がりました。

 

しかし、今は、全員、黒板の方を向き、一言も話さず、文字通り、黙々と給食を食べています。コロナ禍なので仕方のないことなのですが、みんなで一斉に笑いあうことが学校からなくなったのです…。

 

 

そのような時に、大学の友人である、当時「が～まるちょば」であった友人「ケッチくん」に学校に来てもらったときのことを思い出しました。

 

 

 

５年ほど前、某中学校の学年主任を務めていた時に、世界で活躍する「が～まるちょばのショー」を、どうしても学年の生徒に見せたいと思い、公立中学校では演劇鑑賞教室などの予算が無いため、キャリア教育の一環として生徒からお金を集金し、PTAにも援助いただき実施することができました。

 

生徒たちは本当に喜び、皆、パントマイムや手品の技に感動し、コミカルな動きに大笑いしていました。その時の写真が卒業アルバムに載っているのですが、本当に全ての生徒が笑顔なんです！

 

ケッチくんのパフォーマンスは、１０代の頃からずっと見てきましたが、人を魅了し、笑顔にし、誰かにその楽しさを伝えたくなる不思議な力をもっています。大道芸で鍛えてきたので、どのような年齢層の観客にも対応できます。

 

 

令和４年度は幸運にもプロジェクトを立ち上げたばかりなのに、東京都の「子供を笑顔にするプロジェクト」に参加し、都内の小中高校３６校をまわることができています。

 

 

 

最初に訪れた学校は、八丈島にある八丈町立大賀郷小学校でした。公演は子供たち、保護者の方々、先生方にも大好評で、非常に喜んでくれました。ショーは会場の子供たちや先生方も巻き込んで進行します。友達や先生の普段見られないステージで活躍する姿を見るのは本当に楽しいものです。

 

また、ショーの後の「夢を叶えるために」という講演も子供たちの心に響いていました。

 

ケッチくんが、ジャグリング（お手玉）を始めたきっかけ、パントマイムを始めたきっかけ、１０代からの夢「世界に通用する有名なパフォーマーになる」を叶えるためにずっと続けてきたことなど、夢中になって聞いてくれていました。

 

八丈島を離れる飛行機の中で、ケッチくんに、「みんな喜んでくれて嬉しいなぁ。」と声をかけると、

 

「島や地方の子供たちは残念ながら、東京の子供たちと比べると、エンターテイメントに触れる機会が少ない、、。これから、たくさんの島や地方の学校をまわりたいね。」

 

その時の会話がプロジェクトを始めるきっかけとなりました。

 

 

 

「ケッチのコメディーショー＋パントマイム教室」を、島嶼や地方の学校でも実施し、子どもたちを笑顔にしたいです。

 

コメディーショーはパントマイム、ジャグリング、手品を交えたもので、生徒さんや先生もステージに上がり、会場が１つになって楽しむことができます。

 

また、ケッチくんはステージ上では、ほとんど話しません。一言も話さないのに、３０分もの間、笑いが起こり、ステージ上のケッチさんと観客のコミュニケーションが続くのは、生徒にとって不思議な初めての体験だと思います。

 

 

後半のパントマイム教室は、何人かの児童/生徒さんにステージに上がってもらい、会場全員でパントマイムを学びます。これも、友達が意外と上手に「見えない壁」や「エスカレーター」をするのでとても盛り上がります。

 

 

体育館での密を避けられる、生徒数の少ない学校では、保護者の方々にも参加していただいております。また、様々な理由で学校を休んでいる子供たちには、オンラインで参加いただいている学校もあります。

 

 

今回、まわる予定の学校は、プロジェクトにご支援いただいた方に縁のある学校、または現在、来年度の「ケッチのコメディーショー＋パントマイム教室」実施を検討してくださっている自治体の学校を選択します。

 

まずは今年度中に学校と交渉し、ケッチくんのスケジュールを確認し、仮押さえ、体育館の下見、打ち合わせの後、来年度の公演実施となります。実施時期は不登校生徒が増えるゴールデンウィーク後、もしくは、2学期の初めを考えております。長期休みの前に公演のチラシを配れば、学校に足を運ぶきっかけになると思います。

 

新型コロナウィルスなどのやむを得ない理由で開催ができない場合は、延期をして対応させていただきます。

 

 

行政に予算を取っていただき、実行するにはかなりの時間や準備を要するため、一刻でも早く、１校でも多くの学校をまわりたい、という願いから、今回、クラウドファンディングを始めました。

 

 

 

 

まずは支援者と所縁のある学校を中心として、公演を実施していきます。

 

そして、今後は地方自治体などの行政や企業と交渉し、東京に限らず、日本中の学校でショーを実施し、できるだけ多くの子供たちに笑顔と夢を届けたいと思っています。

 

現在、「チアーアップ子供プロジェクト」と題しまして、東京都の「子供を笑顔にするプロジェクト」の地方版を各市の市長様や市町村議会議員様にご提案しているところです。全ての都道府県の学校や会館で公演を実施できるよう、地域の行政や企業に協力していただける体制をつくっていきたいと考えています。

 

 

「コロナ禍で不自由な学校生活を送っている日本中の子供たちに夢と笑顔を届けたい」という気持ちは、公演を実施した学校で「久しぶりにみんなで集まって笑った。」という子供たちや先生方の声を聞き、学校をまわるごとに強くなっていくばかりです。

 

皆さまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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