プロジェクト概要

福島の原発事故の悲惨さを伝えるために。世界で2番目に原発が多いフランスで浪江町が舞台のアニメーションの上映会を開催します。

 

はじめまして。浪江まち物語つたえ隊の岡よう子です。私自身も原発から11分の場所に住んでいました。しかし、3.11の影響で原発事故が発生し、衣食住すべてを置いて避難し「無」になった時、本当の意味で命の大切さを学びました。自分が生きてきた証しを残したいと思いました。

 

避難のために町を離れてからも、浪江まち物語つたえ隊に参加し、帰れない故郷を紙芝居を通して語り継いできました。その物語の一つ、浪江消防団物語「無念」のアニメーションが出来でからは、全国で自主上映を行っていただき、1万名以上の方にこのアニメを観ていただきました。

 

その声がフランス、アメリカ、ドイツにもとどき、来年3月に第1回の海外公演の機会を用意していただき、海外にもあの震災、原発事故について伝えていくことができます。実際に原発事故を体験した浪江の人と日本から声を届けに、フランスで5回の上映会を行ってきます。

 

しかし、渡航費や滞在費、上映のための機材を用意する資金などで約100万円が不足しています。原発が増え続ける海外にあの悲惨さを海外に伝えていくために、どうかご協力をお願い致します。

 

アニメ「無念」予告映像

 

 

 

「あの事故のことを忘れられないため」に全国で浪江にまつわる紙芝居やアニメの上映を行ってきました。

 

原発事故が起きたことによって、家族は避難先の環境によっては元の家族構成のままでは生活が出来ず、バラバラになってしまいました。私たち浪江まち物語つたえ隊は、東日本大震災後、広島のまち物語制作委員会の協力の元、30本以上の浪江の物語を紙芝居にしました。全国の避難先を訪れ、紙芝居等を通して地域の絆を保つ活動を続けています。

 

その中に6本の震災後の物語があります。この物語の中から反響の大きな2作品をアニメにしました。その1本が浪江消防団を描いた物語「無念」です。俳優の大地康雄様や浪江町長の馬場様もアフレコで参加していただき、大きな反響をいただき、その声が原発が世界に2番目に多いフランスにも届きました。

 

福島第一原子力発電所

 

 

フランスは世界で2番目に原発の数が多く、国内の電力の7割を原子力発電で供給しています。

 

スリーマイルやチェルノブイリ、福島と、世界は大きな原発事故を体験しました。にもかかわらず、世界ではその数は増え続け、日本における原発の再稼働や中国に代表されるように原子力の活用はさらなる広がりをみせようとしています。

 

ヨーロッパの中でも特に原発が多いのがフランスで、58基の原発で国内の約7割の電力を供給しているといいます。ヨーロッパの他の国と比べ3倍以上の原発を持つフランスで、福島の被災者の声と共に、世界発信の第一歩としてアニメーション「無念」を届けます。

 

フランス国内の原発の分布

 

 

原発事故が起こった3月に、フランスの3都市を訪れ、アニメ「無念」の上映会を行います。


2017年3月16日~27日の期間で、フランスのリヨン、グルノーブルなどの大学や図書館で、遠くの隣人3.11(Nos Voisins Lointains 3.11)などの現地のNPOの支援の元、アニメ「無念」の上映会を5回程開催します。

 

アニメ「無念」は浪江町消防団を描いた作品です。3.11の被害の救助活動が原発事故による避難命令によって中断となってしまい、救えるはずだった命に心を痛め、お詫びとお祈りしていた消防団員の記録です。声優には、プロの声優さん1名と、原発事故の被害を受け避難生活をしている者、直接関係した住民が参加しています。

 

上映後には日本と並び世界の原発大国と呼ばれるフランスの人々と意見交換会を行います。そのために通訳も雇い、福島浪江から3人の被災者とラジオ福島のパーソナリティ、アニメ制作者3名も参加します。

 

広島の中学校での上映会の様子

 

 

原発事故を経験した私たちだからこそ知る「原発事故の恐ろしさ」を世界に伝えていきたい。

 

東日本大震災から6年が経過する中、全国各地の原発が再稼働されようとしています。そうした動きに対して、自分自身が体験した事として事故の実態を知った上で、その必要性について考えていただきたいとの想いで活動してきました。

 

一度、事故が起きると単に自然環境を破壊するだけでなく、放射能汚染は人間社会そのものを破壊します。当事者は疑心暗鬼になります。仲のよかった家族にも亀裂が走ります。自然災害と並列してならべ環境問題として語られることの多い放射能事故ですが、実は心の問題、人権の問題であることを被災者として世界中の人に知ってほしいと思っています。

 

アフレコ収録に参加した皆様と

 

原発があるということは、いつでも予期せぬ事故が起きる可能性はあります。その恐ろしさを知る私たちだからこそ伝えられる事を世界に伝えるために、どうかご協力をお願い致します。

 

 

上映会詳細


3月18日

リヨンBibliothèque municipale de Lyon (1e arrondissement) リヨン市図書館 

 

3月20日

リヨンUniversité Jean Moulin Lyon 3 リヨン第3大学(調整中) 

 

3月22日

グルノーブル市図書館Bibliothèque municipale de Grenoble (Centre Ville) 

 

3月24日および25日

パリの大学や日本関連施設にて調整中

 

 

「無念」のあらすじ

 

3.11の地震・津波による被災地での捜索を開始したが、原発事故により、命があることを知りながら、避難命令が発令され救助活動を中断し避難せざるをえなかった浪江町消防団。捜索中断後は町内の巡回で住民の確認と避難指導を行い、以後、避難先での炊き出しや支援物資の配布活動を行いました。1か月後に捜索が開始されると、中断時に声の聞こえた場所で遺体が収容されました。このことを4年経った頃まで心を痛め、お詫びとお祈りしていた消防団員の記録です。

 

津波が引いた後の救助活動のシーン

 

リターンについて

 

・浪江まち物語つたえ隊及びまち物語制作委員会のFacebook、ホームページでお名前の紹介

 

・サンクスレター

 

・イベントレポート

 

・オリジナル缶バッチ。

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd 

 

・アニメ浪江消防団物語「無念」のDVD

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

 

・いくまさ鉄平制作の大型紙芝居

(A2サイズ:無念など震災ものの中から1点、紙芝居枠付き)

 


最新の新着情報