銃ではなくシューズで母国の未来を切り拓く。グエム・アブラハムの挑戦

『南スーダンという国についてより深く知ってもらいたい。』

それがクラウドファンディングを通して支援者の輪を広げたいもう一つの理由です。

 

前回は、『東京オリンピック女子100m・200m南スーダン代表　モリス・ルシアの今』をお届けしました。

 

 

今日は第２回

『東京オリンピック男子400mハードル南スーダン代表　アクーンの今』

 

アブラハムと共に群馬県前橋市で2年間を過ごし東京五輪を目指したアクーン。

大会直前に特別枠の出場権を得ることが出来ず出場できないことが分かり、悔しい思いをしました。

それでも同じ南スーダン代表のアブラハムとモリスを最後まで応援し勇気づけたアクーンの今について…

 

写真　右から2人目がアクーン

AKOON JOSEPH AKOON AKOON
アクーン・ジョセフ・アクーン・アクーン

 

専門種目：男子400mハードル

 

 

現在の生活と仕事について教えてください。

 

今私の生活は普通です。
なぜそう感じてしまうかというと、それは日本で過ごした時間が幸せだったからです。

日本での 2 年間を経て多くのことが変わりました。
日本では、日本人の支援者やファンの方を得ることが出来た。
しかし、南スーダンに戻ってきたら、私たちには何もありませんでした。

どこからも支援が受けられず、マイケル（パラリンピック100m代表）はトレーニングをやめたのです。

 

 

現在スポーツを続けていますか？ どのようなトレーニングをしていますか？

 

はい、私はまだ競技を続けています。
私は400mハードルの選手ですが、南スーダンにはハードルがないので、私は現在800mと400mのトレーニングをしています。

 

スポーツを通じて何を伝えたいですか？ やってみたい目標はなんですか？

 

私はスポーツを通して、愛と結束を伝えたいです。

 

 

日本の好きな場所と文化はなんですか？

 

日本で一番好きな場所はスカイツリーです。
あと私は花火が好きでした。花火の色はとても美しいです。

 

 

 

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アブラハムの大切な仲間であるアクーンは恵まれた競技環境にはありません。

 

アクーンがトレーニングするためのハードルが国にない。

前橋で共過ごしてきたマイケルは支援が受けられず競技をやめた。

 

衝撃的な言葉もありました。

アブラハムは、そんな南スーダンのアスリートたちに自身の収入から仕送りをして、共にスポーツで国を平和にしたいと願う仲間たちを支援しています。

 

彼らの思いも背負い、何かを変えようとアブラハムは日本にやってきました。

 

彼らの挑戦は始まったばかりですが

その挑戦を続けていける保証はどこにもありません。

 

少しでもそんな彼らの力になれるように、

私たちもアブラハムと共に活動していきたいと思っています。

 

その第一歩となるクラウドファンディング

「銃ではなくシューズで母国の未来を切り拓く。グエム・アブラハムの挑戦」は、残り16日となりました。

 

11月4日までに目標金額300万円に到達した場合のみ支援金を受け取れるシステム。

目標まで60万円を切りました。

しかし残された時間は多くありません。

 

一人でも多く支援の輪を広げられるように。

ご支援と情報の拡散にご協力をお願いします！！