プロジェクト概要

変わってしまった日本人の「心」。今この時にも虐待をされている子どもたちがいるかもしれない。

 

毎日のように報道される児童虐待事件。「しつけ」と称し手足を縛られ、ごみ袋をかぶらせられ窒息死した5歳男児。泣きやまないからと踏みつけられ太ももを骨折した2歳女児•何の罪もなく子どもとして当たり前の行動に、大人たちの理不尽な制裁が想像を超えて吹き荒れます。


何の抵抗もできず一方的に苦痛を与えられ死に追いやられます。しかし幼い子どもたちには訴える言葉も知恵もなく命を奪われ、事件は忘れ去られます。これでいいのでしょうか。日本の「心」はどこに行ってしまったのでしょうか。

 

  
無念の思いを、声なき声を、皆さまの「心」に届けたい。

 
このプロジェクトでは、「こころ再生工場」の講演(事例とオリジナル曲)を凝縮したメディア、「楽曲付き啓蒙本」を制作する費用を集めます。
 
子どもたちは死の直前まで一生懸命生きようとしていたに違いありません。僕はそんな彼らの無念の思いを、声なき声を、鈴木は一人バンド「こころ再生工場」として訴え続けてきました。事件を真正面から捉えることこそ、この問題を解決する糸口です。
 
(福島県伊達市立掛田小学校での講演会)
 
「こころ再生工場」は児童虐待防止の啓発に「講演会(トーク&ライブ)」という形で取り組んできました。この10年間20都道府県で200回以上2万人近くの方々に「心作り」を訴えてきました。事後のアンケート•感想文を見てこの形の啓発は大きな力を持つことに確信を抱きました。
 

皆さま、理不尽な暴力によって苦しんでいる子どもたちを守るため、お力を貸していただけないでしょうか。

 
はじめまして、僕は鈴木潔と申します。僕は現在「子ども虐待防止センター・しずおか」で運営委員を務めています。本団体は全くの民間ボランティア団体で、2000年12月に発足「電話相談」及び「虐待防止」の啓発活動を行っています。
 
12年前僕も行政と同様、被虐待者である子どもではなく虐待する大人側に立ち、その心の闇をケアするという立場でした。しかし虐待者により添うあまり、虐待に苦しむ子どもたちの現状を一般に伝えることができませんでした。そこで抵抗することも訴えることの出来ない子ども達の叫びを楽曲(「Abuse」)にしました。
 

この10年間、より多くの方々の「心」に子どもたちの声を届けるため、全国各地を奔走してきました。

 
2003年奈良で行われた「親守唄・歌会」で自作の曲がグランプリ(1/815)を獲得したことをきっかけに啓発に専念、団体内で「子どもの人権を守る会」を設置、以後10年間各自治体を中心とした依頼に、楽曲を交えた講演会で答えてきました。北は東北、南は山陰・山陽までと、広範囲に亘っています。
 
(岡山県井原市での講演会)
 
当初は刺激が強く、特に詞の設定と全く同じ境遇の母親が、講演会場で倒れるというハプニングがありましたが、この10年間、どんな講演会でも必ず披露してきました。そして、ありがたいことに多くの方たちにご支持を頂きました。
 

減るどころか増え続ける虐待。無力感を味わいながらも啓発活動を続けるのは、ひとえに苦しむ子どもたちのため。

 
しかし200回に及ぶ講演でも聴衆は合計2万人ほど。日本の人口を考えた時「啓発」が虚しく響きます。この間、2004年には栃木県で幼い兄弟(3歳・4歳)が川に投げ込まれ死亡、2006年には北海道札幌でやはり3歳と4歳の姉妹が虐待の末死亡、2010年には大阪市で姉弟(1歳・3歳)が放置され餓死など、大きな社会問題となった虐待も発生し、無力感を味わいました。
 
                                  
             (2010年に起きた大阪二児放置死事件)
 
法や制度を何度改めても、児童虐待はなくならずむしろ増える傾向にあります。それはこの問題が「心」の問題だからではないでしょうか。ですから「心」に訴える啓発が必要だと考えました。しかし、地方のしがない一人バンド「こころ再生工場」にできることは講演の依頼を待つだけでした。年間10〜15程度の講演、それだけが僕に出来る精一杯のことでした。
 
しかし多くの方々に「啓発を続けて下さい」と後押しされました。その励ましに答えるためにも、また何より苦しむ子どもたちのためにも「全国に発信したい」という思いから今回のプロジェクトを立ち上げるに至りました。
 
 

「優しい思いやりのある社会」。それは、児童虐待とイジメの問題の解決に繋がると同時に、子育てに悩む親や虐待に苦しむ子どもたちを救う最良のセーフティネットにもなる。

 
このプロジェクトは、虐待に苦しむ子どもたち、子育てに悩む親たちを念頭に置いていますが、全世代を通じての「心作り」を目標にしています。悲惨な虐待の末亡くなって行った子どもたちに、思いを寄せ・悲しみ・涙することによって、本当の優しさを取り戻します。一人一人の優しさこそが「思いやりのある社会」を構築します。それが「心作り」の目的です。
 
 
今「イジメ」の問題が表面化しています。実は「イジメ」と「虐待」は同義語です。大人が子どもを「イジメ」ることを「虐待」、同級生による「虐待」を「イジメ」と呼んでいるだけのことです。そしてこの二つには少なからず因果関係があります。イジメる子はその多くが被虐待児であったか、周辺に虐待を容認する環境があったということです。つまりイジメの問題を解くカギの一つは、児童虐待を防止することでもあります。
 
 
今年3月福島県伊達市の小学校で「子どもの人権について」、7月は福島県浅川町の中学校で、「学校・イジメ・不登校」というタイトルで生徒たちへの講演依頼を受けました。校長先生によれば、被災地福島では今「イジメ」が急増しているとのことでした。原因が親たちにあることは言うまでもありません。ちょっとショックな情報でした。
 
(広島県庄原市での講演会)
 

児童虐待問題を考えるきっかけとしてこの「楽曲付き啓蒙本」を手に取って欲しい。

 
児童相談所への相談件数が昨年は一昨年42000件から55000件に急増し、また虐待による死亡件数は毎年40人から50人で推移しており、同様に増加傾向にあります。被災地県を除いての話です。一方で、相談数が増えたという現象は通報する人が増えたというこでもあります。行政及び関連団体による「啓発」の成果かもしれません。これをさらに促進し、虐待防止への関心を一層高めるためにも今回のプロジェクトで拍車を掛けたいです。
 
これを1件でも減らしていくためには強烈なメッセージと幅広いアナウンスが必要です。「こころ再生工場」のメッセージ力は、皆さんからの浄財によって「楽曲付き書籍」に生まれ変わり、より多くの世代・あらゆる層の人々に訴えかけ「考えるきっかけ」を作り、次のステップへの足場作りとなります。
 

皆さまのあたたかいご支援、お願いいたします。

 

 

鈴木潔 合同事務所

 

▼講演会でのアンケートや感想文の一部(HPで公開)

 

▼一般啓発用短編「僕はもう目を覚まさない」の原稿

http://outdoor.geocities.jp/wonder05ex/page013.html

 

 
 

■「楽曲付き啓蒙本」の詳細

•完成予定日 :  2013年2月15日
•タイトル(仮): 『児童虐待防止〜音楽と映画からのアプローチ』
•ページ数:    200ページ
•サイズ:     新書版
•価格:      800円〜1000円
 
(『児童虐待防止〜音楽と映画からのアプローチ』※イメージ図)

 

 

■目標金額使用用途

皆さまから頂いた支援金は、「楽曲付き啓蒙本」の3000部の出版及び印刷費の支払いに充てます。

 

 

引換券詳細

プロジェクトの引換券は、パソコンで手作りしたCDを2種類及び講演の一部(10分間)を録画したDVD又はご希望の場所で無償講演会の開催です。
 
オリジナル曲「Abuse」他1曲を収録したCD
ズバリ児童虐待をテーマにした曲「Abuse」と他1曲を収録します。「Abuse」は2007年ネット上の音楽コンペ「第1回世界で一番聴きたいミュージックコンテスト」で、当時全盛だったJ.POPの若いアーティスト達と並び、最終選考6曲に残った曲です。虐待死亡事件の発生するシチュエーションをリアルに子どもの目線から捉えた曲です。
 
「オレンジ色の空に」他2曲を収録したCD
オレンジリボン(児童虐待防止のシンボル)運動のきっかけとなった事件をテーマにした曲です。曲名は「オレンジ色の空に」です。2004年栃木県で幼い兄弟(3歳と4歳)が執拗な虐待の末川に投げ込まれた事件です。おじいちゃんである僕自身の立場から二人の幼い兄弟に思いを寄せています。2曲目は2007年「軽井沢ラブソング・アウォード」で特別賞をいただいた、孫賛歌「Grand Child On My Mind」です。
(「オレンジ色の空に」試聴: http://outdoor.geocities.jp/wonder05ex/page017.html)
 
無償講演会
ご希望の場所へ無償講演会にお伺いします。但し、交通費•会場費•経費等は別になりますので、ご留意下さい。