山形県置賜地方にアートや表現活動を楽しむ地域の拠点を作りたい!

支援総額

1,215,000

目標金額 500,000円

支援者
103人
募集終了日
2022年9月2日

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プロジェクト本文

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達成の御礼とネクストゴールについて

 

7月19日よりスタートしたクラウドファンディングですが、なんとお陰様で初日に目標50万円を達成しました!

 

ご支援、応援くださった皆さまに心より感謝申し上げます。

 

達成した驚きと喜び以上に、応援してくださる皆さまの多さと熱さに、これまでの活動や思いも感じ熱いものがこみ上げてきました。


この点だけでもクラウドファンディングに挑戦した価値があるように思っています。


思えば「アーツシード」という名称もそうですが、農耕民族型(大好きだった祖父はそういう人でした)の作家なのだと思います。耕し、種をまき、一緒に収穫を喜ぶ。そしてまた種をまく。これは一人でやれることでは無いですし、ひとりでは意味がないのだと思います。

 

クラウドファンディングの募集はまだ続きますので、次の目標金額を150万円とさせて頂くことにしました。

 

使途ですが、まず引き続き、建材費の高騰分に充てさせていただきたいと思います。


次にここから当初の見積もりにはなかった部分になります。実はまだまだやりたいこと、できることできたよいことがあります。


・樽見陶房さんの器の購入費
 カフェで使う器が樽見陶房さんの器だったら、使い心地を知っていただけますし、そのままアトリエで購入いただくこともできます。


 また、これは僭越なことなのですが、樽見陶房さんは事情があり現在は小さな窯を使用されています。昨年大きな窯を入手されましたが使用できるようになるまでもう少し費用(バーナーなど)がかかるとのことです。


 そこで器の購入費を窯の設置費用に充てて頂けたらと考えました。(間接的なクラファンです)
 
・机の材料費
 教室の作業机、カフェのための机の材料費になります。

 

・壁面本棚の材料費と書籍の購入費
 常設展示の作品とアート関連の書籍の壁面本棚。これは本当に最後の部分なのですが、いつか美術専門書も置けたらと考えていました。ですので自己資金でいつかは設置したいと思っていました。ご存知のように地方都市に限らず書店は厳しく、まして専門書店ともなると・・。


本屋さんというのも街の文化的拠点のひとつだと思ってます。
新刊と古書(古物商もとります)で考えています。(実は「これからの本や読本/内沼晋太郎 著)の読書会の際に事業のシミュレーションしています。)

 

ネクストゴールの達成度により上から優先的に上記の内容に使わせていただきたいと考えています。
(※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。)

 

また、今回の返礼品にイラストやデザインのオーダーを入れさせていただきました。通常のご依頼よりもお得になっていますので、タイミングが合えばこちらからご依頼いただければ幸いです。

 

ご支援金は大切に使わせていただきます。


この点も、自己資金だけで行うのとはちがい、多くの人の思いも乗っている場所であることが、とても大事なことで嬉しく思っています。残りの期間も引き続き、応援、ご支援よろしくお願いいたします。

7月20日追記
菊地純

 

ロゴ

 

はじめまして、山形県南陽市でイラストレーターをしている菊地純と申します。

地域に開かれたアートや表現の場、地域の拠点を作りたいと考えています。

そのためのリノベーション費用をクラウドファンディングでご協力いただけないでしょうか?

 

アトリエの完成イメージ

 

自己紹介

 

改めて自己紹介をいたします。

僕は山形県置賜地方の白鷹町で生まれ、結婚を機に南陽市に移住し17年が経ちました。長女が生まれるタイミングで勤めていた会社を退職、主夫をしながら子育てとイラストレーターをはじめました。

 

自分たちの手で子どもを育てたいという思いから、自宅でもできるイラストの仕事を選びました。

 

僕自身、子どもの頃から裏山や生き物を飼うのも好きだったこともあり、イラストのモチーフも自然や動物が多いでしょうか。

 

タッチも子どもと過ごしながら描くためか絵本のようなタッチが多いように思います。

 

 

イラストレーションやアートに関わる仕事をしているのは、この住んでいる地域をより文化的に豊かにして、次の世代に渡したいという思いもあるからです。

 

イラストやデザインの仕事は場所や時間にあまり縛られませんが、せっかくこの地域に住んでいるのだから、アーティスト、作家としてより良い影響を与えることができたらと考えています。

 

 

❏ 今月の締め切りと売上(短いスパン)

❏ 来年の個展や仕事(中位のスパン)

❏ そして10年後30年後、地域を文化の力でより良くできるようにする(大きなスパン)

 

が作家としてのモットーだと思っています。

 

はじめはイラストの仕事もほそぼそとでしたが、子どもが育ち、手が離れるにつれ徐々に増え、おかげさまで今では、イラストだけでなくデザインや企画のコーディネート、ディレクションなどたくさんの仕事をいただくようになりました。

 

昨年からは美大で非常勤講師もさせて頂いています。

 

 

東日本大震災の折、置賜でチャリティーを目的としたグループ展を立ち上げ、都合5年10回各地で開催しました。

 

そこに集まった作家や会場を貸してくださったお店との縁もあり、

2016年からは名称を「ARTS SEED OKITAMA」と改め地域でのアート文化活動に携わってきました。

 

 

「ARTS SEED OKITAMA」は、置賜各地の小さな店舗で個展やグループ展を開催し、一枚のマップにまとめ、スタンプラリー形式で巡ってもらおうという企画です。

 

一つひとつの企画は小さくても、点と点が線に、線と線がむすんで面になっていくようなイメージで開催してきました。

毎年、置賜やお隣の地域から20店舗〜、20作家(組)〜のイベントに育ちました。

 

写真は2019年にスピンオフ企画として開催した時のものです

 

僕たちはレオレオニの「スイミー」方式と呼んでいます。「ARTS SEED OKITAMA」は2016年から毎年1回開催し2019年までに4回開催しました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2020年も「ARTS SEED OKITAMA」は予定をしていましたが、新型コロナウイルスの影響により、断念せざるをえませんでした。企画もマップのデータも作成済みであとは入稿するだけの段階でした。

 

この企画は年に一回、置賜地域を中心にアートで楽しもうというものでした。1人ではなかなかできないことをみんなで楽しもう、盛り上げようというものです。

 

展示する作家はもちろん、会場に貸してくださるお店、毎年楽しみにしてくださるお客様がいらっしゃいました。

 

 

しかし、このあちこちスタンプラリーして巡ろうという企画は、新型コロナウイルスとは相性の悪いものでした。会場はカフェなど飲食店さんも多く開催は見送るほかありませんでした。

 

当時はまだコロナの全貌も分からない中、地方特有の理由もあり、悔しいというよりも参加してくださる方、開催を楽しみにしてくださっている方々に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

その後、関係者の皆さんに上の写真のポストカードを出しました。今はイベント開催できないし、会って話すことも難しい中、アマビエを描いて、せめてもの気持ちでした。

 

今はまだできなくても、また来年、再来年開催しようという励ましの言葉をたくさんいただきました。それは今も変わらずまたいつか(来年にでも)開催したい気持ちでいます。

 

ARTS SEED OKITAMA 2020
(新型コロナウイルスの影響で中止したARTS SEED OKITAMA 2020のマップ兼チラシポスター)

 

仕事も企画もとまり、子どもたちの学校も休校になってしまいました。落ち込んでいても仕方がないので、子どもたちと住居母屋の隣に立っている農機具小屋をセルフリノベーションすることにしました。

 

今の家に引っ越してきたのは10年前で、その間大きな絵の制作、画材や額などの物置として使ってきましたが、本格的にアトリエとしては使用してきませんでした。

 

いつかはここを改装して展示、ギャラリーとして使ってみたいと思っていましたが、子育てと自分の仕事に追われそのままになっていました。(震災の年の2月に引っ越して、2013年と2014年の洪水ではアトリエが浸水し仕事になりませんでした。)

 

セルフリノベーションの前
(セルフリノベーションする前、農機具小屋だったので内壁がない状態)

 

セルフリノベーション後
(内壁とスポットライトを入れた後)

 

その後、新型コロナウイルスの状況を見ながらグループ展や企画を何度か行いました。写真をご覧いただくとわかるかと思いますが、開口部がシャッター二枚分ですので換気の心配はなく行えました。

 

アトリエ外観と展示の様子

 

2020年の後半にはアトリエ2階部分の改装を行いました。こちらは電気工事や構造に関わる部分もあったので大工さんにお願いして行いました。

 

いままで、子育てをしながらの仕事でしたので、作業場や打ち合わせはリビングが多かったのですがコロナ感染の心配がありました。ですがこれで住居と仕事場をわけて仕事を行うことが可能になりました。

 

 

2019年から行政の依頼でコーディネートをしてきた「障がいのある人と関わる人の作品展」の仕事は、2021年、2022年とコロナ禍での開催を余儀なくされました。

 

この作品展のコーディネートを通じて常に感じてきたことは、アートや作品はもちろん大事なのだけれど、それ以前の「表現」をもっと大切にしていきたいと言うことでした。

 

「表現」することとは何か。展示することももちろんですが、制作する環境は常に十分と言えるでしょうか。

 

 

障がいのある、なしに関わらず、この地域では展示はまずまず行えるとしても、制作することを保証する環境はとても厳しいことに気が付きました。

 

誰しもが気軽に自分らしく表現できる環境があれば。

街に自分らしく輝く人がいれば、それだけでその街は楽しくなるのではないか。

 

そう思うようになりました。

 

 

プロジェクトの内容

 

アトリエ1階部分の本格的なリノベーションを行います。(大工さんや設備業者の方にお願いします。)

 

ここには上下水道、トイレがないため、長時間滞在していただくことが難しい現状です。

そこで、上下水道を引き、断熱や開口部(シャッターを撤去し)の工事も行い、地域に開いた表現の拠点を作りたいと思っています。

 

できるかぎりバリアフリーにし、社会の側からバリア(障がい)を作らないようにしたいとも思っています。

 

アトリエの完成イメージ

 

大きな工事になるため、基礎的なところは自己資金で行う予定ですが、折しもウッドショックや円安の影響で資材が高騰しています。

 

木材は一昨年から比べ倍以上になっています。(ホームセンターで合板が1000円にお釣りで買えたものが2000円以上になっています。)

 

そこで、資材の高騰分と備品や設備の一部の資金をクラウドファンディングでご協力お願いできないでしょうか。

 

ここでの活動の内容は、以下の内容を考えています。

 

・ギャラリー(展示空間)

・シェアアトリエ(コワーキングスペース)

・表現の教室(アートスクール)

・カフェ(理由がなくても訪れることができるように)

 

アトリエでのイメージ

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

 

「あそぶ。つくる。くらす」

をアトリエの合言葉にしています。

 

地域の作家、アーティストが集まり、地方から発信していける拠点にもしたいと考えています。 アトリエの建つ場所、南陽市赤湯は温泉街で日帰り湯も歩いていける距離にあります。

 

地域の中にアート表現を支える場があることで、地域の拠点になれたらと思っています。観光や商業にも良い影響が与えらえると信じています。

 

地域のアーティストが元気に活動できれば、地域も人も元気にできると考えています。表現する人を増やしていくことは地域づくりにもつながるのではないでしょうか。

 

 

来年度以降は、拠点に人を雇用できるように頑張りたいと思っています。作家志望の若い人がアトリエに勤めながら自身の表現活動も行い、羽ばたいて行ってもらえたらこれほど嬉しいことはないかと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どうぞ、応援ご支援よろしくお願いいたします!

 

 

返礼品の内容や価格は、今回のクラウドファンディング限定になっておりますので、ぜひこの機会に応援よろしくお願いします! 

 

プロジェクト実行責任者:
菊地純(JunKikuchiGraphic)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

菊地純のアトリエJunKikuchiGraphicの1階部分のリノベーションを行います。 集まった資金は、内装工事、上下水道工事の一部(建築資材高騰分)と設備購入費に使用します。 プロジェクト全体としては合計で約500万円の費用がかかります。 今回のクラウドファンディングは目標金額に到達しないとご支援金を受け取れないため、 第一目標を50万円に設定しております。 建築資材の高騰や今後の運営のことを考慮すると目標金額以上にご支援をいただけるとありがたいのが正直なところです。 どうかご支援のほどお願いいたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
プロジェクト実施のためには、食品衛生法上の営業許可が必要となります。現在すでに手続きを進めており、2022年11月中には取得できる見込みが立っています。(2022年6月末日現在)
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填します。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小、設備を調整するなどして対応し、返金はいたしかねます。

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プロフィール

1982年生まれ、山形県南陽市在住。2008年子どもの誕生をきっかけにイラストレーターに。子育てとフリーランスを開始。現在はイラスト、デザイン、企画プロデュース、コーディネートなども。

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リターン

3,000+システム利用料


お気持ち3000円コース(※リターンが必要無い人向け)

お気持ち3000円コース(※リターンが必要無い人向け)

・オリジナルイラストのサンクスカードをお送りいたします。
・手製本のアルバムにお名前を記載させて頂き、アトリエの本棚にて保管いたします。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

3,000+システム利用料


カフェするコース

カフェするコース

ギャラリーや教室だけだとフラッと訪れることが難しいと思い、カフェができるようにしました。

・コーヒーチケット2枚
*使用期限は発行から6ヶ月内。(期限は資金決済法の定めによる)

・サンクスカード

申込数
29
在庫数
21
発送完了予定月
2022年12月

3,000+システム利用料


お気持ち3000円コース(※リターンが必要無い人向け)

お気持ち3000円コース(※リターンが必要無い人向け)

・オリジナルイラストのサンクスカードをお送りいたします。
・手製本のアルバムにお名前を記載させて頂き、アトリエの本棚にて保管いたします。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

3,000+システム利用料


カフェするコース

カフェするコース

ギャラリーや教室だけだとフラッと訪れることが難しいと思い、カフェができるようにしました。

・コーヒーチケット2枚
*使用期限は発行から6ヶ月内。(期限は資金決済法の定めによる)

・サンクスカード

申込数
29
在庫数
21
発送完了予定月
2022年12月
1 ~ 1/ 17

プロフィール

1982年生まれ、山形県南陽市在住。2008年子どもの誕生をきっかけにイラストレーターに。子育てとフリーランスを開始。現在はイラスト、デザイン、企画プロデュース、コーディネートなども。

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