プロジェクト概要

麻織物の本場、滋賀県近江湖東産地で、麻織物の文化とこれまでの職人さんたちの思いを引き継ぎ守り続けたい!

 

はじめまして。滋賀県の近江湖東産地で麻織物の小さな工場を経営しております、株式会社「林与」代表取締役の林与志雄と申します。近江湖東産地は、日本の麻織物の本場として有名でしたが、今はどんどん衰退しております。今年はすでに2つの工場が廃業予定となっています。

 

しかし、その廃業となる工場には、古くから日本の伝統的な麻織物を作り出してきた貴重な織機があります。この織機も、今回の工場廃業に伴いスクラップとなる予定です。ですが、この織機までなくなるということは、近江湖東産地の麻織物がなくなることだけでなく、これまで職人さんたちが築き上げてきた「日本の麻織物の文化」がなくなることでもあります。

 

衰退産業ではありますが、伝統ある本場の麻織物をこれからも残していくために、私は必死でこの織機を守り動かし続けていきます。そのための織機の移設費用をどうかご支援いただけないでしょうか?

 

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■麻織物に懸ける想い

 

私は、普段は工場の中で麻織物の製造に携わっており、織物を企画設計するだけでなく、織機を調整して織物を生み出しています。出来上がった織物は、百貨店アパレルブランド様や生地屋様向けに卸販売をしています。また、自社のホームページを中心に、生地やストールやキッチンクロスなどの製品のネット販売も一般のお客様向けにしています。

 

 

布の現場の臨場感を伝えるために、毎日リネン日記なるブログを書いていたり、近年は国内だけでなく海外の展示会などへの出展も年数回行っており、海外のデザイナーさんなどに日本の職人的な麻織物の世界をPRしています。

 

 

日本織物業界が停滞する流れの中で、どうせやるなら、まっすぐに全力疾走な感じで行こうと、いろいろなことにチャレンジする中、現場では100kgを越えるビームを肩に担いだり、埃まみれになりながら織機の下にもぐって修理したり、毎日ボロボロになりながらではありますが、薄っぺらくない本格的なモノづくりを貫きたいと思っています。

 

 

 

■工場は廃業、それでも織機だけは守り続けたい!

 

近江湖東産地は日本の麻織物の本場といわれています。しかし、実際に産地で織られている麻織物というのは非常に少なく、近江湖東麻織物は風前の灯となっています。今年さらに2つの工場が高齢に伴い廃業される予定で、何十年も大事に守ってきた織機がスクラップとなってしまう可能性が高いのです。

 

その織機を移設し、株式会社「林与」が大切に保管しながら動かし続けることで、産地の麻織りの文化を守り続けていけると考えています。

 

 

2年前に1つの地元の機屋さんが、高齢に伴い廃業を決められているということで、そこで使われている旧式ながらも高度な織物を織れる織機を誰かが使えないかということで、私に打診がありました。

 

また、もう一社廃業される工場が織機を片付けられるということで、自己満足かもしれませんが、そこで大事に守られたものを引き継がせていただくことができれば、織物業界の苦悩の中で守ってきたものを生き残らせることが出来ると思います。

 

 

 

■麻織物の本場、近江湖東産地

 

私は「モノづくりは人」だと思っています。7年前にストールブームが訪れシャトル織機が必要になったとき、50年前の織機がたまたま見つかり、工場に入れ戻しました。

 

なかなかうまく動いてくれない頑固じいさんのようなシャトル織機ながらも、すべてを糸に合わせて正しく調整してあげることで、突然、織物が何の問題も無かったかのように動き出すのです。年配の職人さんの知恵も借りながら、シャトル織機を自分で動かすことで、40年前に紡績され弊社の倉庫に眠っていたアイリッシュリネン糸を織りこなすアイリッシュリネンハンカチプロジェクトに挑戦することができました。

 

産地の皆様に助けていただいた部分も大きく、本場の近江湖東産地で織物をしていることの強みにも気が付きました。自分自身が気持ちを持って動くことで、不可能に思える夢でも達成できたのだと思います。

 

小さな織物会社にとって、その運営と言うのは毎日が綱渡りのようなものです。多くの地元の機屋さんが、私がうらやむような魅力のあるものを作られていても、2000年以降廃業の道を辿られました。

 

 

 

■麻織物の文化と先人たちの想いを引き継ぎ、守り続けたい!

 

今、私が準備できなければ、何十年も守ってこられた織機は、部品取り用にバラバラになったり、鉄くずとなる運命です。一台が数百キロのシャトル織機を10数台移設し、稼動するために設置する資金として100万円が必要です。土地や建物は交渉中ですが、そちらにかかる費用は自費で捻出しようと思っています。最終手段として、受け入れ先の一つに自社工場への移設も検討しているところです。

 

風前の灯である本場の近江湖東の麻織物にしても、先輩方からすれば40半ばの若造が偉そうにと思われるかもしれません。ですが、日本の織物産業は衰退産業だからとか、大きな会社をうらやましがってたりしているだけでは衰退するのは当たり前だと思うのです。

 

 

廃業される工場にある織機は、シャトル織機としては高度な技術の織物を織れるシャトル織機で、海外では存在しないような、日本ならではの特別なものづくりができるものです。

 

 

引退される職人さんたちが織りの現場を残してこられたことは、普通では考えられない仕事に対する思い入れで、そういう思いも織機と一緒に引き継げれば、職人さんたちにも喜んでいただけると思っております。

 

今の仕事で手一杯なのに「どうするの?」と言われることもありますが、今まだ45歳だからできることってあると思います。それが50歳になったときにできるのかというと、そのときにこんなご縁が巡ってくるかどうかもわかりませんし、自分自身がそういうご縁すらも受け入れることができなくなっているかしれません。

 

他にもいくつかやりたい織物プロジェクトが自分の中にはあるのですが、そちらを後回しにしてもこのプロジェクトは最優先です。本来なら職業として考えれば、今回の移設費用も含めトータルな収益を成り立たせないと駄目なのかもしれませんが、設備を近代化するのでなく、旧式の織機を保存するプロジェクトだけに、採算性などを考えていては成り立たちません。織りの技術を日本に残すのが私の夢だとして一生懸命に取り組んでいく所存です。

 

皆さんのお力をお借りして移設する費用分をご支援いただけませんでしょうか?どうかよろしくお願いいたします。

 

 

■引換券について

 

・林与が織りましたリネンキッチンクロス小1枚、中1枚との引換券(色はそれぞれ3色の中からお選びください)

 

 

・リネンハニカムバスタオル1枚

 

 

・リネンストール1枚との引換券(色は3色の中からお選びください)

 

 

・ビンテージアイリッシュリネンハンカチ1枚

 

 


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