織機移設完了

進捗状況をご報告させてきただきます。11月25日、26日、27日の3日間で、シャトル織機14台の移設が完了をいたしました。林与自身の織機の受け入れ準備や、廃業をされる工場、運送会社、業者との日程調整などで、当初の5月予定が6月になり、6月予定が9月になり、10月になり、ようやく、この11月末に実現をいたしました。

 

今回の織機移設のために林与の工場の南側半分に近いスペースを確保いたしました。上の写真は、左側の奥に最初の一台目の織機を運び入れ終わった様子ですが、このスペースを作るために置いてある糸や道具を動かしたり、織機3台とコーン巻き1台を部品取り用にばらしたり3日間ほどの徹夜に近い作業が続きました。同級生の友人も駆けつけてくれて夜中織機を動かすの手伝ってくれました。

 

 

上の写真の真ん中の織機が、今回一番最初に移設した織機です。四丁杼替タイプで、シャトル織機としては最終モデルに近く、昭和50年頃のシャトル織機で、完成度も高く、現役としてこれからも何十年と十分に活躍できる織機です。

 

今回、12錘を9錘に減らしてシュワイターというシャトルの管に糸を巻く機械も移設し、それがその機械です。

 

3台目を運び入れた様子です。シャトル織機の前後の間隔などを仕事をするということを考えながら決めて設置してもらっております。中央の黒い地面の鉄板の下に電気配線が通っており、その部分には設置はできないので、それを避ける形でシャトル織機の脚の場所を決めていきます。

 

こんな感じで、トラックから織機を降ろした後は、フォークリフトで工場に運び込まれてきます。

 

工場の織機を運び入れるための扉から織機は順番に工場内に運び入れられます。

 

7台目が運び入れられた様子です。この織機はトヨタのタペットタイプで、右ハンドルと左ハンドルがあって、右ハンドルと左ハンドルを組み合わせることで織機の設置スペースを節約することが可能です。一列に右左を組み合わせながら置いていきます。

 

織機は順番に運び入れられていきますが、一台が平均40分ほどで着々と運び込まれてきます。作業を簡略化するために、もともと工場内にあった床板などはすべて剥がして、平坦なコンクリート面だけにしてハンドパレットで工場内は人の力で動かしやすいようにして作業効率を上げています。

 

織機と壁との間隔なども、実際の仕事をする上では、非常に大事なので心配をしていましたが、人が入っても十分に作業ができる間隔を確保でき、タイイングマシンで糸も繋ぐことが可能です。画像の織機はトヨタのタペットタイプです。

 

 

工場の南半分のスペースの東側で、シャトル織機が運び入れられた様子です。左手前2台はもと元々の織機でその奥に今回の2台、右側に4台です。

 

工場南側の西側のスペースに、左側に4台、右側に4台が入りました。これで運び入れる前にあった南側のスペースは今回移設の織機14台でぎっしりと埋りました。これ以外に会社の外のスペースに2台を運んでもらってそちらは部品取り用に自分たちで分解をします。

 

プロジェクトが成立し、ご支援をいただきましたプレッシャーを感じながらも、移設が完了をしプロジェクトが完了して本当に胸をなでおろす思いです。皆様のご支援をいただいて、今回のプロジェクトが達成をでき、これからも私自身の一生は近江湖東の麻織物に注ぐ覚悟を決めております。日本の麻織物の本場近江湖東産地の麻織を守りたい、私の次の世代も育てたいと思っており、皆様のご支援で残すことができたこられのシャトル織機も大事に使って次の世代が産地で動かせるよう引き継げればと考えております。ご支援をいただきまして本当にありがとうございました。

 

株式会社林与

林与志雄

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