プロジェクト概要

 

 

【NEXT ゴールに挑戦します!置き薬を最後の1人まで届けるために】

 

12月17日(土)の昼過ぎ、私たちが当初設定いたしました目標200万円に到達し、直接のご支援をいただいた方は150名を超えるまでになりました。様々なご指導や励ましの言葉をいただいた方々、積極的な拡散にご協力いただいた方々、全ての方々の想いが一つの形となったこと、改めて御礼申し上げます。

 

「置き薬の仕組みを活用した持続可能な医療モデルの構築」をさらに確実なものにしていくものとして、残り4日間であらたなチャレンジ目標を設定いたしました(+40万円、合計240万円)。

 

新たな金額は置き薬ステーションが立ち上がったのちに、それを確実に安定運用していくための費用としていきたいと思います。例えば、現地管理人への教育、村人たちへの医療教育コンテンツの作成、現代の掛場帳とするデータ蓄積システム整備、などに充てることになります。こういった周辺整備を着実に行っていくことで、皆様の想いをいただいて立ち上げる置き薬ステーションが、ブワマ村の人々に頼られて、この先何年もずっと村人たちの健康に寄与するために存在しつづけることを目指していきます。

 

置き薬でアフリカに健康と笑顔を届けるために、変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

2016年12月18日追記

 

 

アフリカの医療の届いていない地域に「薬」を届ける。
タンザニアから始まるアフリカ版「置き薬」プロジェクト。

 

ページをご覧いただきましてありがとうございます。NPO法人AfriMedico(アフリメディコ)代表理事の町井恵理です。大学卒業後に薬剤師として日本の製薬会社で勤務した後、青年海外協力隊として西アフリカのニジェールで2年間感染症対策に従事。帰国後、大学院へ進学した後、有志のメンバーと2013年にAfriMedicoを結成し、アフリカの持続可能な医療モデルの構築を目指して、国内外で活動をしております。

 

アフリカの全ての人々が当たり前に医療へアクセスできる環境を整えるために、私たちは「富山の置き薬」の仕組みにヒントを得て、アフリカ版「置き薬」プロジェクトをタンザニアから始めています。

 

今回のプロジェクトでは、タンザニアの医療が届いていない村、ブワマ村にアフリカ版「置き薬」とその拠点となる「置き薬ステーション」をスタートさせるための、初期費用とスタッフ育成のために必要な、200万円を募りたいと考えています。現地のすべての人々が当たり前に医療サービスを享受できるよう、どうか皆様ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

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アフリカ版「置き薬」プロジェクトで
誰もが医療にアクセスできる仕組みを構築します

 

 

「子どもが高熱で、死ぬかもしれないの。」

 

青年海外協力隊としてニジェールで活動をしていた時、ある村のお母さんが、子どもを抱えて来てこう言いました。

 

「子どもが高熱で死ぬかもしれないの。
病院に行くので、200円ちょうだい。日本人は、お金持ちでしょ?」

 

皆さんならどうしますか?

 

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ニジェールでこんな質問に直面しました。

 

 

私はあげませんでした。

 

次に村に行くと、

 

その子どもは亡くなっていました。

 

このことがずっと私の中で引っ掛かっています。お金を渡しておけば助かったのでしょうか?それは本当の解決方法なのでしょうか?現時点で言えることは、こういった事象は国際協力の現場に山積する課題の一部に過ぎないということです。

 

一時的なサポートはもちろん重要ですが、これら様々なアフリカ現地の医療課題を解決し、継続して回せる仕組みを作らないといけない、と思うようになりました。

 

ニジェールでの経験から、アフリカに合った持続可能な医療モデルの構築が
医療問題の解決につながると確信しました。

 

 

下痢で毎年15万人以上が命を落とす国・タンザニア。
「薬」が手に入れば救うことができた命もあるかもしれません。

 

私たちAfriMedicoが現在活動しているタンザニアでは、下痢症疾患で命を落とす子どもが毎年15万人以上、マラリアで命を落とす子どもが毎年3万人以上います。
 
アフリカでは医療資源そのものが不足しており、日本の私たちが当たり前のように受けている皆保険制度も存在しません。インフラの不整備等により病院や薬局までのアクセスが悪く、病院に行くことができても受診までの待ち時間が長い、診察しても、病院に薬がない、私立などは受診料が高いといった問題があります。その結果、病気にかかっても容易に医療サービスを受けられず、その間に病気が重症化して、死に至ることも珍しい事ではありません。

 

私たちはこの課題を解決するために、「富山の置き薬」(配置薬)の仕組みにヒントを得ました。江戸時代から約300年間、日本の健康を守り続けてきた置き薬の仕組みを、現代版・アフリカ版の「置き薬」として、広めていきたいと考えています。

 

Bwama村の子どもたちです。

 

 

誰もが医療にアクセスできる仕組み。
アフリカ版「置き薬」プロジェクトとは?

 

日本で誕生した「置き薬」(配置薬)の仕組みは、諸説ありますが、300年前の江戸時代に富山県で誕生したと言われています。仕組みとしてはお客さんが先に置き薬を預かり、使用したいときに必要な分だけ薬を使用できます。その後、担当の行商人が家を訪問し、使用した分だけお金を徴収し、薬を補充する、という後払いの方式による仕組みです。

 

置き薬は、江戸時代から現在に続く、300年の歴史を持つビジネスモデルです。

 

 

現在、AfriMedicoがプロジェクトを進めている村の一つのブワマ村には薬局や病院はありません。一番近くのクリニックまでは14kmの距離があります。もちろん、気軽に救急車を呼ぶ事などできません。救急車を呼ぶのに必要な費用は彼らの収入の一ヶ月分になるためです。また、農業を主体とした収入構造のため、後で支払う事が可能となるこの置き薬システムは理想的です。もし、置き薬が設置されていて、適切に服用し、自分達で自身の健康を支えるセルフメディケーションの考えが普及すれば、救える命がそこにはあります。


ただ、農村地域においては、薬を家に置くことに抵抗を感じるケースもあります。そのため、ブワマ村では現在、AfriMedicoが提供した置き薬箱は、村長が管理をするような状況が続いています。本来、各家庭に設置され、常に手元に置かれる置き薬の良い点を活かすことができていないのです。しかし、彼らの習慣をすぐに変えることはできません。日本古来のこの仕組みを、タンザニアに導入可能な独自のアフリカ版「置き薬」モデルとして再構築することが必要なのです。

 

アフリカ版「置き薬」が新たな医療モデルを構築していきます。

 

 

集まった支援金の使い道について
~「置き薬ステーション」構想~

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近い将来、置き薬を各戸に置いてもらうためのステップとして、まずはその拠点となる場所を設置したい。そう考えた私たちは「置き薬」のメリットを生かしながら、現状の課題を解決する「置き薬ステーション」の展開を考えています。
 
置き薬の最大のメリット、それは自分達で自身の健康をケアする「セルフメディケーション」が実現できる事です。そのためには、薬を安全に管理・服用できる医療知識が村人に備わることが必須となります。私達は住民の徒歩圏内に、医療知識を携えたスタッフが常駐しており何かあればいつでも質問できる「置き薬ステーション」を開設することで、薬をより身近な存在にしていくことからスタートしたいと考えています。


もちろん、安全に薬を服用できる知識をもち、かつ、薬を家に置くことに抵抗を感じない家庭には「置き薬」を設置し、夜中であっても家族の健康を守れる環境を作ります。ただ、セキュリティの確保も必要であるため、初めのうちは使用頻度の高い薬剤に限定する方向です。

 

~「置き薬ステーション」の特徴~
置き薬ステーションは、その名の通り従来の「置き薬」の特徴を存分に生かした仕組みを備えています。

  1. 様々な薬を置くステーションは村人たちの徒歩圏内に開設され、そこには一般薬の販売資格を持つ現地管理人が常駐します。
     
  2. 一方で、村人たちはステーションメンバーとして、ステーションの薬を代金後払いで入手できます。これによって、有事の際に手元にお金がないから薬を入手できない、という課題に対応します。
     
  3. 現地管理人が定期的にメンバーの各家庭を訪問し、薬の代金を集金すると同時に彼らに医療教育や医療情報を提供します。

この仕組みを通じて、村人たちはいつ調子が悪くなっても、以前のように長い時間とコストをかけることなく、近くにある置き薬ステーションを通じて気軽に薬を入手できるようになるのです。
 

 

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「置き薬ステーション」の特徴(各家庭への「置き薬」との組み合わせ)

 


また、「置き薬ステーション」では、経口補水塩(ORS)やマラリア検査キットを提供する想定ですが、経口補水塩(ORS)は下痢性疾患に苦しむ子どもたちの脱水症状を防ぎ、マラリア検査キットはマラリア罹患患者をすぐに病院へ搬送するフローも構築します。「置き薬ステーション」は子どもたちの命を守り、地方医療の起点となる可能性を秘めています。

 

アフリカ版「置き薬」が描く未来とは――。

 

日本の健康を支えてきた「置き薬」は、古くは掛場帳といわれる帳簿で管理がされており、各家庭や村のデータベースとしての役割も担ってきました。もちろん、「置き薬ステーション」でも同様の役割が求められます。私たちは、ここで得られたデータを活用し、病気の重症化予防や医療費削減効果などについて様々な検証を実施していきたいと考えています。


その結果として、この置き薬を、「すべての人が、適切な保健・医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる」というUHC(ユニバーサルヘルスカバレッジ)を実現する保健システムの1つに位置付けることを目指しています。


それによって、AfriMedicoは、2030年までの目標を定めた持続可能な開発目標(SDGs)で宣言された「誰一人取り残さない」という原則の実現へ貢献していきます。
 

 

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UHCを実現し、誰一人取り残さない仕組みを構築します。

 


これまでAfriMedicoは、「全てのアフリカの人々に健康と笑顔を」というビジョンを掲げ、多くの寄付会員の方々や、協賛企業、そして実際の法人運営に携わるプロボノ会員に支えられて活動をしてきました。今後とも引き続き、皆様が誇りを持ってお力添えをいただけるよう、このビジョンを実現するべく精一杯尽力して参ります。どうか皆様ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

リターンについて

 

リターンについては、日程など調整段階のものが複数ございます。これらのリターンへの支援を検討していらっしゃる場合、詳細についてのご質問がある場合は、弊法人事務局まで一度お問い合わせください。
 
AfriMedico事務局 afrimedico★gmail.com
(★印を@に変えてご連絡ください。) 


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