タンザニア置き薬プロジェクト進捗報告とこれからの目標
ご支援をいただいた皆さま、いつもありがとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
2017年AfriMedicoは皆様からのご支援とそれを上回る大きな応援をもとに、また一歩一歩現地タンザニアの活動を進めてきました。
まずは年初め1月1日から早速タンザニアへいき、置き薬管理人ムトロの採用&教育と、その後置き薬ステーション開設。
ステーションはマラリア簡易テストキットを常設しているので、村の人々はマラリアのような症状かと思われたらまずは置き薬ステーションにきてマラリアが陽性か陰性か簡易診断ができるようになりました。
その後この置き薬ステーションを拠点に置き薬箱の家庭への配置も進めていき、
2017年9月にはブワマの隣村、ムレゲレにも設置を開始しました。
配布している置き薬箱にはご支援でいただいた経口補水液も入っており、下痢が多いブワマ村近辺ですが脱水症状などで重症化を防ぐことにつながっています。
そして新たな置き薬プロジェクト候補地、コログウェ村の調査のため各村を訪問しました。
コログウェ村は紅茶畑がつらなる、タンザニアのマチュピチュのような場所で、丘の上にあります。
風光明媚で大変美しい景色ですが、病院や薬局に行く際にはその山道を降りて街までいかなければいけません。
村でアンケートをしても、ぜひ置き薬を進めてほしい!といった声が多く、この村で活動を開始するために、今準備を進めています。
2018年、AfriMedicoはブワマ村での置き薬ステーションでマラリア予防・治療について紙芝居を用いた啓蒙活動、また置き薬の在庫管理にIoTを導入していき管理をさらに効率的、確実に進めていく予定です。そして第二の置き薬候補地、コログウェ村での置き薬活動開始にむけて、また前に前に進んでいきたいと思っています。
今後ともAfriMedicoの活動を見守っていてください!