プロジェクト終了のご報告
皆さまのご協力によりひとまず無事に本プロジェクトが終了できたことをこの場を借りてご報告させていただきます。
当初の予定通りカトー・エリックは和歌山大学硬式野球部にて、オメリ・マイケルは東京大学硬式野球部にてそれぞれ練習を行いました。各々技術を磨き独立リーグのトライアウトを受験しましたが、両名とも合格には至りませんでした。
しかしながら、練習の拠点をなった各大学野球部ではウガンダとはまったく異なるレベルの高い環境で技術のみならず、野球に取り組む姿勢を学び、実りある滞在となりました。また、イベント会場、トライアウト会場では多くの方々に声をかけていただいたことは両名にとって大きな励みになったことと思います。
本プロジェクトはこの度の両名のウガンダへの帰国をもってひとまず終了となります。しかし私共は両名の経験をウガンダ野球の未来へ活かすことができて初めて「プロジェクトの終了・成功」だと認識しております。
両名の滞在の模様は英文の報告書にまとめ、ウガンダスポーツ協会へ提出することにより、国内での野球の認知度を向上させていく予定です。また、各チームでは「今回のように素晴らしい経験ができるのなら」ということで日本への渡航資金を自主的に集める動きも起こっています。
選手達にとっても今回の2名がトライアウトを合格できなかったことにより、「日本でプレーをしたければこの2人より上手くならなくてはならない」という意識が芽生え、両名は他の選手の「憧れ」から「目標」になり、新たなモチベーションを創出しています。
このように本プロジェクトをきっかけにウガンダ野球をさらに発展させていこうという動きが加速しています。今後ともぜひ応援の程、よろしくお願いいたします。※ウガンダ野球の様子は下記にて連載中のコラムをぜひご覧ください
http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20160908_1.html
本プロジェクトをご支援いただいた皆様、SNS等で情報を拡散していただいた皆様、日本で直接選手に関わっていただいた皆様、関心を持ってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
ウガンダ野球協会 長谷一宏
和歌山大学 土井拓哉
ウガンダ野球支援サークル UGBAS
航空券 350,000
生活費(食費、交通費等)280,000
保険加入費 65,000
施設使用料(トレーニングジム、イベント会場等)60,000
トライアウト受験費 10,000
その他雑費(講習受講等)10,000
手数料170,000