「夢にまで見たニュージーランド遠征!」お陰様で大成功でした!
この度は、本プロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、プロジェクトは成功し、ニュージーランド・ワイヘキ島へ「ヒップオペレーションクルー」に会いに行くことができました。
今回参加した3人のメンバーの「夢にまで見た」ニュージーランド遠征を叶えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
【遠征のご報告】
今回の遠征は、予定通り2月25日~3月4日の日程で滞りなく遂行いたしました。
ダンサーとして参加したのは「エイムダさくら」の3人のメンバー(デイサービスさくらの利用者)とチームリーダー(さくらのスタッフ)の4名です。その他に、サポートスタッフとして、さくらの職員3名とダンス講師、カメラマンとして地元のユーチューバーが同行しました。
25日朝、帯広からバスで千歳空港へ向かい、14:30の便に搭乗いたしました。
途中、台北・ブリスベンにて乗り継ぎ、26日19:30オークランド国際空港に到着しました。
【先住民祖族「マオリ」の民族舞踊「ハカ」】
活動を開始したのは翌27日の昼からです。
南半球で一番高い建物「スカイタワー」にて昼食を摂った後、オークランド戦争記念博物館にて、先住民族マオリの伝統舞踊「ハカ」を見学しました。メンバーはダンスを真似て踊るなど楽しんで観覧しました。その後、演者であるマオリ族の方にお話しを聞いたり記念撮影をしたりと交流を楽しみました。
【現地新聞社からの取材!!】
28日、いよいよ「ヒップオペレーションクルー」に会いに行きます。
10:00発のフェリーに乗り、ワイヘキ島までは40分程度、その間、デッキで写真を撮るなどして楽しんでいたメンバー達ですが、なんと、そこで偶然、現地の大手新聞社「ニュージーランドヘラルド」社から取材のオファーが舞い込みました。ニュージーランドの旅行者を取材しているとのことでしたが、すかさず今回のプロジェクトの件を伝え、急遽ダンスメンバーを取材していただくこととなりました。
本格的な撮影機材にメンバーは緊張気味でしたがしっかりダンスも披露し、日本の高齢者のパワーをアピールしてきました。
【MISSION1 ヒップオペレーションクルーとの交流】
ワイヘキ島はワインで有名な島で、島内にはいくつものワイナリーがあります。今回は、そのうちの一つ、「ケーブルベイワイナリー」にて一緒にランチの約束です。
さあ、いよいよ対面!「ヒップぺレーションクルー」のレイラさんとマリーさんが笑顔で迎えてくださいました。エイムダさくらのメンバーは、憧れの先輩に会えてドキドキワクワク。
テーブルに着いたとたん、注文するのも忘れるくらい質問攻め!聞きたいことは沢山!
「ダンスはどうやって覚えましたか?」とか「世界大会への挑戦をやめようと思ったことはありますか?」とか…。ワインを飲みながらの会話はどんどん進んで、初対面とは思えない程、高齢者ダンサー同志、心が分かり合えてるのを感じました。
3時間程の時間があっという間に過ぎます。
最後は、ダンスを披露し「あなたたちなら世界大会に行けるわ!」と力強い言葉をいただきました。
【MISSION2 パレスダンススタジオでレッスン】
さて、メインの目的を終えて、夢心地の中フェリーに乗るメンバーですが、その日のミッションはこれで終わりではありません。
なんと、世界的に有名なダンサーで、ジャスティンビーバーやジェニファーロペスの振付を担当したパリスゲーベル氏の主宰する「ザパレスダンススタジオ」のオープンクラスでレッスンを受けます。
スタジオはとても大きく、エルビス先生のクラスには、初心者から上級者まで50人以上のダンサーが参加しています。
驚きと感動のレッスンが始まったのは、ダンスミュージックに合わせた軽い準備運動の後のことです。
エルビス先生が突然「ヘイ!みんな!今日は日本からスペシャルゲストが来てるよ!」とメンバーたちを紹介してくれたのです!他のダンサーたちは、クラスの中に4人の高齢者がいることに驚いていた様子でしたが、「イエーイ!」と拍手で、温かく迎え入れてくれました。
1時間ほどのダンスレッスンでしたが、すごい熱気と盛り上がり、ダンスの腕は本当にみんなバラバラでしたが、一人ひとり全員が主役になれる、それを全員が盛り上げるという一体感のあるレッスン。しっかりとついていくメンバーの姿を見てサポートスタッフも目頭が熱くなります。
興奮状態で帰りのバスの中でも涙があふれ止まらないメンバーが…。「感激で泣いたのは生まれて初めて。」と80歳!心に刻まれるレッスンでした。
【MISSION3 プロモーションビデオ撮影】
3月1日は、今回の遠征の3つ目のミッション、プロモーションビデオ撮影です。
オークランド市内のあちこちにある「グラフィティアート」の前で何度も何度も踊ります。3月はニュージーランドでは夏、暑い中汗だくになって踊るメンバー達、撮影クルーもサポートスタッフも、少しでも良いものを創ろうと必死です。プロジェクトメンバー全員が一つの目標に向かって一体となった充実した1日でした。(全員クタクタでしたが)
【広大なニュージーランドを堪能】
さて、今回の遠征のすべてのミッションをクリアしたメンバー達、最後は観光です。
2日は、映画「ロードオブザリング」のロケ地「ホビトンムービーセットツアー」に行きました。
オークランドからバスで2時間ほどの場所にある広大な土地に作られた映画のセットは今では「テーマパーク」として観光客が大勢押し寄せます。
メンバーも、ニュージーランドらしい広大な土地を、散策しながら楽しみました。
3日、いよいよ最終日。フライトは夜なので、昼過ぎにチェックアウトし、市内を少し観光した後、オークランド国際空港へ向かいます。空港内で最後のお土産を買い、帰国の飛行機に乗りました。3月4日夕方、無事帯広市内の自宅に戻って参りました。
帰国して、今回の遠征の感想を3人のダンサーに書いてもらったところ、なんと原稿用紙19枚分も書いたメンバーが!!
3人ともに共通していたのは、「夢が叶った!」という言葉。
いくつになっても夢が見られる。
いくつになっても新しいことにチャレンジできる。
いくつになっても夢を叶える事が出来る。
という事を、3人のメンバーが身を持って教えてくれました。
今後もこの「平均年齢84歳ヒップホップ世界大会出場プロジェクト」を通して、
社会、そして若い世代の人たちに向けてそれを伝えて行きたいというのが彼女達の願いです。
そうして少しずつでも新たな活力が生まれ、人が、地域が元気になっていくよう活動を続けて参りますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い致します。
【本プロジェクトの収支についてご報告申し上げます。】
皆さまからご支援頂いた資金は、ダンスメンバー4名の旅費に使わせていただきました。
詳細は、航空券代・国内移動費用に456,000円、宿泊費に270,000円、ニュージーランド国内移動費(バスチャーター代・フェリー代等)に196,000円、食事代の一部として88,000円を使用させて頂きました。
【リターンについて】
リターンについてはただいま準備中です。
4月中旬以降、順次発送させていただきます。
4月中には発送を完了させる予定です。
【今後の活動】
今回のニュージーランド遠征につきましては、ご支援くださった皆様のお陰で無事成功させることができましたが、エイムダさくらの夢はまだまだ終わりません。
プロジェクトの最終ゴールは世界大会出場です。
4月以降、エイムダさくらは新しい振り付けに挑戦し、来年の世界大会を目指して本格的な挑戦のステージが始まります。
支援者の皆様には、今後も、おばあちゃんたちの挑戦を見守っていただけると幸いです。
今後とも応援よろしくお願い申し上げます。