プロジェクト概要

9月にデンマークで開催されるホーセンス演劇祭にて「BAKU」の公演を行います!

 

はじめまして。KIOのさくらと申します!KIOは大阪を拠点に創作パフォーマンスを企画・製作・上演する団体です。1971年の創立以来、小中高校での公演活動、オリジナル作品の劇場公演など、あらゆる世代の方々が幅広く楽しめる生のパフォーマンスを創造し鑑賞する機会を提供してきました。子どもたちのおかれている状況や社会の状況を見据えながら、より良い方向へ世界が歩いていけるように、芸術の力を通じて貢献するよう活動を続けています。

 

近年は、海外での公演活動、国際的なアートフェスティバルの企画・運営など、国際交流にも積極的に取り組み、海外のカンパニーとも友好を深めてきました。そのうちのひとつ、デンマークのカンパニー、メリディアーノと今回の国際共同制作プロジェクトの話がうまれたのは2008年。そこから2つの国を行き来しながら進めてきましたが、いよいよ創作過程も最終段階に入りました。ワールドプレミアとなるのは、9月にデンマークで開催される「Horsens Theatre Festival」(ホーセンス演劇祭)光栄な事に、第30回を記念する今年、このデンマークと日本の国際共同制作作品はぴったりだと、招聘が決定しました。

 

しかし、現在出演者とスタッフ3名分の渡航費や、衣裳費等不足している状況です。みなさまご協力頂けないでしょうか?

 

(スコットランドのカンパニーCatherine Wheels Theatre Company "White"を招聘し、日本で上演した時の様子。)

 

 

『BAKU』のストーリーをご紹介します

 

パフォーマンスは一発の弾が空を切るところから始まります。そして、まるで夢をみているかのように時間と空間を超え、様々な武器とそれにまつわる人々の姿を描きます。それは、人類がうみだしてきた武器の痕跡。時に暴力的であり、悲劇的な場面で人々に寄り添うように現れるのが今作品のシンボルともいうべき “BAKU 獏” 。獏は、人々の悪夢を背負い、そして観客に問いかけます。「ここからはあなたの番よ」と。物語は未来に続く人々への橋のようなものであり、描こうとしているのは、武器の惨事と破壊、恐怖だけではなく、平和と創造への願いです。

 

(今回の『BAKU』に登場するキャラクターのひとつ。)

 

 

『獏』とは?

 

古くから日本で言い伝えられている「獏(ばく)」神話。身体は熊で、象の鼻、サイの目、牛の尾、虎の足をもつとされ、悪夢を食べて人間を守ってくれる伝説上の動物からこのパフォーマンスのアイデアは生まれました。また、獏は、鉄や銅を食料とするので、武器などに鉄が使われない平和な世にしか生きられない(現われない)瑞獣とされ、「縁起のよい霊獣」として寺社の木鼻などに数多く彫刻されています。

 

では、現代を生きる人々の “悪夢” とは一体なんなのでしょうか。この疑問から「武器と戦争、喪失」というテーマにたどり着きました。プロジェクトの発端となった2008年から今日まで、世界はめまぐるしく変化してきました。特に、テロリズムによる新たな脅威の台頭、終わりの見えない紛争、激しさを増す国家間の対立など、世界情勢は厳しさと凶暴さを一段と増しています。しかし、誰が勝者となったとしても、争いに関わったすべての人に傷跡は残ります。世界の大きな悪夢とは、いつも喪失に関わる事なのではないだろうか。私たちはそう考えたのです。

 

(『BAKU』リハーサル風景より。)

 

 

国籍・文化・年齢に関わりなく、全ての観客の感情に直接語りかけることに挑戦しております!

 

そしてまた、国籍や文化が違っていても、この惑星に住んでいる全ての人々は同じ様な感情を持っているのでは?と考えました。ただ、それぞれの文化は、感情表現方法や観客へのアプローチの仕方、物語の語り口が大きく違っているだけなのではないか。それならば、創作の過程において、それらの共通する感情を発見し、違いを超える普遍的な方法で表現し、国籍にも、文化にも、年齢にも関わりなく、全ての観客の感情に直接語りかけることに挑戦しよう。異なった文化的視点と、様々な言語の衝突と融合そして実験を繰り返し、刺激し合いながら新しいパフォーマンスの創出へと取り組んでいます。そして文化的背景の異なるパフォーマー達が舞台の上で共演する(コミュニケーションをとる)姿から、観客の方々にパフォーマンスの内容以上のものを伝えられるのではないかと考えています。

 

(オーストラリアの "The Adventures of Alvin Sputnik" を日本に招聘。公演後、子ども達との交流会の様子。)

 

 

私たちのパフォーマンスは、答えを与えたり、何かを教えるのではなく、何かに気付いたり、考えるきっかけになれば嬉しいと考えています。

 

観ている人の心と感情が解き放たれ、「武器と戦争、喪失」ひいては「生命」について考えてもらう「きっかけ」と「気づき」を作れる場所になると信じています。

 

幸いにも、創作途中のパフォーマンスにも関わらず、これまでの実績を鑑みて、今回フェスティバルへの招聘が決まりました!しかし、デンマークでは、国からの補助金が1/3にカットされ、経済的な苦難を強いられたり、日本では、子どもの数の減少による学校での公演の激減など各カンパニーをめぐる状況は厳しく、今年9月にデンマークに渡航し、十分なリハーサル期間を確保したうえでフェスティバルで上演するには、あらたな資金の工面が必要になります。日本とデンマーク、2つのカンパニーの友好からうまれたパフォーマンスを完成させ、世界にお披露目するために、どうか皆様のご支援をお願いいたします。

 

(メリディアーノの代表作 "Genesis" より。)

 

〜〜・〜〜・引換券について・〜〜・〜〜

・サンクスレター

 

・活動報告書

 

・デンマーク公演配布物にお名前を掲載します。

 

・「BAKU」のポスター

 

・デンマークのお土産

 

・「BAKU」デンマーク公演の記録フォトブックをお送りします。

 

・「BAKU」デンマーク公演の記録DVDをお送りします。

 

・デンマーク公演のチケット

 (ご都合合った場合、キャスト&スタッフとのディナーにご招待(デンマーク)します!)※渡航費、滞在費別(手配に関してはお手伝いいたします。)


・日本人キャストによる講演会もしくはワークショップの開催

有効期間:2015年8月1日〜2016年3月31日

開催範囲:日本国内(※交通費・宿泊費別途負担)

開催時間:約90分(要相談)

開催内容:

今回のプロジェクトの成り立ちや創作過程
演劇のテクニックを使用したワークショップ

例えば、芝居をするにあたり技術を学びたい場合は、声の出し方など、具体的な技術を学ぶ場にできます。
また、一般の方向けに簡単なシアターゲーム(コミュニケーションゲーム)を行いうことも可能です。声を出したり、身体を動かすことで参加者の緊張をほぐしたり、アイスブレイクにも活用できます。