プロジェクト終了のご報告
ご支援いただいた皆様へ
このたびは「指定難病『キャッスルマン病』の専門書を出版します」のプロジェクトに多くのご支援をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、本書は2月22日に無事に発刊することができました。
これをもって、本プロジェクトを終了とさせていただきます。今回の私どものチャレンジを支えていただいた皆様に本プロジェクトの終了をご報告できることは、まさに万感の思いでございます。
ご支援とともにお寄せいただいた数々の応援メッセージも、プロジェクトの完遂に向けて大きな励みになりました。本当にありがとうございました。
これからは、このプロジェクトの本丸の使命であるキャッスルマン病・TAFRO症候群のことを広く知っていただくために、1人でも多くの読者に本書を届けられるよう、宣伝と販売に努めてまいります。
プロジェクトを終えるにあたり、このプロジェクトの結果・資金使途などについて以下の通りご報告させていただきます。ご高覧ください。
【結果報告】
<制作経過>
・2月4日に全文の最終校了作業を終えました。
・2月22日に印刷見本が完成しました。
<完成品写真>

<発行部数と内訳>
・発行部数:600部。当初の計画より100冊増やしました。見本などの非販売分の総数が70冊以上となるためです。
・書店委託配本数:130冊。3月5日から全国の医学書取扱書店(大学生協含む)に展開いたします。(取次書店を経由して各書店に配本されます)
・非販売分(見本):71冊を関係先へ送付しました(支援者様へのリターン分、編者および執筆者への献本 、広告掲載企業への献本、取次書店用見本、国会図書館納本など)。今後も見本をメディアや関連団体に送付予定です。
・上記以外の約400冊を、Amazonや書店注文および直接注文への販売用と、関係方面へのPR見本用に充てていきます。販売が振るえば増刷いたします。
<PR・広告>
・Amazonサイトで2月15日に本書の情報をアップしました。
・学会誌にも広告を出します。広告代理店にも相談し、費用対効果や掲載料金を睨み合わせて、今のところ日本内科学会雑誌にて2回掲載予定です。掲載号は血液の特集号と内科学会総会のプログラム号の予定です。
・全国の医学書取扱書店(医学書総目録に記載の251店)と大学生協(33店)に新刊告知のFAXを入れました(2/22〜2/25)。
・新刊チラシPDF(注文書付き)を作りました。(弊社サイトからダウンロードできるようにいたします)
Amazon
Amazonのサイトに情報をアップしています。
本文の内容見本ページも表紙画像の下から見ることができます。20ページを抜粋しています。スマホで見やすくするため、見開きではなく1ページごとの画像にしています。
*3月1日の「血液・輸血内科学」のジャンルではランキングが第3位でした。
日本内科学会雑誌への書籍PR広告
日本内科学会雑誌に以下の書籍PR広告の掲載を依頼しています。
現在、内科学会で原稿内容の審査中。
【収支報告】
ご支援金額総額 2,084,000円
READYFOR手数料 275,088円
差し引き受け取り額 1,808,912円
<使途と金額>
・印刷製本費 1,102,860円
・広告宣伝費 325,600円(日本内科学会雑誌の関連特集号に書籍PR広告を2回掲載予定)
・残額の380,452円は、今後、増刷か改訂版の印刷費用に当てさせていただく予定です。
【リターンの発送状況】
・リターンは2月28日〜3月2日にかけて発送を完了いたしました。
・リターンのうち、お名前(とメッセージ)掲載をご希望いただいた皆様のお名前(とメッセージ)を、本書の250〜251ページに謝辞と共に掲載いたしました。併せて、この掲載ページを弊社webサイト内の本書の商品詳細ページにもリンク表示しています(目次欄の上。電子書籍の表示スタイルです)。
【今後の取り組み】
目標額達成の際にもお伝えしましたが、今後の取り組みを以下のように考えています。
・英語版要約集:
本書の各項目の要約をまとめた要約集の英語版を計画しています(PDF版のみ)。これをキャッスルマン病の国際組織であるCDCNを通じて全世界に紹介いただけるよう働きかけ、やがては本書の英語版をはじめ多言語での翻訳出版につなげていければと思っています。
・改訂版:
新たな治療法の開発など、新しい知見が集積されたタイミングで、改訂版を発行したいと考えています。
・次のプロジェクトは「短腸症候群」:
次に取り組む希少難病の本のプロジェクトを検討していきます。候補テーマの第一は「短腸症候群」です。1年以内を目標に発刊できるようプロジェクトを立ち上げたいと思います。
最後に
このプロジェクトは、ここからが本番と言えます。この本が読者に読まれなければ意味がありません。各方面へ機会を見つけて様々にPRしてまいりますので、皆様も折に触れて本書のことをご紹介いただければ、大変ありがたいです。
見本書やチラシが必要なときは、いつでも弊社までご相談ください。
希少難病の医療が抱える根源的な課題の解決を目標に掲げて、私たちのプロジェクトは始まりました。専門医とごく一部の医療関係者だけでなく、患者会とクラウドファンディング支援者様と関連企業も一緒にワンチームとなって取り組むこのスタイルは、これからの難病医療を良い方向に変えていくひな型の一つになると確信しています。その第一弾として私たちは「キャッスルマン病,TAFRO症候群」の本を世に送り出すことができました。小さいけれど大きな一歩です。この歩みを止めてはなりません。
ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
フジメディカル出版
代表取締役 宮定久男




















