インディペンデント映画から日本映画界に変革を!

インディペンデント映画から日本映画界に変革を!

支援総額

1,352,000

目標金額 1,300,000円

支援者
82人
募集終了日
2020年3月31日

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プロジェクト本文

 

集え!変革の旗の下に

ビジネスの力が映画業界を変える!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。福島亨と申します。これまで20年間、映像制作に携わってきました。

 

私が映像の世界に入ったのは、学生時代に観た1本の作品との出会いからです。それはスター・ウォーズ初期三部作の制作プロセスを追ったドキュメンタリーでした。


その作品で、監督をはじめとする映画制作に関わる人々の、作品に対するこだわりや熱意、また映画自体の奥深さに触れ、私は感銘を受けました。

 

その時から、映像は私にとって一生をかけて取り組みたい価値のあるものとなりました。

 

 

大学卒業後、映像制作の仕事に長年携わるうちに、“映像の力で世の中のために役立ちたい”という想いが日増しに強くなっていきました。


ですが、その想いを胸に抱き続けながらも、実際にどのように行動したら良いのか、その方法がわからないまま過ごしていました。


2018年に入学したグロービス経営大学院でビジネスについて学びながら、自分の志と向き合いつづける中、映画業界にいる昔の同僚や友人と話をしたことで、今の映画業界への課題意識をもつにいたりました。


そして、かつて私が映像の世界に入るきっかけになった映画の中でも、特に日本のインディペンデント映画のもつ課題をビジネスの力を使って解決できるのではないかと考えました。

 

 

その解決の第一歩として、2019年、私は覚悟をもって映画配信サービスを事業化するためにシネマディスカバリーズ株式会社を設立しました。

 

シネマディスカバリーズ株式会社のミッションは、

“その人にしかできない表現で映画を生み出している人を支えていく”こと。

そして
“制作者が継続的に映画制作を行える環境、制作者が正当な対価を受け取れる仕組みの実現”を目指しています。

 

 

作りたくても作れない、作っても観てもらえない

インディペンデント映画業界の課題とは?

 

インディペンデント映画は自主制作映画、インディーズ映画などとも呼ばれ、メジャー映画が"売れること"を重視して作るの対して、監督が撮りたいものを作るのが特徴です。そのため作家性の高い、多様性のある作品や、ストーリー・映像・演技など際立った特徴を持つ作品が多く、単に娯楽としてだけではなく、芸術・教養としても価値があります。


定額配信サービスのNetflixは、ハリウッド映画とは一線を画し、スポンサーの影響を受けず自社の資本で制作者本位のオリジナル作品を提供し、世界中を席巻しています。

 

マーケティング主導で、分かりやすい原作ものが興行収入の大半をしめる今の日本映画界において、インディペンデント映画は、日本映画の将来、新しい時代を担う貴重な存在とも言えます。

 

そんなインディペンデント映画ですが、現在の日本のインディペンデント映画業界には、大きく3つの課題があると考えています。

 

1. 視聴機会:小規模作品は劇場公開できても、時間や地域も限られるため鑑賞できない人が多数いる。

2. 資金調達:制作資金は監督やプロデューサーなどが個々の活動で集めている場合がほとんどで、方法論が確立されていない。

3. 資金回収:資金不足・ノウハウ不足などによって宣伝に力を入れられないため、集客につながらず、興行での収益化が困難。

 

2019年に公開された邦画は689本、国内映画市場は過去最高となる2,611億円に達しました(日本映画製作者連盟発表の2019年 (令和元年) 全国映画概況より)。ですが、その概況を分析すると、邦画本数全体の15%程度を占める大手映画会社製作の作品に、興行収入の8割以上が偏っています。

 

一方で、小規模で作家性の高い「インディペンデント映画」は、上映機会が限られ、発信力の弱さもあって、たとえ「傑作」であっても、広く認知されることなく、埋もれてしまいます。それゆえに、作り手にとっても資金回収が難しく、大多数の映画ファンにその存在を知られることもないまま、映画文化のすそ野が狭まっていく悪循環に陥りがちでした。

 

さらにインディペンデント映画を取り巻く環境は年々厳しくなっており、ミニシアターは地方で閉館が相次ぎ、現在でも運営しているのは東京、大阪周辺など限られた地域です。また公開本数に比例して興行収入が増えているわけではなく、インディペンデント映画1本あたりの興行収入は年々減少していると考えられます。

 

 

表現者にスポットライトを当てることで

多様性に富んだ世界を伝えていく


このような環境の中で、存在を知られていない才能がたくさんあります。彼らは映画を作りたいけど作れない、作っても観てもらえない状況にあります。

 

身の回りで映画を作り続けている友人が、映画資金のために副業をしながら制作を続けている姿や、将来の生活に不安を感じている様子も見てきました。

 

私は型にはまらない生き方に突き進み、自分らしい表現をできる彼らを尊敬しています。

 

そしてありとあらゆる表現者が支えられる世界は、きっと多様性に富んで、よりクリエイティブでエキサイティングに違いありません。


彼らに作品を作り続けてほしい。そして、制作した作品を1人でも多くの観客に見てもらいたい。そのために私自身が支えとなりたい。CINEMA DISCOVERIES(シネマディスカバリーズ)はそんな想いから生まれました。

 

インディペンデント映画の最大の魅力は、多様な価値観をもつ作品であること、アイデアに満ちたオリジナル作品であること。


視聴者のみなさんに作品を紹介するだけでなく、制作者にスポットライトを当て、その生き方や価値観、人柄や活動内容まで丁寧に伝えることで、ファンになってもらい、その映画制作を支援していくサービスを作る。


その結果、多様性のあるオリジナル作品を継続的に見続けることができるようになると信じています。

 

私は近い将来、世界を席巻しているNetflixのように、邦画のオリジナル作品が継続的に生まれ続ける環境を作り出して、日本の映画界を裾野から盛り上げていきたいと考えます。

 

さあ、ダイアモンドの原石みたいな作家とその映画たちを私たちと一緒に発掘していきましょう!

 

 

 

インディペンデント映画との出会いが人生を豊かにする

CINEMA DISCOVERIES(シネマディスカバリーズ)

 

「CINEMA DISCOVERIES(シネマディスカバリーズ)」は、作品をしっかりと評価できるプロのライターの先導でたくさんの良作を厳選し、広く紹介していく事業です。

例えるなら“発見の旅”。大航海時代、ディスカバリー号と名付けられた探検船が大海原で未知の島々を発見していったように、私たちは映画を見つけ出していきます。そして、サービス利用者にも良作として厳選した映画を見ることで、まるで大発見をしたかのように感動してもらえるサービスを目指します。

 

■サイトサンプル

①トップページから監督紹介、月ごとの特集、作品一覧、ライター紹介の各ページへ進むことができます。
②トップページにある新着映画のサムネイルをクリックして作品紹介ページへ進みます。サムネイルには作品名、監督名、作品の特徴を表現したキャッチコピー、作品時間などの情報が記載されています。
③視聴する前、作品情報や予告編に加えて、視聴の手助けとなる300字程度のガイド文章や監督紹介ページへのリンクが用意されています。

④視聴した後には、スペシャルコンテンツへ進むと結末まで含めた詳しい解説のほか、監督インタビュー、リコメンド動画など映画に関連する情報やコンテンツを楽しむことができます。

 

サービスの最大の特徴はキュレーション

インディペンデント映画の楽しみ方を提案していく

 

「CINEMA DISCOVERIES(シネマディスカバリーズ)」の最大の特徴はキュレーションです。

 

インディーズ映画の情報には偏りがあったり、そもそも情報が見つけづらかったりすることが多々あります。それらを解消するためには、信頼できる情報やしっかりとした紹介が必要です。

 

シネマディスカバリーズでは、複数のプロのライターが、インディペンデント映画の楽しみ方を知らない人からマニアな人まで楽しめるような作品の新しい見方を提案してくれます。

 

シネマディスカバリーズが発信していく映画の多くは、新旧を問わず、自分らしい表現をしている人たちによる、その人たちにしか作れない作品です。いままで知らなかった世界を垣間見ることができ、さらには人生観まで変えてしまうような映画との出会いを提供します。

 

制作者にとっても、他社の配信サービスにはないメリットがシネマディスカバリーズにはあります。

 

監督が作品への想いを伝え、作品を観てもらう場であることはもちろんのこと、プロによる解説で作品をしっかりと評価してもらえる場となります。さらに他作品からのオススメ関連作品として知ってもらうことでファンとの出会いの場になり、今後作りたい映画の制作・上映を実現すべく応援します。

 

【CINEMA DISCOVERIES(シネマディスカバリーズ)概要】

リリース予定:2020年4月下旬オープン

利用料金:月1,000円(予定)

配信予定作品:

今泉力哉監督作品『こっぴどい猫』
甲斐博和監督作品『イノセント15』
崔洋一監督作品   『月はどっちに出ている』
堤真矢監督作品   『パラレルワールド・シアター』
原一男監督作品   『ニッポン国VS泉南石綿村』
松本花奈監督作品『脱脱脱脱17』ほか

 

 

 

ここから日本の映画業界を変えていく

 

シネマディスカバリーズが目指すものは、これから始める配信事業を通じて、インディペンデント映画とその作り手の魅力を1人でも多くの人に知ってもらい、ファンになってもらうことです。

 

その次にオリジナルで勝負できる多様性にあふれた作品をたくさん生み出すこと。

 

具体的には、配信サービスによる収益や、サービスを応援いただくユーザーの方々によるクラウドファンディングを原資にして、支援する作家による作品の製作・配信・配給をめざしていきます。

 

最終目標は、大手の映画会社だけが日本映画の興行収入の大半を占める既存の仕組みを改善していくことです。ビジネスの力をメジャー映画だけでなくインディペンデント映画にも応用してエコシステムを作りたいと考えています。

たくさんの人がインディペンデント映画を観てくれることによって、映画業界が盛り上がり、監督が副業をしたり借金をしたりしなくても映画をつくることができる。制作者が資金回収の途中でも、次の映画制作にとりかかれる。そして映画との出会いを通じて人生が豊かになる。そうした世界を早期に築いていきたいと考えています。

 

私たちと一緒に、日本の映画業界を変えていきましょう!

皆様のご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ 

ーシネマディスカバリーズに寄せる期待ー

 

インディペンデントと商業では、単純にかかっているお金が違うので仕上げのクオリティや役者さんの有名度が違うということもあると思うが、そういうことを取っ払って、先入観なく純粋に作品を楽しむという視線で映画を観る人が増えるといいなと願っています。

甲斐 博和 監督(『イノセント15』)

 


 
劇場での映画鑑賞が素晴らしいのはいうまでもないですが、なかなか都内やいくつかの都市以外では観る機会も限られ、公開も短いインディペンデント映画を多くの人に届ける上で、こうした配信サービスがひとつの新しい形、独自のコミュニティになってくれたら面白いなと思います。
作り手にとっても、新しい表現、興行、収益の形を模索できる場として、育っていってくれることを期待します。楽しみにしています!

堤 真矢 監督(『パラレルワールド・シアター』)


 

「作りたくても作れない、作っても観てもらえない」という課題は私も以前から感じていました。このサービスで観るべき人に観られる映画が多く増えると良いなと願っております。

松本 花奈 監督(『脱脱脱脱17』)

 


 

資金使途

 

皆様からのご支援は、ウェブサイト制作費(100万円)、PR費用(30万円)として大切に活用させていただきます。

 

 

ーリターンに関するご注意事項ー

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

1976年、神奈川県生まれ。 1995年、早稲田大学政治経済学部に入学。在学中は自主映画を制作。卒業後はアクティブ・シネ・クラブ、ニッテン・アルティに勤務し、主にCM業界の仕事に従事する。 2004年、フリーランスのディレクター、プロデューサーとして独立。企業のPR映像、テレビ番組、短編映画、ウェブサイトなどを演出し、2013年、映像制作会社 株式会社ストライプアンプを設立。 その後、2018年、グロービス経営大学院に入学したのをきっかけにビジネスの力で映画業界の課題を解決するべく映画配信サービスの事業化を決意。 2019年、シネマディスカバリーズ株式会社を設立。 志は、”映像で世の中のために役立つこと”

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リターン

3,000


日本のインディペンデント映画界を応援!

日本のインディペンデント映画界を応援!

・CINEMA DISCOVERIES 1ヶ月間視聴料無料

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


日本映画界に変革を!|CINEMA DISCOVERIES 応援コース

日本映画界に変革を!|CINEMA DISCOVERIES 応援コース

・CINEMA DISCOVERIES 6ヶ月間視聴料無料
・ご支援者様としてWEBサイトにお名前掲載(ご希望の方のみ)


支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

30,000


日本映画界に変革を!|CINEMA DISCOVERIES 応援コース

日本映画界に変革を!|CINEMA DISCOVERIES 応援コース

・CINEMA DISCOVERIES 1年間視聴料無料
・ご支援者様としてWEBサイトにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・監督トークショーイベント(5月開催予定)へご招待
※日時、場所、出演者等の詳細は決定次第お知らせいたします

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

50,000


日本映画界をともに変えていく|CINEMA DISCOVERIES サポーターコース

日本映画界をともに変えていく|CINEMA DISCOVERIES サポーターコース

・CINEMA DISCOVERIES 2年間視聴料無料
・サポーターとしてWEBサイトにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・監督トークショーイベント(5月開催予定)へご招待
※日時、場所、出演者等の詳細は決定次第お知らせいたします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

100,000


日本映画界をともに変えていく|CINEMA DISCOVERIES スペシャルサポーターコース

日本映画界をともに変えていく|CINEMA DISCOVERIES スペシャルサポーターコース

・CINEMA DISCOVERIES永年視聴料無料
・スペシャルサポーターとしてWEBサイトにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・監督トークショーイベント(5月開催予定)へご招待
※日時、場所、出演者等の詳細は決定次第お知らせいたします

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

プロフィール

1976年、神奈川県生まれ。 1995年、早稲田大学政治経済学部に入学。在学中は自主映画を制作。卒業後はアクティブ・シネ・クラブ、ニッテン・アルティに勤務し、主にCM業界の仕事に従事する。 2004年、フリーランスのディレクター、プロデューサーとして独立。企業のPR映像、テレビ番組、短編映画、ウェブサイトなどを演出し、2013年、映像制作会社 株式会社ストライプアンプを設立。 その後、2018年、グロービス経営大学院に入学したのをきっかけにビジネスの力で映画業界の課題を解決するべく映画配信サービスの事業化を決意。 2019年、シネマディスカバリーズ株式会社を設立。 志は、”映像で世の中のために役立つこと”

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