「夢の図書館」の準備状況をご報告します。

「夢の図書館」は、準備段階を過ごした八王子市高尾から、自然災害に強い要塞系ビルがある青梅市東青梅に移転しました。

 

皆様のご支援により用意できました特製本棚の設置工事が完了しました。ご報告のために本棚の設置工事の模様を撮影記録しましたが、大量の引っ越し荷物にカメラやWEB制作ツールが埋もれてしまいましたので、引越し荷物の山からカメラ等を発掘してから詳細をご報告いたします。

 

この特製本棚に表示する支援者様の「スポンサープレート」には、お名前(ハンドルネーム等)だけでなく、お好きなメッセージも表記できます。「スポンサープレート」に表示する内容は改めてご希望をお聞きいたします。

 

 

「夢の図書館」読書室 「マイコン博物館」右側と「模型とラジオの博物館」左側(2017年8月)
「夢の図書館」読書室 「マイコン博物館」右側と「模型とラジオの博物館」左側(2017年8月)

 

上の写真は、内装工事完了直後に入口から読書室内を見た写真です。右側が「マイコン博物館」の展示棚です。幅7mで4段(合計28m)ある展示棚です。この棚に算盤・計算尺・手動計算機から1985年頃までの歴史的マイコンを展示します。

 

左の棚は「模型とラジオの博物館」の展示棚です。手作り模型からUコン、ラジコン、1960年代から1970年代のアマチュア無線機器を展示します。

 

ここは、模型工作、ラジオ製作、マイコン自作などの技術雑誌を読みながら「マイコン博物館」と「模型とラジオの博物館」などをマルチに楽しんでいただける場所です。

 

左の棚の後ろにある白い壁のように見えるのが天井までの高さがある特製本棚です。皆様のご支援により導入できた特別仕様の本棚です。

 

収納している貴重本に埃が付いたり、日焼けしないように配慮した扉付きの特製本棚です。扉にはロックがあるので地震の揺れで本が飛び出すことはありません。また、地震などで大型の本棚が倒れることがないように床と天井の柱にガッチリと固定されています。このビル本体も通常のビルより4倍ぐらい太い柱を持つ要塞系のビルです。

 

この読書室の本棚は背中合わせで列状に設置され、上から見るとL字型に本棚の列が配置されています。

 

読書室の特製本棚は開架書庫になっています。利用者が自由に雑誌を取り出して読むことができます。

 

「夢の図書館」が所蔵する貴重本と蔵書の大部分は同じビル内の閉架書庫に格納しています。閉架書庫がある保管室には、ご支援いただいた方、貴重な技術雑誌やビンテージマイコンの寄贈をいただいた方のみ入室して自由に利用いただけます。一般利用者はスタッフがご希望の本の出し入れを行います。

 

 

「夢の図書館」のソファー席 ACコンセント付き(2017年8月)
「夢の図書館」のソファー席  背もたれにACコンセント付き(2017年8月)

 

読書室の窓側には、読書用カフェテーブルが4セット有ります。読書室の一番奥にはソファー席をご用意しました。リラックスして過ごしていただけます。ソファーの背もたれにはACコンセントがあり自由にご利用いただけます。ソファー席のテーブルはペダルを踏むことで高さを簡単に調整できます。低めにしたり、PC操作に適した高さなどに調整できます。

 

移転先の内装工事が完了しましたので、2017年8月に八王子事務所から青梅市東青梅の要塞系ビル「賀根井ビル」へ大量の蔵書とビンテージマイコン等を運び込みました。

 

八王子事務所より青梅市の賀根井ビルの方が床面積は広かったのですが・・・・・

引越し直後の読書室入り口付近(2017年8月)
引越し直後の読書室入り口付近(2017年8月)

 

引っ越し業者が読書室の一番奥から引っ越し荷物を積み上げて並べていくと・・・・何と、入口までいっぱいになりました。溢れることはなかったのですが、人が入る余裕が無くなってしまいました。人が室内に入れないので片付け作業もできません。

 

新しく用意した本棚や展示棚に、引っ越しした蔵書やマイコン等を収納しないと人が入るスペースが確保できません。しかし、人が入れないので片付け作業ができません。

 

しばらくこう着状態でしたが、発掘作業のように少しずつ片付けを行いました。

 

「夢の図書館」読書室入り口付近(2017年12月)
「夢の図書館」読書室入り口付近(2017年12月)

 

地元ボランティアの協力もいただき片付け作業を続けたため、部屋の奥まで人が入れる「けもの道」をやっと確保できました。

右の展示棚が「マイコン博物館」の展示棚です。

左の展示棚が「模型とラジオの博物館」の展示棚です。

 

「メイカースペース」予定地 読書室 開架書庫の内側スペース(2018年2月)

 

上から見るとL字型に配置されている開架書庫の内側スペースです。ここには、「メイカースペース」(工作机)を用意する予定です。

原状では片付けを待つ技術書籍が山積です。技術雑誌だけでなく、マイコン関係の技術書籍も所蔵しています。

写真右上に見えるのが背中合わせで設置された特製本棚の内側です。

 

「夢の図書館」読書室(2018年4月)
「夢の図書館」読書室(2018年4月)

 

なんとか人が入れるようになったので、荷物がまだ全部片付いていませんが2018年4月~5月にテスト的に図書館を運営しました。

 

一番奥にあるカラフルなイスはブックカフェ用のテーブルとイスのセットです。

よくある飲食店のイスより柔らかくて座り易いです。疲れにくいで長時間の滞在に適しています。

 

右側の「マイコン博物館」の展示棚手前に手動式計算機などが展示してあります。

 

博物館と言うより、なんとなく「ジャンク屋さん」感が漂っています。

 

「夢の図書館」読書室(2018年5月)
「夢の図書館」読書室(2018年5月)

 

2018年5月に入り、大量の技術雑誌とビンテージマイコンの寄贈をいただきました。大変ありがたいです。

 

片付け処理能力を上回る量の寄贈でしたので、再び雑誌とマイコンの山が復活しています。

手前のCRTモニター付き機材は、伝説の弩級8bitマイコン IF-800(沖電気工業製)の後ろ半分です。前半分のマイコン本体も有ります。

 

寄贈の申し出が有った場合は、受け入れ体制の如何に関わらずお受けしています。大変ありがたい話ですし、寄贈者側には保管場所を空けたいなどの都合がある場合が多いようです。

 

想定外の大量の寄贈が続きましたので、片付け作業の長期化により正式オープンの予定を2018年8月に変更させていただきます。

 

DIYで作る私設図書館のレベルを超えつつありますが、地元ボランティアのご協力をいただき蔵書の整理を進めておりますのでお待ち願います。

 

 

蔵書整理作業の中心になる雑誌のソート作業を紹介します。

 

蔵書の技術雑誌を本棚へ並べるには、利用者が探している雑誌を見つけ易いように、発行年月日順に雑誌を並べ直す「ソート作業」を行って、発行年月日順に本棚に並べています。

 

1年分12冊のソート作業なら簡単ですが、50年分(600冊)や80年分(960冊)となると並べ直すソート作業も大変です。

 

「夢の図書館」では、横の列に10年分づつ並べて、これを繰り返す原始的で単純な方法でソート作業を行っています。

 

「夢の図書館」雑誌「丸」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)
「夢の図書館」雑誌「丸」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)

 

写真は、軍事技術雑誌「丸」を発行年月日順にソートしているところです。

 

1列が10年分で、横向きに7列ありますので約70年分(約840冊)の蔵書量です。一つの山が1年分ですので、月刊誌なら一山が12冊です。

 

発行年毎に1年分区分けしてから、上から1月号から12月号までを順番に積み重ねて1年分をソートします。

 

「夢の図書館」雑誌「丸」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)
「夢の図書館」雑誌「丸」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)

 

発行年月日順のソートが終了しました。一つの山が1年分です。

このように一つの雑誌のバックナンバーを数十年分並べると、その雑誌の扱うテーマや編集の切り口の変遷が良く分かります。

 

この後は発行年月日順で本棚に格納します。

 

「夢の図書館」雑誌「航空技術」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)
「夢の図書館」雑誌「航空技術」を発行年月日順にソート作業中(2018年5月)

 

プロ向け航空宇宙分野の技術雑誌「航空技術」を発行年月日順にソートしている作業写真です。

1列が10年分で、10山あります。それが横向きに6列ありますので60年分(約720冊)の蔵書量です。一つの山が1年分ですので、月刊誌なら一山が12冊です。上から1月号から12月号まで積み重ねてソートします。

 

「航空技術」は、飛行機マニア向けの航空雑誌と異なり、航空整備士や航空機・宇宙機の設計・製造者向けの雑誌なので記事の技術レベルはとても高いです。読み応えがある技術雑誌です。

 

60年分の「航空技術」を読むと、戦後の日本の航空技術の推移をリアルに知ることができます。

 

このように発行年月日順にソートした雑誌は、ご支援で導入した特製本棚へ格納します。

 

 

「夢の図書館」の閉架書庫室

 

貴重本と「夢の図書館」の蔵書の大部分は、ここまでご紹介した読書室の開架書庫とは別の閉架書庫室に収納しています。

 

「夢の図書館」の閉架書庫室の写真を初めて公開します。

 

「夢の図書館」閉架書庫室(2017年8月)
「夢の図書館」閉架書庫室(2017年8月)

 

遥か彼方まで本棚が並んでいます。本物の図書館の写真ではありません。「夢の図書館」の閉架書庫室にある本棚群です。

 

閉架書庫室には、この背中合わせの本棚の列が4列と背中合わせでない独立本棚の列が1列あります。

準備作業が長期化しておりますが、DIYによる私設図書館のレベルを超えつつあります。

 

開架書庫と同じく、貴重本に埃が付いたり、日焼けしないように配慮した扉付きの特注仕様の本棚です。地震などで倒れることがないように床と天井の柱にガッチリと固定されています。

このビル本体も通常のビルより4倍ぐらい太い柱を持つ要塞系のビルです。

 

「夢の図書館」閉架書庫室(2017年8月)
「夢の図書館」閉架書庫室(2017年8月)

 

閉架書庫室の中央通路です。左右に本棚の列があります。背中合わせの本棚の列が4列と背中合わせでない独立本棚の列(手前左側)が1列あります。

 

この閉架書庫室には、貴重本と大部分の蔵書が収納されます。

一般利用者は閉架書庫室に入ることはできません。スタッフが本をお探しします。

クラウドファンディングを通じてご支援いただいた支援者様と、技術雑誌の寄贈、ビンテージマイコンの寄贈をいただいた方は、この閉架書庫に入室してご自身で読みたい本を選んでいただくことができます。

 

この大容量の閉架書庫室も現在は本棚への格納を待つ雑誌で溢れております。本棚への格納や片付けにはもうしばらく時間がかかりそうです。

 

 

今回の「夢の図書館」のプロジェクトには、支援者様からのご支援と、多くの方から技術雑誌とビンテージマイコンの寄贈をいただいきました。本当に感謝しております。

 

ご支援のおかげで、ご紹介したように私設図書館のレベルを超えるような図書館が出来つつありますが、完成までに時間がかかっておりますことをお詫びいたします。

 

現状では、2018年8月中には正式オープンしてご利用いただけるよう準備を進めますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

 

 皆様のご支援により想像以上の「夢の図書館」が出来つつあります。

 

 ご支援をいただき本当にありがとうございました。

 

 心より感謝いたします。

 

                「夢の図書館」プロジェクト 吉崎 武

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