「夢の図書館」正式オープンに向けて青梅市へ移転しました。

「夢の図書館」プロジェクトへのご支援をいただき本当にありがとうございました。

 

 しばくの間「夢の図書館」プロジェクトの進行状況のご連絡が途絶えておりましたことをお詫びいたします。

 この期間に「夢の図書館」プロジェクトが色々な意味で進行しましたので以下にご報告いたします。

 

 「夢の図書館」は、東京都八王子市高尾の高台にある元書店の建物でオープンする計画でした。

 この元書店の建物オーナーにも賛同いただきプロジェクトを進めてきたのですが、建物オーナーの建物管理方針の変更により、この元書店の建物に図書館の内装工事ができなくなりました。

 

「夢の図書館」プロジェクトを進めるために私設図書館を実現できる新しい建物を探すことになりました。

 

 新天地を求めて

 

 プロジェクト成立後は「夢の図書館」の知名度が高まったこともあり、貴重な技術雑誌の寄贈も増えて、原状で1万数千冊の蔵書冊数になりました。

 

 今後も蔵書が増加することが予想されますので、数万冊を収納するスペースと10トン以上の耐荷重を備えた建物が必要になりました。

 

 一般的な事務所ビルの床の耐荷重は1平方メートルあたり300Kg程度であり、大型本棚を並べると簡単に床が抜けてしまいます。

 小規模な私設図書館でも1平方メートルあたり1トン程度の荷重に耐える「要塞」のような事務所ビルが必要です。

 

 場所的には、貴重な蔵書を巨大地震などの天変地異から守る必要があるので、軟弱地盤の都心ではなく強固な岩盤がある東京西部地域に絞りました。

 

 また、現実的になった東海地震、東南海地震による強い揺れや、それに連動した富士山噴火による火山灰の影響が少ない場所で、都心からのアクセスもある程度良い場所ということで青梅線の青梅駅付近で物件を探しました。

 

 以前の所在地である八王子市高尾へのアクセスを考慮して、ご支援いただいたり、利用申し込みいただいた方にも同じ西東京地区である青梅市であればアクセス可能と考えました。

 

 遂に見つけた「要塞系ビル」

 

 青梅市付近には賃貸事務所がたくさん存在したのですが、どれも通常の事務所ビルで大型本棚が並ぶ荷重には耐えられない物件ばかりでした。

 

 とても多くの賃貸事務所を調べましたが、どれも普通の強度を持った事務所ビルばかりで、頑丈なビルというのそもそも存在しないのではいかと思い始めました。

 

 そんな中、東青梅駅から徒歩3分の場所にある外観は小さく見えるのですがビル内部が広い変わった事務所ビルが目に止まりました。

 

 この事務所ビルは賃貸事務所ビルとしてではなく、元々自社ビルとして建てられたビルでした。

 そのため、十分な建設予算で建てられたので、柱や床がとても頑丈に作られていました。現在は普通の賃貸事務所といてテナントを募集していました。

 

 そのビルの内部を拝見したところ外観のイメージより内部が広く使いや易すそうでした。そのビルの施工図面を知人の建築士に調べていただいたところ16トンまでの重量に耐えるという意見をいただきました。

 

2017年3月に正に運命の出会いができました。

 

 新拠点での内装工事から引っ越しまで

 

 通常の賃貸事務所ですと大量の本棚を持ち込むのは賃貸契約で禁止されています。そこで、この建物オーナーに私設図書館を作りたいと言う構想を説明したところ賛同をいただくことができました。

 

 2017年5月に早速この事務所を契約して、2017年6月から「夢の図書館」実現に向けた事務所の内装工事を行い、2017年7月からご支援いただいた大型本棚の搬入と設置などを進めました。

 

 これらのビックイベントを支援者様に伝えるために写真もたくさん撮影したのですが、1万数千冊の蔵書と、数十台のビンテージマイコンなどの膨大な引っ越し荷物を2017年8月に新事務所に運び込んだところ、満杯になってしまい、更に、デジカメやコンテンツ制作用PCも大量の荷物に埋もれてしまいました。

 

 蔵書の整備とコンテンツ制作機材の発掘作業をここ数か月間進めていますが、まだ発掘の目途が立ちません。

 

 支援者様へのご報告をこれ以上遅らす訳には行かないので、引っ越し前に撮影した内装工事の模様などの数点の写真だけが手元にありますので、限定的ですが以下にご報告いたします。

 

 新拠点はJR青梅線 東青梅駅から徒歩3分

 

「夢の図書館」新拠点 青梅市東青梅
正面の3階建てのビルが青梅線 東青梅駅から徒歩3分の場所にある「夢の図書館」新拠点 読書室は2階に在る

 

「夢の図書館」新拠点は青梅線 東青梅駅から徒歩3分の場所になりました。

 

 以前の八王子市高尾ですと、中央線高尾駅から、更にバスで15分掛かりましたのでアクセスは以前より良くなったと思います。

 

新拠点所在地:〒198-0042 東京都青梅市東青梅2-16-5 賀根井ビル203

 

 以前は近所に無かったコンビニやファミリーレストランも近くにたくさんありますので、図書館で過ごしていただくのが便利になりました。

 

 要塞系ビルのエントランス

 

「夢の図書館」新拠点入口
「夢の図書館」新拠点 入口

 

新拠点の入口です。門構えがガッシリしています。

ビルの名前は「賀根井ビル」(カネイビル)と言う名称です。

 

写真奥の扉がビルのエントランスです。

エントランスの先にある階段を登った2階に「夢の図書館」があります。

申し訳ありませんが「エレベーター」はありません。

 

 来館者用の無料室内駐車場があります

 

「夢の図書館」 来館者用 無料室内駐車場
「夢の図書館」 来館者用 無料室内駐車場

 

ビルの1階が室内駐車場になっています。

この室内駐車場は来館者のみなさんが無料で利用できます。

乗用車なら3台程度駐車できます。

室内駐車場なので車高が230㎝までの自動車が対象です。

 

 

「夢の図書館」 要塞系ビルの証明は太い柱
右が「夢の図書館」が入居しているビル

 

この新拠点になるビルを見つけるまでにたくさんの賃貸事務所を見ましたが写真左のような柱を持ったビルでした。

 

左のビルと右のビルは高さや奥行などの建物の大きさはほぼ同じです。

 

この左のビルも耐震基準などの建築条件を満たしていますが、右側の「夢の図書館」の新拠点ビルの柱は4倍ぐらい太いです。

 

 外観は小さく見えるが広い室内

 

「夢の図書館」 読書フロアー

 

2017年3月の内見の時に撮影した読書室の室内写真です。

 

ビルの外観イメージより広い事務室があります。

 

 本棚と展示棚を設置

 

「夢の図書館」 本棚と展示棚

 

2017年8月に撮影した特製大型本棚と展示棚を設置した写真です。

 

奥にある白い壁に見えるのが高さが天井まである特製大型本棚です。

 

本が日焼けしないように扉が付いています。

 

更に、扉には本が地震の揺れで飛び出さないように鍵が付いています。

 

強い地震でも本棚が倒れないように本棚が床と天井の梁をガッチリと掴むように施工されています。

 

この写真の本棚以外に多数の特製大型本棚が並ぶが蔵書保管室があります。この別室はご支援いただいた方だけが利用できるスペースです。

 

右側の展示棚は、操作できるマイコンを並べる「マイコン体験コーナー」です。

 

左側の展示棚は、模型とラジオ(無線機)を展示する棚です。

 

 マイコン博物館の始動

 

「夢の図書館」 マイコン博物館も始動

 

右側の展示棚は「マイコン博物館」の展示棚です。

 

幅7mで4段(合計28m)の展示棚を用意しています。

 

右側から左側へ登場年代順にマイコンを並べます。

年代順に見るとマイコンのアーキテクチャーの進歩や、設計戦略や企業戦略などが良く分かります。

 

歴史を創った有名マイコンだけを並べる予定ですが、実は・・・仮置きした時点でこの巨大な棚が満杯になりました。

 

一番奥の窓側にあるテーブルゲームは、1978年に日本を侵略した「スペース・インベーダーズ」の実物です。今でも遊べます。(100円玉はいりません)

 

本物は音が凄いです。迫力ある本物のゲームサウンドを聴くと1978年にタイムスリップします。

 

奥の窓側にはカフェ風の読書テーブルとソファー席が並びます。

 

ゆったりと読書を楽しんでいただくことができます。

 

 アメリカンダイナー風

 

「夢の図書館」 アメリカンダイナー風

 

奥の窓側から入口方向を見た写真です。

 

床のデザインは「アメリカンダイナー」風にしてみました。

 

左側の棚がマイコン博物館の展示棚です。

 

上下の棚の高さを調整するために一部のマイコンを仮置きしています。

 

入口の展示棚には、1920年代の手動計算機が並びます。

 

手動計算機から年代順に時代を作ったビンテージ計算機がズラリと並びます。

 

年代順に並んだ実物を眺めることが出来るので、一気に100年分の進歩を体験できる貴重な場所になると思います。

 

「生まれて初めて触ったコンピュータはスマートフォンだった・・・」と言うデジタルネイティブ世代の方がコンピュータの歴史を体験するのに適しています。

 

 2018年1月の現状は荷物で満杯・・・

 

 ご紹介した写真は大量の引っ越し荷物を運び込む前の写真なので床が見えていますが、2018年1月の現状は、床がほとんど見えないくらい荷物が山積です。

 

 現在、片付けボランティアの応援もいただいて全力で蔵書整備を進めています。

 

 近日中に進捗状況をご説明いたしますので恐縮ですがお待ち願います。

 

 皆様のご支援により想像以上の「夢の図書館」が出来つつあります。

 ご支援をいただき本当にありがとうございました。

 心より感謝いたします。

 

             「夢の図書館」プロジェクト 吉崎 武

 

 

 

 

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